引越しにかかるお金大全。賃貸の初期費用から家具家電の相場までの総額を徹底解説!まとまったお金がない時はどうする?

リリース日:2025/02/28 更新日:2025/02/28
松尾隆弘
この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー(2級FP技能士)
松尾隆弘

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

ブライダル業界、ホテル業界、小売業界で30年に渡り人事労務管理業務に従事。社内FPとして、従業員を対象に退職後の資産形成や保険の見直し、教育資金などのアドバイスなどに携わる。2022年にライターへ転向し、現在はHR領域と金融分野を中心に執筆活動中。

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  1. 引越しにかかる費用一覧
  2. 引越費用を節約する方法
  3. まとまったお金がなくても引越しをする方法
  4. 【まとめ】引越しにかかる費用は工夫次第で節約できる

引越しにかかる費用一覧

お金と家の模型

引越しにかかる費用は、大きく分けると以下のとおりです。

 

  • 初期費用
  • 家具・家電の購入費
  • 引越業者代
  • 不要品回収費

1つずつ見ていきましょう。

初期費用

引越し費用の中で多くを占めるものが、初期費用です。賃貸の場合、一般的には家賃の5〜6カ月分が必要となります。賃貸の初期費用の内訳には以下のようなものが含まれており、契約時に一括で支払うケースが多いでしょう。

 

  • 敷金
  • 礼金
  • 仲介手数料
  • 火災保険料
  • 家賃保証料
  • 前払家賃

敷金や礼金は、家賃の1~2カ月分、仲介手数料は1カ月分1か月分程度に設定されているのが一般的です。これらのうち、敷金は退去する際の修繕費用などに充当され、余った場合は返金されることもあります

 

また、火災保険料は築年数やロケーションなどによりますが、目安として年間2万円程度のため、まとめて2年分を支払うことを想定しましょう。一般的には、以降2年ごとに更新していきます。

 

連帯保証人を立てない場合や保証会社の利用が必須の場合、万が一家賃を払えなくなった場合のための「家賃保証料」の支払いが必要です。これは保険に近いものなので、退去時には返金されません。

 

入居日から翌月の家賃も前払いしなければならないため、初期費用は合計で家賃の5〜6カ月分が必要になります

家具・家電の購入費

一人暮らしの場合、家具・家電の購入費用の総額相場は20〜30万円前後です。家具が10万円程度、家電は15万円程度を目安にすると良いでしょう。

 

2人以上の世帯では、より大きな家具や容量の大きなサイズの家電が求められるため、40万円程度を見込んでおくと良いでしょう。生活に必要な最低限の家具・家電の相場は、以下を参考にしてください。

項目 一人暮らし 2人以上
ベッド・マットレス 5万円 10万円
テーブル 1万5,000~2万円 2万5,000~3万円
ソファ 2~4万円 3~6万円
カーテン 5,000~1万円 2~4万円
テレビ 3~8万円 8~15万円
洗濯機 3~10万円 7~20万円
冷蔵庫 3~6万円 5~10万円

※上記は一般的な家具・家電の目安であり、お買上先の店舗や時期によって価格は異なります。

 

なお、家電量販店によっては、お得なセット販売を行っているため費用を抑える可能性もあります。

引越業者代

引越業者への支払費用は、距離と世帯人数によって大きく変動します。また、時期や曜日によっても料金が変わるのが特徴です。

 

一般的に、5月〜翌年1月は通常期、2〜4月は繁忙期となり、同じ条件でも場合によっては2倍近く差があることもあります

 

距離と世帯人数別の引越費用の相場は、以下のとおりです。

【引越費用の目安(通常期:5月~翌年1月)】

単身 2人家族 3人家族 4人家族
15km未満 3万円 6~7万円 7~8万円 10万円
15~50km未満 4~5万円 6万6,000~7万5,000円 8万~9万4,000円 9万9,600~12万3,000円
50~200km未満 4万8,000~6万円 9万7,000円 10~11万円 10~14万2,000円
200~500km未満 5万4,000~8万5,000円 12万~13万9,660円 15万9,750円 18万3,000万円
500km以上 7~10万円 16~18万円 20~22万円 24万円
 

