暗号通貨
リップルの取引所は国内にいくつある?手に入れて売る方法とは
仮想通貨リップル(XRP)を買ってみたいと思っても、まず、どのような手順を踏めばよいのかわからないという人も多いことでしょう。ここでは、仮想通貨初心者でもわかりやすい用語を使って、リップルの買い方・売り方と取引所の選び方をご紹介。リップルの特徴やほかの通貨との違いについても解説します。
もくじ
・リップルを取り扱っている国内の取引所とは
・リップルのメリット&デメリット
・ビットコイン、イーサリアムとの大きな違いは?
・簡単に言うと、リップルって今後どうなの?
リップルを取り扱っている国内の取引所とは
リップルを買って売るには、仮想通貨取引所への登録が必要です。2018年9月時点で金融庁・財務局長の認可を受けている仮想通貨取引業者16社のうち、リップルの扱いがあるところは7社。業者名と取引所名の対応は以下のようになっています。
【仮想通貨交換業者名:取引所名】
・QUOINE株式会社:Liquid(旧QUOINEX)
・ビットバンク株式会社:bitbank
・SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社:SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
・GMOコイン株式会社:GMOコイン
・ビットトレード株式会社:BitTrade
・株式会社ビットポイントジャパン:BITPOINT
・株式会社Xtheta:Xtheta
取引所を選ぶときに注目したいポイントは、セキュリティと手数料です。どんなに使いやすい取引所でも、仮想通貨が盗まれてしまうようでは困りますよね。SSL証明書や二段階認証などセキュリティに関する対策を調べたうえ、判断したいところです。
手数料を比べる際には、取引手数料や入出金手数料などトータルコストを見てください。中には取引手数料が無料でもほかの費用が高く、トータルコストで見劣りする取引所もあります。取り引きを繰り返すほど手数料の差は大きくなって響くもの。少しでも有利な条件で運用できるように、後悔しない選択が必要です。
取引所への登録ができたら、業者ごとに定める手順に従って投資資金を入金しリップルを購入します。指値(いくらで買いたい )・成行(いくらでもよいから買いたい)を選択して発注するあたりは株式投資と同じです。売るときも同様に条件を指定して、取引を完結させます。
リップルのメリット&デメリット
リップルのメリットは、ビジネス市場での成長性が期待されるところです。国際送金システムを便利で使いやすくする画期的な仕組みは、世界中の金融機関やシステム会社、大手企業から注目を集め、国内の有名企業やメガバンクもリップルの採用を表明しています。大企業がこぞってリップルネットワークを活用するようになれば、ほかの通貨とは比べ物にならないくらいの需要となるかもしれません。
リップルに注目している人たちは、金融機関の動向や企業の方針に敏感です。ポジティブなニュースが流れる度に大きな値動きが生じる可能性も考えられます。そもそも技術力や成長性に注目する保有者が多いことも相場の支援材料。短期的な下落が起こっても将来的な価値向上を信じて保有し続ける人が多ければ、下値はかたいと考えられます。
デメリットは、リップル社の信用力と通貨価値が比例関係にあることです。リップルの多くをリップル社が保有していることから、会社に不測の事態が起こった場合に暴落するおそれがあります。暴落とまではいかなくても、リップル社に対するネガティブな報道がなされた際、値動きが大きくなる可能性は否めません。
ビットコイン、イーサリアムとの大きな違いは?
ビットコインやイーサリアムとの大きな違いは、取引の処理方法です。ビットコインやイーサリアムは、処理を担当する人を幅広く集めて協力して行う方式をとっています。仮想通貨用語でマイニングと呼ばれるものです。たくさんの人が関わることで作業の信頼度が高まり、改ざん予防になることが特徴です。
一方のリップルは、リップル社が認めた承認者により処理作業が進められます。内輪だけの作業で済む分だけ処理スピードが早くなり、スムーズなやり取りが可能です。一定数の承認者が異を唱えた取引は破棄されて安全性が保たれます。また、不特定多数が参加する方法より処理コストが軽減され、手数料を安くできるところも強みです。どんなに優れた仮想通貨でも、手数料がかさめば国際送金システムへの採用は難しくなります。ビットコインやイーサリアムと比較して取引コストが圧倒的に安いリップルは、大きな金額を扱う金融機関や大手企業にとってはとくに魅力的な選択肢といえるのです。
簡単に言うと、リップルって今後どうなの?
リップルは、ほかの仮想通貨と比べても明確な特色をもつ通貨のため、長期的な見通しをポジティブに考える声が目立ちます。「ビットコインを超えるかもしれない」と語る専門家もいるほど注目度は高く、ポテンシャルの大きな通貨といえるでしょう。
ただし、仮想通貨全体が軟調となれば、リップルにも影響は出るはずです。ハッカーからの攻撃など、思わぬタイミングで仮想通貨に対する不安感が募るリスクは多々あります。リップル投資を始めるにしても、強気一辺倒で臨むのは危険です。あくまでもハイリスク資産と考えて、無理のない運用をおすすめします。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。