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ETCカードを使いまわしても良いケースは?使いまわせない場合と注意点も解説
ここでは、ETCカードを使いまわしても良いケースと使いまわしてはいけないケースをまとめました。使いまわしに関する注意点と誤って使いまわしてしまった場合の対処方法についても解説するので、ETCカードを使いまわしたいと考えている方は参考にしてください。
- ETCカードを使いまわしても良いケース
- ETCカードを使いまわしてはいけないケース
- ETCカードの使いまわしに関する注意点
- ETCカードを誤って使いまわしてしまった場合の対処方法
- 複数の車両でETCカードを使いまわすことは可能
ETCカードを使いまわしても良いケース
ETCカードを使いまわしても良いケースを4つに分けて解説します。
レンタカーを借りてご自身のETCカードを利用している場合
レンタカーを借りたとき、搭載されている車載器にご自身のETCカードを挿し込んで利用しても問題ありません。
ETCカードと車載器はそれぞれ独立しているため、レンタカーの車載器にご自身のETCカードを挿入しても、ETCの利用料金は正しく支払われます。
また、レンタカーを利用する方がETCカードを保有していない場合、ETCカードの貸し出しサービスを行っていることがあります。このような場合も使いまわしが許容されています。
別の車両に買い換えて以前利用していたETCカードを使う場合
別の車両に買い替える場合も、ETCカードと車載器がそれぞれ独立していることから、現在保有しているETCカードをそのまま利用できます。
ただし、レンタル時に車載器のセットアップが行われているレンタカーとは異なり、新しい車両に対しては車載器のセットアップを行う必要があります。ETCカードの使いまわしはできますが、車載器に関しては以前の車両情報が登録されていることから、そのまま使いまわすことはできません。
ETCシステム利用規定にも「通行料金の支払いに必要な情報を登録する必要がある」と記載されているので、必ずセットアップしておきましょう。
家族名義でETCカードを保有している場合
家族カードと同様に、家族名義のETCカードを申し込むことで、家族もETCカードを利用できます。
ただし、カード会社によっては、家族名義のETCカードを申し込みできない場合や、申し込みできる枚数に制限がかけられている場合もあるので注意が必要です。
法人カードで社員用のETCカードを保有している場合
法人カードから社員用にETCカードを申し込むことも可能です。社員それぞれの交通費などの経費を管理するにあたって、社員用のETCカードを申し込みして使いまわせば、経費管理の負担を軽減できます。
ETCカードを使いまわしてはいけないケース
ETCカードを使いまわしてはいけないケースについても紹介します。
家族間を含めた名義の異なるETCカードの貸し借り
名義の異なる個人のETCカードの使いまわしは、利用規約によって禁止されています。友人間だけでなく、家族間でも禁止されているので、ETCカードの貸し借りは誰であっても行わないでください。必ず、本人名義のETCカードを利用しましょう。
家族間でETCカードを使いまわしたい場合は、先述のように家族名義のETCカードを新たに申し込みましょう。
個人名義である法人カードの社内における貸し借り
経費管理の負担を軽減するために、法人の代表者が個人名義で申し込みをしたETCカードを社員が借りて利用することも利用規約によって禁止されています。代表者が社員に対して、ご自身のETCカードを貸し出すことは、業務であっても許容されません。
社内で利用する場合は、ETCを業務で利用する社員に社員用のETCカードをそれぞれ申し込む必要があります。
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ETCカードの使いまわしに関する注意点
ETCカードの使いまわしに関する注意点を3つ紹介します。
車載器のセットアップを確認する
車載器に正しい車両情報を登録(セットアップ)しなければ、正しい通行料金を支払えないためETCを利用できません。
ETCカードの使いまわしに関しては、新車に乗り換える場合や、複数の車両を持っている場合でも車載器のセットアップができていれば支障はなく、正しい通行料金を支払えます。
ただし、別の車両情報が登録された車載器を複数の車両で使いまわすことはできないので注意が必要です。ほかの車両情報が登録されている車載器では正確な料金を支払えないので、車載器の使いまわしはできません。
車載器に正しい車両情報を登録(セットアップ)できているか、事前に確認しましょう。
法人のETCカードをプライベートで使いまわさない
法人カードに付帯した社員用のETCカードを、プライベートで使いまわすことはできません。プライベートで発生した通行料金を必要経費として申告することは、脱税として指摘される可能性があります。
ご自身が公私の区別をつけるだけでなく、社員用のETCカードを申し込む場合は、社員のプライベートな通行料金が必要経費に換算されることがないよう指導を徹底する必要があります。
入口と出口では同じETCカードを利用する
ETCカードは、1人で複数枚保有できます。個人名義で複数のETCカードを利用するときなど、同じ車でも状況に応じて別々のETCカードを利用することは利用規約に違反しません。
ただし、入口を通過したときのETCカードと出口を通過するETCカードは同一でなければならない点に注意が必要です。入口と出口でETCカードが異なる場合は、ETCバーを通過できないため必ず入り口と出口で同一のETCカードをご利用ください。
ETCカードを複数枚持っている場合に、休憩などでETCカードを車載器から抜き取った際にも、必ず入口を通過したときに利用したETCカードを挿入してください。
ETCカードを誤って使いまわしてしまった場合の対処方法
ETCカードを誤って使いまわしてしまった場合の対処方法を2つ紹介します。
高速道路の管轄会社に連絡する
車両情報が正しくないETC車載器を使いまわしてしまった場合に問題になるのは、正しい通行料金を支払えていないことです。
高速道路には不正通行を対策する監視カメラが付いており、料金が正しく支払えていないことが発覚すれば、不足した通行料金に加えて割増金を請求される可能性があります。
万が一、料金を正しく支払えなかった場合は、利用した高速道路の管轄会社に連絡して、事情を説明してから支払いましょう。
出口情報などの事実確認が取れない場合は、通行料金が上限料金になる可能性もあるため、可能な限り早く連絡することをおすすめします。
プライベートの通行料金を経費として申告しない
誤って法人のETCカードをプライベートで使いまわしてしまった場合は、利用料金をそのまま経費として申告しないことが重要です。
もし、企業で社員用ETCカードを私的に利用してしまった場合は、経理などに早めに相談して対処しましょう。個人事業主の場合は確定申告で経費から外すよう仕訳することが重要です。
複数の車両でETCカードを使いまわすことは可能
レンタカーも含めて、車載器のセットアップがされていれば、複数の車両に対してETCカードは使いまわせます。
ただし、個人名義のETCカードをほかの人と貸し借りして使いまわすことはできないので注意が必要です。
レンタカー会社等でのETCカード貸し出しサービスを利用した場合を除いて本人名義でない場合は利用できないので、ご自身の名義であるETCカードを申し込む必要があります。
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※この記事は2023年7月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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ETCカードを使いまわしても良いケースは?
車載器がセットアップされていれば、レンタカーや、新車への買い換えなど、複数の車両に対する使いまわしは問題ありません。
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ETCカードを第三者が使いまわしができないのはなぜ?
他人名義のETCカードを利用することが利用規約で禁止されているためです。
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ETCカードの使いまわしに関する注意点は?
入口と出口を通過するときのETCカードは、同一でなければなりません。また、必ず法人のETCカードとプライベートのETCカードは使い分けましょう。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
高速道路を利用するのに便利なETCカードだけど、使いまわしができるのはどんなときなのかしら! 誤った使いまわしをしないように色々なケースを確認しておかなくちゃ!