【引越費用の目安(繁忙期:2~4月)】

単身 2人家族 3人家族 4人家族
15km未満 3万5,640~5万円 8万円 10万円 10万6,000円
15~50km未満 4万4,000~6万6,000円 9万5,000円 11万8,000円 14万7,300~15万円
50~200km未満 6万1,000~8万7,000円 12万4,000~14万5,000円 15~18万円 19~20万円
200~500km未満 6万7,000~10万円 16万~19万8,000円 20万~25万9,200円 26万円
500km以上 10~12万円 28万~30万円 32万円 34万5,600~39万5,000円
 

繁忙期である2月〜4月は入学や入社、転勤などで需要が高くなり、希望する日程が埋まってしまう可能性もあるため、早めに予定を立てましょう。

 

時期のほか、土日よりも平日、午前指定よりも時間指定なしの方が、価格が抑えられる傾向などもあります。詳しくは引越業者のホームページなどで費用を確認してみましょう。

不要品回収費

引越しを機に、不要になった家具や家電を処分したい人もいるのではないでしょうか。処分方法は自治体の粗大ごみ回収やリサイクル業者、引越業者への依頼などがありますが、ほとんどの場合が有料です。

 

また、引き取りを依頼する場合は、品物の量や種類によって以下のように費用が変動します。目安として参考にしてください。

自治体の不用品回収費

種類 費用の目安
ベッド 500~1,300円
タンス 1,300~2,200円
ソファ 1,300~2,200円
テーブル 500~2,000円
 

自治体の粗大ゴミ回収は1点から利用できるため、金額を抑えられるメリットがあります。

 

また、まだ利用できる家電などはフリマサイトを利用して収入にする方法もあります。処分が決まっている不用品がある場合は、どこで処分するのが一番お得か比較しておきたいところです。

引越しにかかる費用の総額

これまで紹介してきたように、引越しにかかる費用は時期や移動距離、揃える家具の範囲などによって大きく変化します。ご自身の引越しに総額でいくらかかるかは、この記事で紹介した相場を元に、以下のように足してみると目安になります。

引越しにかかる費用の目安

引越しにかかる費用の目安

引越費用を節約する方法

引越費用を節約する方法

引越費用は、工夫次第で節約が可能です。ここでは、引越費用を節約するための具体的な方法を4つ紹介します。

 

初期費用や業者選び、不要品の処分などの費用を少しでも軽減し、快適な新生活をスタートさせましょう。

初期費用の不要なサービスを減らす

引越費用を節約するには、初期費用のサービスを見直して、削減できるものがあるか検討することが重要です。

 

例えば、除菌や消臭、害虫駆除などのオプションサービスは、入居前に自分で清掃を行えばコストを抑えられることもあります。

 

また、物件を探す際には以下の点にも考慮しましょう。

 

  • 敷金や礼金がかからない物件を選ぶ
  • 仲介手数料がかからない不動産会社を選ぶ
  • 繁忙期の引越しを避ける
  • 引越作業を家族や友人に手伝ってもらう

敷金は退去時の修繕費用に充てられるため、将来的にはかかるお金になりますが、初期費用を少しでも抑えるためには敷金ゼロの物件を選ぶのも有効です。また多くの場合は仲介手数料がかかりますが、管理会社が直接出している物件などでは仲介手数料がかからないケースもあります。

 

これらを工夫すれば、引越しの初期費用を節約できます。

あいみつ(相見積り)を取る

賃貸物件や引越業者の選択にあたって、複数の見積りを取ることが重要です。これを相見積り、略して「あいみつ」と呼びます。不動産会社によっては、同じ物件でも仲介手数料やオプション内容などにより、初期費用が異なる場合もあります

 

そのため、複数の不動産会社にあいみつを取ることで、より良い条件を見つけられ、適正価格の判断がしやすくなります。ただし、2月や3月などの引越繁忙期は物件の申し込みが増えるため、あいみつを取っている間に希望の物件が埋まってしまう可能性もあります。素早く契約を進めたい場合は、ある程度見切りをつけることも大事です。

 

