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バイク免許の取得費用はどのくらい?普通・大型などの種類別の費用や期間、取得までの流れも解説
バイク免許は、取得する免許の種類や免許取得の方法によって、必要な費用や期間が異なります。
ここではバイク免許の種類や費用、期間の目安、また取得までの流れを詳しく解説します。バイク免許の取得を検討している方は、ぜひお読みください。
- バイク免許の種類と運転できる車種
- バイク免許の取得に必要な費用の目安
- バイク免許を取得するのにどのくらいの期間がかかる?
- バイク免許取得までの流れ
- バイク免許取得のコストを抑えるための方法
- バイク免許の取得費用の支払いはクレジットカードが便利
バイク免許の種類と運転できる車種
バイク免許には以下の種類があり、免許によって運転できる車種が異なります。
- 小型限定普通二輪免許(AT限定を含む)
- 普通二輪免許(AT限定を含む)
- 大型二輪免許(AT限定を含む)
- 原付免許
ひとつずつ詳しく解説します。
小型限定普通二輪免許(AT限定を含む)
小型限定普通二輪免許は、総排気量が125cc以下のバイクを運転できる免許です。「小型二輪免許」とも呼ばれるこの免許には、AT(オートマチック・トランスミッション)限定とMT(マニュアル・トランスミッション)の2種類があります。いずれも16歳以上で取得が可能です。
普通二輪免許(AT限定を含む)
普通二輪免許もAT限定とMTの2種類があり、排気量が400cc以下のバイクを運転できます。こちらも取得できる年齢は16歳以上です。
大型二輪免許(AT限定を含む)
大型二輪免許は、排気量に制限なくすべてのバイクを運転できる免許です。AT限定とMTの2種類があり、18歳以上で取得できます。
原付免許
原付免許は、排気量が50cc以下のバイクを運転できる免許です。16歳以上で取得でき、バイク免許の中でも比較的取得しやすい免許です。
バイク免許の取得に必要な費用の目安
バイク免許を取得するための費用は、取得方法や取得する免許の種類、地域によって異なります。ここでは免許の取得方法別の一般的な費用の目安を解説します。
教習所に通う場合
教習所に通ってバイク免許を取得する場合、費用の目安は以下のとおりです。
教習所に通う場合の費用の目安
バイク免許の種類 | 費用の目安 |
小型二輪免許(AT限定) | 14万円~17万円 |
小型二輪免許(MT) | 13万円~19万円 |
普通二輪免許(AT限定) | 20万円~21万円 |
普通二輪免許(MT) | 16万円~22万円 |
大型二輪免許(AT限定) | 25万円~29万円 |
大型二輪免許(MT) | 27万円~32万円 |
※所持している免許がほかにない場合。
自動車教習所で二輪免許を取得する場合、取得する免許によって費用にも差があります。普通二輪免許では、おおよそ20万円が必要です。また、上記以外に運転免許試験場での費用として、受験料と免許証交付料がそれぞれかかります。具体的な費用については各自治体警察のホームページ等をご確認ください。
教習所に通わず一発試験を受ける場合
「一発試験」とは、指定自動車教習所での教習を受けずに、運転免許試験場で技能試験を受ける方法です。一発試験で免許を取得する場合の費用の目安は、以下のとおりです(東京都の場合)。
一発試験の場合の費用の目安
バイク免許の種類 | 費用の目安 |
取得時講習料 (小型限定普通二輪免許(AT限定含む)) |
1万6,200円 |
取得時講習料 (普通二輪免許(AT限定含む)) |
1万6,200円 |
取得時講習料 (大型二輪免許(AT限定含む)) |
1万6,650円 |
受験料 | 2,600円 |
試験車使用料 | 1,450円 |
免許証交付手数料 | 2,050円 |
例えば一発試験で普通二輪免許を取得する場合、税込み2万2,300円で取得可能です。教習所に通う必要がないため費用を抑えられる一方、一発試験は合格が難しいといわれています。試験に何度も挑戦すると、それだけ費用も必要になるため、注意が必要です。
原付免許を取る場合
原付免許を取る場合、ほかのバイク免許に比べて費用を安く抑えられます。必要となる費用は以下のとおりです。
内訳 | 費用の目安 |
試験手数料 | 1,500円 |
免許証交付手数料 | 2,050円 |
原付講習手数料 | 4,500円 |
合計 | 8,050円 |
原付免許の取得に必要な費用は1万円以下で、教習所に通う必要がない分、二輪免許より安く取得できます。また、普通自動車免許や小型以上の二輪免許を保有している場合、原付免許を新ためて取得する必要はありません。
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バイク免許を取得するのにどのくらいの期間がかかる?
