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ふるさと納税はクレジットカードで支払える?メリットと注意点を解説
「ふるさと納税をしてみたいけれど、手続きが面倒…」そう思っている方にはクレジットカード払いがおすすめ。簡単に納税できて、ポイントも貯まります。今回は、クレジットカードでふるさと納税をするメリットや注意点を解説します。
- ふるさと納税って何?
- ふるさと納税はクレジットカード支払いできるの?
- ふるさと納税をクレジットカード払いにするメリット
- ふるさと納税をクレジットカード支払いにする場合の注意点
- ふるさと納税をクレジットカード払いにすると手数料はかかる?
- クレジットカードを使ってお得に「ふるさと納税」をしよう!
ふるさと納税って何?
「ふるさと納税」という言葉自体はよく耳にすると思いますが、実際にはどのようなものなのでしょうか。仕組みや制度を簡単にご紹介します。
好きな地域に寄附できる
ふるさと納税とは「税」とつく通り、税金の一種です。しかし消費税のように、何かの支払いに加えてさらに税金を納める、というわけではありません。普段お給料から引かれている所得税や住民税の一部を、好きな地方自治体への寄附を通じて還付等を受けるというものです。なお、「ふるさと」となっていますが、寄附先に選べる自治体は自分の出身地だけではありません。ふるさと納税制度を取り入れている自治体であれば、日本全国どこの自治体でも自由に選ぶことができます。
また、寄附先の数や寄附の回数について上限は設けられていません。「医療・介護制度の充実」「自然環境の保護」など、寄附先である自治体はきちんと寄附金の用途を明らかにしており、その中から寄附先を指定することができます。ふるさと納税は自分が応援したい自治体を選べることが1番の魅力であるといえます。
確定申告とワンストップ特例制度
ワンストップ特例制度とは、ふるさと納税をした後に所得税の確定申告をしなくても寄附金控除が受けられる制度です。「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄附した自治体に送付するだけで適用されます。寄附金上限額内で寄附した金額から2,000円を差し引いた金額が、住民税から全額控除されます。ただし、申請するには3つの条件があります。
1つめは、確定申告をする必要のない給与所得者であることです。年収2,000万円を超える場合や、医療費控除等で確定申告が必要な場合は、確定申告で寄附金控除を申請する必要があります。2つめは、1年間の寄附先が5自治体以内であることです。そして3つめは、申し込むごとに寄附する自治体へ申請書を郵送していることです。
ワンストップ特例制度は、確定申告をしなくても良い給与取得者におすすめの制度で、ワンストップ特例申請をするだけで気軽にふるさと納税をすることが可能となります。本制度を最大限に活用し、税額控除のメリットを得つつ、自分が応援したい自治体にふるさと納税をできることが大きな魅力です。
税金が還付・控除される
上記でふるさと納税は「所得税や住民税の一部を、好きな地方自治体への寄附を通じて還付等を受ける寄附」とお伝えしましたが、実際には、一旦は寄附金全額を寄附先の自治体に支払う必要があります。支払い方法はクレジットカードや銀行振込、コンビニ払いなど多岐にわたります。支払った後に、毎月お給料から差し引かれている所得税と住民税の一部が戻ってくる仕組みになっています(正確には、住民税は翌年の納税額から減額されます)。所得税及び住民税から控除されるふるさと納税額の目安について、年収や家族構成などでシミュレーションできるサイトもいくつかありますので利用してみましょう。
具体的なふるさと納税で受けられる控除額の計算については、次のようになります。
(復興特別所得税については考慮していません。)
・ふるさと納税の控除額=
所得税からの控除額+住民税(基本分)の控除額+住民税(特例分)の控除額