また、引越業者についても同様で、料金やサービス内容を比較しましょう。引越業者もあいみつを取ることで、値引き交渉ができる場合もあります。3社程度で比較するのがおすすめです。

 

手間はかかりますが、大きな節約が期待できるため積極的に活用しましょう。

家具・家電の購入でポイントを貯める

新しい家具や家電を購入する際は、ポイントが貯まる通販サイトや家電量販店を利用すれば、実質的な割引効果を得られます。高額な商品を購入する場合は、ポイント還元率が高いところを選べば、進呈されたポイントをその後に購入する家具・家電の購入費用に充てることもできるでしょう。

オレンジライン

楽天市場でお買い物をする場合、通常は100円につき1ポイントが貯まりますが、SPU(スーパーポイントアッププログラム)対象の条件を達成することで、より多くのポイントを獲得できます。また、貯まった楽天ポイントでお買い物もできるため、さらなる節約効果が期待できるでしょう。

 

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不要品はフリマサイトなどで売る

上述のとおり、不要品回収や処分を依頼すると費用が発生することが多いです。しかし、先ほども紹介したようにフリマサイトなどを利用して売却すれば利益を得ることも可能です

 

フリマサイトや買取専門店で売れば、物や状態によっては高値で売れる可能性があります。また、引越しの荷物を減らすためには本の売却もおすすめです。通常なら処分費がかかる不要品でも、思わぬ高値で売れる可能性もあるため検討してみましょう。




まとまったお金がなくても引越しをする方法

財布を持って悩む女性

引越しには多額の費用が必要ですが、一括での支払いが難しい場合でもクレジットカードを使えば「分割払い」ができます。

 

基本的に引越業者への支払いや、家具・家電の購入にはクレジットカードが利用でき、カード払いの際に分割払いにすることで、支払いを数カ月に分散させることができます。

 

毎月の支払いがどれくらいになるかを知りたい方は、楽天カードの「分割払いシミュレーション」で確認してみると良いでしょう。

 

業者によっては使用できるクレジットカードや分割払いの回数が制限されている場合もあるため、事前に確認しておきましょう

【まとめ】引越しにかかる費用は工夫次第で節約できる

笑顔で電卓を持つ女性

引越しにかかる費用は、賃貸の初期費用や家具・家電の購入費、引越業者代、不要品の処分費などがかかります。しかし、工夫次第で大幅な節約が可能です。

 

不要なサービスを減らす、あいみつを取る、不要品をフリマサイトなどで売るなどの方法を組み合わせることで、出費を抑えられるでしょう。

オレンジライン

引越費用の支払いには楽天カードがおすすめです。年会費永年無料で、100円の利用につき1ポイントの楽天ポイントが貯まります(※)

 

新生活に必要なものの購入や引越しにかかる各費用も楽天カードの分割払いにすれば初期費用の負担を数カ月に分けることができます

 

※一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳しくはこちら

 

引越業者代と家具・家電の購入に30万円がかかった場合のシミュレーションをしてみましょう。一括払いだと30万円が一気に請求されますが、楽天カードで3回払いを利用すると以下のような支払金額とスケジュールになります。

30万円を3回払いで支払う場合

支払月 元金 分割払い手数料 分割支払金
1カ月目 10万円 2,040円 102,040円
2カ月目 10万円 2,040円 102,040円
3カ月目 10万円 2,040円 102,040円
総額 30万円 6,120円 30万6120円

※楽天カードの分割払いについて詳しくはこちら

※ご利用可能枠の照会はこちら(楽天e-NAVIへ)
※楽天カードの会員規約はこちら

 

楽天カードで貯めた楽天ポイントを使ってお買い物もできるため、引越費用は楽天カードで支払うのがおすすめです。新生活を始めるにあたり、楽天カードを利用してみてはいかがですか。

 

※この記事は2025年2月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 引越費用は距離が長いほど高くなる?

    引越費用は距離が長いほど高く、荷物の量や時期によっても異なります。

  • 不要品の回収費を抑えるには?

    不要品を自治体に回収依頼することも可能です。ただし、回収不可のものもあるので事前に確認しましょう。

  • 引越費用はカードで払えるの?

    業者によってカード払いができます。カード払いならポイントも貯められてお得です。




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