バイク免許の取得にかかる期間は、教習所に通う場合と一発試験を受ける場合で異なります。それぞれ解説します。
教習所に通う場合
教習所に通う場合の一般的な教習期間は、以下のとおりです。
普通自動車免許を保有していない場合
免許の種類 | 教習期間の目安 | |
週に1回、2コマずつ通う場合 | 週に3回、2コマずつ通う場合 | |
小型二輪免許(AT限定) | 3~4カ月 | 1カ月 |
小型二輪免許(MT) | 4~5カ月 | 1~2カ月 |
普通二輪免許(AT限定) | 4~5カ月 | 1~2カ月 |
普通二輪免許(MT) | 5カ月 | 1~2カ月 |
大型二輪免許(AT限定) | 7カ月 | 2カ月 |
大型二輪免許(MT) | ||
原付免許 | 数日 |
普通自動車免許を保有している場合
免許の種類 | 教習期間の目安 | |
週に1回、2コマずつ通う場合 | 週に3回、2コマずつ通う場合 | |
小型二輪免許(AT限定) | 1カ月 | 1~2週間 |
小型二輪免許(MT) | 1~2カ月 | 2~3週間 |
普通二輪免許(AT限定) | 1~2カ月 | 2~3週間 |
普通二輪免許(MT) | 2カ月 | 3~4週間 |
大型二輪免許(AT限定) | 3~4カ月 | 1カ月 |
大型二輪免許(MT) | ||
原付免許 | 数日 |
教習所によっては、合宿で取得するコースや短期集中コースなどがあり、さらに短期間で取得できる場合もあります。
教習所に通わず一発試験を受ける場合
一発試験での免許取得にかかる期間は、試験日程や試験の合否によって異なります。1回の試験で合格できれば短期間で済むものの、1回では合格できずに数回試験を受ける人も多いようです。
バイク免許取得までの流れ
バイク免許を取得するための具体的な流れを免許取得の方法別に解説します。
- 教習所に通う場合
- 教習所に通わず一発試験を受ける場合
- 原付免許のみを取得する場合
教習所に通う場合
教習所に通う場合は、以下の流れで免許を取得します。
1. 学科教習
道路交通法、車両構造などの学科教習を受講します。
2.技能教習
教習所の課程に沿って、段階的に走行範囲を広げながら基本操作から応用走行までを学びます。
3. 実技試験(教習所卒業検定)
教習所の技能教習を修了すると、卒業検定があります。卒業検定に合格後、教習所を卒業できます。
4. 本免許試験
教習所の卒業証書を持っていき、運転免許試験場で本免許試験を受けます。通常、本免許試験は学科試験と実技試験がありますが、教習所の卒業証明があれば実技試験は免除されます。また、普通自動車免許の所有者は学科試験が免除されるため、適性試験のみで免許取得可能です。
5. 免許証の発行
試験に合格後、免許証の発行手続を行います。手続きが完了すると免許証が交付されます。
教習所に通わず一発試験を受ける場合
教習所に通わず一発試験を受ける場合の流れは、以下のとおりです。
1. 学科試験の準備
道路交通法や二輪車の構造など、学科試験の範囲を自主的に学習します。
2. 学科試験の受験手続
運転免許センター(運転免許試験場)で学科試験の申込手続を行います。住民票や写真などの必要書類を提出し、手数料を支払います。
3. 学科試験
指定された日時に学科試験を受験します。問題はマークシート方式で、合否判定はその場で発表されます。
4. 適性試験
適性試験を受けます。技能試験は適性試験に合格した人のみが受験できます。
5. 技能試験の申し込み
適性試験に合格後、技能試験の日時を予約します。
6. 技能試験の準備
技能試験に向けて、二輪車の基本操作や走行を事前に練習します。自主練習が難しい場合は、教習所で技能教習を受講するなどの対策も可能です。
7. 技能試験
コース走行、路上走行の技能試験を受験します。
8. 免許証交付
技能試験に合格後、免許証の交付手続を行います。手数料を支払い、免許証が発行されます。
一発試験では、自主的な学習や練習が大前提となり、合格に向けた十分な準備が必要です。
原付免許のみを取得する場合
原付免許を取得する場合の流れは、以下のとおりです。