・所得税からの控除額の計算
=(ふるさと納税の寄附金額 -2,000円)×(所得税率(0~45%))
・住民税(基本分)からの控除額
=(ふるさと納税の寄附金額- 2,000円)×10%
・住民税(特例分)からの控除額
=(ふるさと納税の寄附金額 -2,000円)×(100%-10%-所得税率)
例えば、年収500万円で夫婦共働き、子ども1人(小学生)と仮定して、ふるさと納税として4万円を寄附した場合は、次のようになります。
返礼品が貰える
先ほどご紹介したように、ふるさと納税の実質自己負担額は2,000円です。この2,000円を払うことで、自治体からお礼として様々なプレゼント(返礼品)もらうことができます。(ただし、課税所得によっては2,000円を超える場合があります。)
返礼品は寄附した地域の特産品であるお肉、お魚、お米などの食料品や、ビール、ワインなどのお酒、ベビー用品やキャンプグッズなどが対象となっています。その土地ごとに様々な返礼品が用意されていることがふるさと納税の大きな特徴でありメリットです。さらに自治体によってはユニークな返礼品を用意しているところもあります。サバイバルゲームの施設を1日利用できたり、ビーチでのフォトウェディングができたりなど、体験型の返礼品もあります。
返礼品については、一部の自治体で行き過ぎた内容があったこともあり、総務省から全国の自治体に対し、返礼品額の比率を寄附金額の3割までとするように法改正がありました。また、貰った返礼品は所得税法上、一時所得に該当します。一時所得の計算上、50万円の特別控除が認められるので、他の一時所得も含めて50万円を超えるようであれば返礼品に対して新たに税金がかかってしまうので注意する必要があります。
一方で、自治体によっては返礼品が用意されていないケースもあります。自分の出身地や、ゆかりのある地域にふるさと納税したいと思っていても、その地域が必ずしも返礼品を用意しているとは限りません。ただし、返礼品がない自治体にふるさと納税をした場合でも、所得税や住民税の控除は受けられますので、ふるさと納税をするメリットはあります。
ふるさと納税はクレジットカード支払いできるの?
ふるさと納税の寄附方法には銀行振込、現金書留のほか、直接自治体の窓口を訪れて支払う方法があります。しかし、振込の場合は手数料がかかってしまいますし、窓口で支払うにはわざわざその場所まで行かなければなりません。
そこでおすすめなのがクレジットカードによる支払いです。最近では多くの自治体において税金をクレジットカードで支払うことが可能になってきています。ふるさと納税に関しても、クレジットカード払いに対応する自治体が増えてきています。クレジットカード払いであれば、ふるさと納税サイト上で手続きを完了させることができます。ただし、自治体によってはクレジットカード払いに対応していないところもあるので事前に確認しましょう。
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ふるさと納税をクレジットカード払いにするメリット
ふるさと納税のクレジットカード払いには、ふるさと納税のサイト上で簡単に支払いができること以外にも様々なメリットがあります。
ポイントが貯まる
様々なポータルサイトがふるさと納税を取り扱っていますが、その主なサイトとして、「楽天ふるさと納税」があります。楽天市場のふるさと納税サイトに掲載している自治体のほどんどでクレジットカードが利用でき、、クレジットカードのポイントもしっかり付与されます。ふるさと納税の実質的な負担額は2,000円ですが、一時的には数万円の金額を支払うことになります。1%還元のクレジットカードで5万円の寄附を行った場合は500円分のポイントが貯まりますので、とてもお得にふるさと納税をすることができます。
▽楽天ふるさと納税 はじめての方へ
https://event.rakuten.co.jp/furusato/guide/
楽天ふるさと納税なら楽天ポイントがたくさん貯まる!
