横浜市の固定資産税をクレジットカードで納付する方法とは?減額制度もあわせて解説

リリース日:2023/09/08 更新日:2024/07/16

ここでは、横浜市の固定資産税をクレジットカードで納付する手順やクレジットカードで納付するメリットなどを紹介します。減額制度の適用条件も解説するので、横浜市内に固定資産をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

  1. 横浜市の固定資産税額を計算する方法
  2. 横浜市の固定資産税をクレジットカードで納付する手順
  3. 横浜市の固定資産税を抑える方法
  4. 固定資産税をクレジットカードで納付するメリット
  5. 固定資産税をクレジットカードで納付するときの注意点
  6. 横浜市の固定資産税はクレジットカードで納付するのが便利

横浜市の固定資産税額を計算する方法

横浜市の固定資産税は、毎年1月1日時点で横浜市内に土地・家屋(住宅、店舗、工場、事務所など)や償却資産(事業のために用いる構築物・機械など)を保有している方に対して、以下の計算式で算出された金額が課されます。

 

固定資産税額=課税標準額×税率(1.4%)

 

課税標準額とは、固定資産税を計算するための基礎となる金額です。固定資産税額は総務大臣が定めた「固定資産評価基準」に基づいて評価され、市長が価格を決定したうえで「固定資産課税台帳」に登録されます。

 

土地・家屋の価格は3年ごとに見直される仕組みになっており、直近では2021年度に見直しが実施されました。また、償却資産に関しては毎年1月1日時点の状況を1月31日までに申告し、それに基づいて毎年度価格が算出されます。

横浜市の固定資産税をクレジットカードで納付する手順

横浜市の固定資産税は、「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」の国際ブランドのクレジットカードで納付できます。以下は、クレジットカードで納付する手順です。

 

  1. 地方税お支払サイトにアクセスして「eL-QRでお支払い」「カメラを起動する」を順にクリックし、納付書に印刷されているQRコード(eL-QR)を、パソコンまたはスマートフォンのカメラで読み取る
  2. 読取結果から納付内容(金額など)を確認し、支払い方法の選択画面に進む
  3. 支払い方法として「クレジットカード」を選択し、画面の指示にしたがって手続きを行う
  4. 「お支払完了メール」の受信を確認する

納期限を過ぎていても、納付書裏面に記載されている「納付書の取り扱い期限」までは、クレジットカードで納付できます。なお、eL-QRが印刷されている納付書を紛失してしまった場合は、区役所に連絡して再発行をしてもらいましょう。

 

また、地方税お支払サイトは、「納付書ごとに都度、納付する仕組み」になっています。そのため、「1度手続きをすれば、以降の納期分も自動的に納付される」わけではありません。




横浜市の固定資産税を抑える方法

2024年3月31日までに新築された住宅で、条件を満たす場合、減額制度の適用を受けられます。住宅を新築するときには、条件を満たすように調整することも検討しましょう。

 

以下は、減額制度が適用される条件です。区の税務課家屋担当が各種資料や家屋調査などで確認するため、ご自身で申告を行う必要はありません。

 

  • 専用住宅:床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下(一戸建て以外の貸家住宅の場合は、40平方メートル以上280平方メートル以下)
  • 併用住宅(一部を事務所や店舗などとして利用しているケース):居住部分の割合が2分の1以上、かつ、居住部分の床面積が50平方メートル以上280平方メートル以下

減額される範囲は、以下のとおりです。120平方メートルを超える部分については減額されません。

 

  • 120平方メートル以下の場合:2分の1
  • 120平方メートルを超える場合:120平方メートル相当分について2分の1

また、減額される期間は、以下のようになります。

 

  • 3階建以上の準耐火構造および耐火構造住宅:新築後5年間
  • 一般の住宅(上記以外):新築後3年間

上記以外にもさまざまな減額制度が実施されているので、横浜市の公式サイトで詳細をご確認ください。

固定資産税をクレジットカードで納付するメリット

固定資産税をクレジットカードで納付することで享受できるメリットは、主に以下の3つです。

 

  • 24時間いつでもどこからでも納付できる
  • 納付した日を管理しやすくなる
  • ポイントが貯まる場合がある

それぞれについて詳しく説明します。

24時間いつでもどこからでも納付できる

インターネットに接続できる環境およびデジタル機器があれば、24時間365日、いつでもクレジットカードで納付することができます。

 