1. 学科試験の準備
参考書や過去問を使い、基本的な交通ルールを学びます。
2. 適性検査・学科試験の受験
運転免許試験場で適性検査と学科試験を受けます。原付免許に実技試験はありません。
3. 原付講習の受講
学科試験に合格後、原付講習を受けます。原付講習を受けないと免許証は発行されません。
4. 免許証の発行
講習を受講後、免許証の発行手続を行います。手続きが完了すると、免許証が交付されます。
バイク免許取得のコストを抑えるための方法
バイク免許の取得には一定の費用がかかりますが、コストを抑える方法があります。具体的な内容としては、以下のとおりです。
- 教習所の費用を比較する
- 一発試験を検討する
- 必要最低限のプランを選ぶ
ひとつずつ詳しく解説します。
教習所の費用を比較する
教習所によって費用は大きく異なります。コストを抑えるためには、複数の教習所の料金やサービス内容を比較し、最適な教習所を選ぶことが重要です。キャンペーンや割引を活用すると、さらに費用を抑えられることがあるでしょう。
一発試験を検討する
運転技術に自信がある方や費用を節約したい方は、一発試験を検討するのもひとつの方法です。ただし、一発試験は教習所に通う費用を抑えられる一方、試験に合格するための自主練習が必要な場合がある点に注意しましょう。
必要最低限のプランを選ぶ
教習所に通うときには、必要最低限のプランを選ぶこともポイントです。教習所ではさまざまなプランが提供されています。自分のスケジュールや予算にあったプランを選び、無駄なコストを抑えましょう。短期集中コースや合宿コースを利用すると、費用を抑えられる場合もあります。
バイク免許の取得費用の支払いはクレジットカードが便利
バイク免許の取得には一定の費用がかかりますが、クレジットカードを上手に活用すると、支払いを分割できたり、ポイントを貯めたりできます。
免許の取得費用の支払いには、クレジットカードを使える場合があります。楽天カードなら、年会費無料で免許の取得費用を支払った際にポイントが貯まります。普通二輪や大型では、決して安くはない教習所の受講費用。せっかくならポイントを貯めて、少しでもお得に免許を取得するのが良いでしょう。
さらに、街のお店(※)で貯めたポイントを使うこともできるので、よりお得に免許の取得ができるのではないでしょうか。
※一部、ご利用いただけない店舗がございます。
※この記事は2024年6月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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バイク免許の種類と運転できる車種は?
小型限定普通二輪免許(AT限定を含む)は排気量が125cc以下、普通二輪免許(AT限定を含む)は排気量400cc以下、大型二輪免許(AT限定を含む)は排気量に制限なし、原付免許は排気量50cc以下が運転できる免許です。
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バイク免許の取得に必要な費用の目安は?
取得する免許の種類や取得方法によって異なり、教習所で取得する場合は13万円~32万円目安、一発試験で取得する場合は約2万5,000円です。
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バイク免許を取得するのにどのくらいの期間がかかる?
取得する免許の種類や取得方法によって異なり、教習所で取得する場合は1週間から7カ月ほど、一発試験で取得する場合は数日です。
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バイク免許取得のコストを抑える方法は?
「教習所の費用を比較する」「一発試験を検討する」「必要最低限のプランを選ぶ」方法などがあります。
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バイク免許の種類や、免許の取得方法によってかかる費用が全然違うのね。