数あるふるさと納税のポータルサイトの中でも、「楽天ふるさと納税」は特におすすめです。楽天ふるさと納税は、既に楽天会員の方であれば新たに会員情報を入力する必要がなく、すぐに利用することができます。また、楽天ふるさと納税の最大のメリットは還元率の高さです。寄附した金額の1%分の楽天ポイントが貯まり、ポイントアップキャンペーンでさらに還元率を上げることも可能です。
楽天市場のイベントである「楽天スーパーセール」や「楽天市場お買い物マラソン」の買い回りなどを利用することで、ポイント還元率が最大10%までアップします。さらに、ふるさと納税の寄附を楽天カードで支払う場合は、「楽天ポイントアッププログラム」が適用され還元率が3%アップするため、最低還元率が4%になります。
ふるさと納税には所得税や住民税の節税につながるメリットがありますが、楽天ふるさと納税と楽天カードを組み合わせることで、楽天ポイントをたくさん貯めることができます。
クレジットカードのポイントを支払いに使える
また、楽天ふるさと納税では、保有している楽天ポイントを支払いに充てることができます。これによって、ふるさと納税にかかる出費を実質的に少なくすることが可能です。ちなみに楽天ふるさと納税では、期間限定ポイントによる支払いも受け付けています。通常は楽天の期間限定ポイントの有効期限ふるさと納税は余ったポイントの有効な使い道にもなります。
手元に現金がなくても寄附できる
ふるさと納税で寄附する方法としては、直接自治体の窓口で手続きを行う、または納付書で自治体の口座に振込む、コンビニで支払うという方法があります。しかし、これらの方法は手間がかかる上に、実際に現金が必要というデメリットがあります。クレジットカード払いを選択することで、手間を省くことができる上に手元に現金がなくても支払いが可能です。年末年始や大型連休中など、お金が足りなくなりやすい時期にはとても助かりますね。加えて、インターネット上であっという間に手続きが済むのも便利です。
ふるさと納税をクレジットカード支払いにする場合の注意点
ふるさと納税は自分のクレジットカードで支払うのが原則
クレジットカードはそもそも名義人本人しか使うことができません。そのため、原則としてクレジットカードの名義人と寄附する人は同じ方が良いです。ただし、たとえば家計をひとつにしている夫婦が、家族カードを利用して配偶者の代わりに寄附を行う場合、その旨を明記すればOKというケースもあります。家族の寄附分をカード払いする場合、必ず自治体の窓口に確認しましょう。
クレジットカード利用不可の自治体もある
2019年7月時点では多くの自治体においてクレジットカードでの支払い払いが可能です。しかし、一部の自治体や申込方法によってクレジットカード利用不可といったケースもあります。こうした自治体の場合は現金書留、銀行振込などを利用してふるさと納税をすることとなります。
年末は特に注意!寄附日(納付日)と決済日の違い
年末が近づくと税金の控除を受けるためにふるさと納税を検討する人が多くなりますが、ギリギリになってしまうと年度内の処理に間に合わない可能性があります。インターネットから申し込む場合、寄附の申し込みが完了した日が寄附日(納付日)となります。なお、その年の寄附とするためには、12月31日までに申し込みと支払いを終わらせる必要があります。また、自治体によってはクレジットカード会社からの支払いまで期間を要するケースもあるので注意が必要です。
ただし、自治体によっては決済日を基準に寄附証明書を発行してくれるところもあります。ギリギリに寄附を行ってその年に間に合うか不安な場合、各自治体の窓口に直接問い合わせてみましょう。
おすすめは11月中など早めに終わらせてしまうことです。最近ではふるさと納税のメリットが知られてきた関係で、寄附先である自治体の処理件数も増えてきています。返礼品は品切れになることもありますので、余裕を持って早めにふるさと納税を行うとよいでしょう。
ふるさと納税をクレジットカード払いにすると手数料はかかる?
「ポイントが貯まって実質無料って何か裏があるのでは?」「別の手数料が大きくかかるなんてことは?」と、気になる方もいるかもしれません。
最近はクレジットカード払いで利用者が手数料を負担すること自体、ほとんど見かけませんが、ふるさと納税においても追加の手数料はまず発生しません。上述したポータルサイトでクレジットカードを利用しても手数料は一切生じませんし、通常のネットショッピングと同じような感覚で支払いを済ませられます。「クレジットカードのポイントが1%貯まったけど、それ以上に手数料がかかった…」なんてことにはならないので、安心してください。ちなみにふるさと納税の場合、クレジットカードの決済手数料は自治体負担となります。
クレジットカードを使ってお得に「ふるさと納税」をしよう!
実質2,000円を負担するだけで様々な返礼品が貰えるふるさと納税をクレジットカード払いで行うことは、あらゆる点でおすすめできます。消費税の増税が控えている今、納税者である私たちにメリットのあるふるさと納税を、ぜひ有効活用していただきたいと思います。この機会にふるさと納税を、クレジットカード払いでお得に利用してみてはいかがでしょうか。
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