また、ネット環境があれば自宅や勤務先、出張先など、「場所」を問わず納付できることもメリットです。忙しくて金融機関やコンビニに行く時間がとれないときは、クレジットカードによる納付が便利です。

納付した日を管理しやすくなる

クレジットカードで納付を行えば、利用明細に記録されるため、納付した日をご自身で記録しておく必要がなくなります。

 

メモなどで記録した場合、紛失してしまって「納付済みなのか、まだ納付していないのか」を把握するのに手間取る可能性もありますが、クレジットカードで納付すれば、そのような心配はありません。

 

また、固定資産税以外の税金の納付や公共料金などの支払いも同じクレジットカードで行えば、さらに支出管理が容易になるでしょう。

 

なお、楽天カードの場合、楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」や楽天カードアプリで利用明細をチェックできます。

ポイントが貯まる場合がある

クレジットカードによっては、固定資産税を納付することでポイントが貯まる場合があります。

 

ただし、後述するように、地方税お支払サイトでは「システム利用料」がかかるので注意が必要です。ポイントの還元率によっては、手数料の額が貯まるポイントの価値を上回る可能性があるので、事前に確認しておきましょう。

固定資産税をクレジットカードで納付するときの注意点

固定資産税をクレジットカードで納付をするときには、以下の点に注意しましょう。

 

  • 手数料(システム利用料)がかかる
  • 金融機関の窓口などでは、クレジットカードによる納付を行えない

それぞれについて詳しく説明します。

手数料(システム利用料)がかかる

地方税お支払サイトでは、クレジットカードで納税する場合、納付金額に応じて手数料(システム利用料)が発生します。

 

手数料がいくらかかるのか知りたい場合は、クレジットカード納付サイトでシステム手数料を試算する仕組みが用意されているので、ご活用ください。

金融機関の窓口などでは、クレジットカードで納付できない

金融機関やコンビニのレジに納付書を持参しても、クレジットカードでは納付できません。クレジットカードで固定資産税を納付したい場合は、地方税お支払サイトで手続きを行いましょう。

 

また、地方税お支払サイトでは納付時に領収証書が発行されません。領収証書が必要な方は、金融機関やコンビニなどで納付してください。

横浜市の固定資産税はクレジットカードで納付するのが便利

横浜市の固定資産税は、クレジットカードによる納付が可能です。「24時間いつでもどこからでも納付できる」「納付した日時を管理しやすくなる」「ポイントが貯まる場合がある」といったメリットを享受できるので、クレジットカードでの納付を検討してみてはいかがでしょうか。

 

ただし、「手数料(システム利用料)がかかる」「金融機関の窓口などでは、クレジットカードで納付できない」といった点に注意しましょう。

横浜市の固定資産税を納付するのであれば、楽天カードが便利です。

 

楽天カードは、各種税金(固定資産税など)の納付や公共料金の支払いにも対応しており、支払額に応じてポイントが貯まります。税金や公共料金の支払いに関しては、500円につき1ポイントの楽天ポイントが進呈されます。

 

また、通常のお買い物では、100円につき1ポイント(※)の楽天ポイントが貯まります。

 

楽天カードは横浜市の固定資産税の納付に対応しているだけでなく、利用明細を 「楽天e-NAVI」や楽天カードアプリでいつでも確認できます。ぜひ保有をご検討ください。

 

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※この記事は2023年8月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • 納期限を過ぎてもクレジットカードで納付することは可能?

    納期限を過ぎても、納付書の裏面に記載されている取り扱い期限までは、クレジットカードで納付をすることが可能です。

  • 納付書を紛失してしまった場合は、どうすれば良い?

    納付書を紛失してしまった場合は、区役所に連絡して再発行してもらいましょう。

  • 1度手続きを行えば、以降も自動的にクレジットカードによる納付が実行される?

    納付書ごとに、地方税お支払サイトにおいて納付手続きを行う必要があります。「1度手続きをすれば、以降の納期分も自動的に納付される仕組み」ではありません。




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佐藤拓真
この記事を書いた人
佐藤拓真

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

さまざまな仕事を経て、2018年頃からライターとして活動。各種キャッシュレス決済サービス(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード、電子マネー、スマートフォン決済サービス)やFinTechといった金融分野を中心に、数百本以上の記事を執筆してきました。楽天市場を頻繁に利用し、楽天ポイントを貯めてきた経験も踏まえて、楽天カードに関連した多様なテーマを分かりやすく解説していきたいと思います。

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