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女性の一人暮らし費用は?年代別の支出内訳、気になる初期費用や節約ポイントも
一人暮らしを始めるとなると、まず気になるのはお金のこと。特に初めて一人暮らしをする場合は、部屋探しや引っ越しにかかる費用がどのくらいなのかイメージが付きづらいのではないでしょうか。ここでは女性の一人暮らしにかかる費用と、一人暮らしの節約のポイントをご紹介します。
- 女性の一人暮らしにかかる初期費用
- 女性が一人暮らしするための不動産選びのポイント
- 女性の一人暮らしにかかる主な費用とは?年代別に特徴をチェック
- 女性の一人暮らしでの節約ポイント
- 一人暮らしの買い物には楽天カードが便利!
女性の一人暮らしにかかる初期費用
「いざ一人暮らしを始めよう!」とする際にはさまざまな初期費用がかかるため、多くの場合ある程度まとまったお金が必要になります。
初期費用は大きく分けると以下の3つが主な費用となりますが、以下でそれぞれ詳しく見ていくことにしましょう。
- (1)不動産にかかる費用
- (2)引っ越しにかかる費用
- (3)新生活のための家具・家電にかかる費用
(1)不動産にかかる費用
アパートやマンションを借りるために最初に必要になるお金です。近年は敷金や礼金がかからない「ゼロゼロ物件」と呼ばれる賃貸も増えています。
敷金
物件を借りる際に家主に保証金の意味あいで預けておくお金のことです。退去する際に修繕費や清掃費をここから充当し、残った分は返金してもらえるケースもあります。
礼金
物件を借りる際に家主に支払うお金のことです。住まいを貸してもらえることに対しての謝礼金という意味あいなので、敷金と違って原則返金されることはありません。
敷金と礼金の相場は、それぞれ家賃の1~2カ月分とされていますが、地域の慣習によって金額が大きく異なります。
仲介手数料
物件を紹介してくれた不動産業者に支払う手数料です。家賃の半月~1カ月分程度必要となる場合が多いため、あらかじめ不動産会社の案内を確認しておくと良いでしょう。
前払い家賃
物件契約の際の支払いには、あらかじめ翌月分の家賃が組み込まれているのが一般的です。後々必要になる家賃を先払いしているだけなので、損をしているというわけではありませんが、認識していないといざ請求された際に資金の準備ができていなかった、という事態になりかねないので注意が必要ですね。
月の途中で契約をした場合は、当月分の家賃も日割り計算して一緒に支払います。ただし実際に家賃が発生し始めるタイミングや必要になる金額は契約内容によって異なりますので、必要金額をよく確認しておきましょう。
火災保険料
物件を借りる時には、火災保険の加入が義務づけられることがほとんどです。多くの場合は不動産業者からあっせんされる保険に加入することになりますが、自分で火災保険を探して契約することも可能な場合があります。
(2)引っ越しにかかる費用
現在住んでいる家から新しい家に引っ越すためにかかる費用です。自家用車を使って自分で荷物を運搬したり、知人に手伝ってもらったりできれば、費用を安く抑えられる可能性があります。
引っ越し業者に作業を依頼する場合は、業者によって見積もり金額が異なる場合があるため、2~3件の業者から見積もりを取って比較すると良いでしょう。
引っ越し料金は、移動距離や荷物の量、必要な作業員の人数などを加味して決定されます。距離が遠く、荷物が多いほど料金は高くなります。また、平日よりも土日祝日は料金が高く、引っ越しシーズンの2~3月は特に料金が割高になる傾向があります。可能であればピークの時期を避けるのが料金を安く抑えるポイントです。
(3)新生活のための家具・家電にかかる費用
一人暮らしを始めるにあたっては、さまざまな家具・家電が必要になります。一般的には以下のようなものが最低限必要になるでしょう。
- カーテン
- 照明
- ベッド、寝具
- テーブル
- 電子レンジ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- エアコン
- 掃除機
- 電気ケトル
- ドライヤー
必要なものはその人の生活スタイルによっても変わりますが、一から揃えるとなると、ある程度のまとまった費用がかかるでしょう。エアコンを購入する場合はさらに費用が高くなりますが、一人暮らし用の賃貸物件であればエアコンは備え付けである場合も多いです。
ベッドや照明など必要最低限の家具があらかじめ設置されている家具家電付き物件もあります。その分家賃が割り増しになっている場合もあるので、自分で購入する場合と比較検討しながら選んでいきましょう。
また、以前の家で使っていたものをそのまま持っていくのであれば、その分家具・家電にかかる費用は抑えられます。購入時に別の家でも使える家具・家電を選ぶことも、引っ越しの際の初期費用を抑えることにつながるでしょう。
女性が一人暮らしするための不動産選びのポイント
女性が一人暮らしをする時の不動産選びのポイントは、防犯を意識することです。少しでも犯罪の被害にあうリスクを減らすために、以下の点をチェックしておきましょう。
オートロック、モニター付きインターホン等の防犯設備の有無
オートロックやモニター付きインターホンの設備があれば、部屋の中から来訪者の姿を確認できるのでおすすめです。
少しでも見知らぬ人と直接対面するリスクを減らすことで、精神的にも安心できるというメリットがあげられます。これらの設備が付いた物件は、何も付いていない物件よりも家賃が高くなる可能性がありますが、お金をかけるところはしっかりとかけて防犯をしたほうが安心して新生活を送れるでしょう。
よりセキュリティが気になる方は、女性限定の賃貸物件を利用するのもひとつの方法です。通常の賃貸物件よりも防犯設備が充実していますし、中には男性が立ち入ることすら禁止しているマンションもあります。
ほかにも建物の入り口に防犯カメラが設置されている、管理人が常駐している、清掃がきちんと行われているといったところも評価のポイントです。
よく使うことになる道を下見する
通勤経路など、引っ越した後でよく通ることになりそうな道を実際に歩いてみて、雰囲気を確認しておきましょう。
チェックするポイントは人通りの多さ、道の明るさ、店の多さ、街灯の多さなどです。商店街や大通りなど、夜でも人通りの絶えない明るい道があると比較的安心できます。
逆に昼間は明るくても夜になると街灯がなくて真っ暗、店や家が少なくとっさの時に助けを呼びにくい、人が隠れられるような死角がある、といったことは犯罪に巻き込まれるリスク要因となります。昼と夜の両方の下見を行っておくのがベストです。
女性の一人暮らしにかかる主な費用とは?年代別に特徴をチェック
月々の生活費としては、家賃の他に食費、水道光熱費、通信費といったものがかかります。総務省統計局が行っている2021年の家計調査によると、単身世帯女性の1カ月あたりの支出平均は15万356円となっています。
あくまで平均値の数字ですので実際にかかる費用は住む地域や働き方、生活のスタイルによって人それぞれです。そのうえで、参考にしてみてください。
20代女性の一人暮らし費用
20代はほかの年代に比べると収入も比較的少ない時期。特に仕事を始めたばかりであれば、まだまだ自由にお金を使う余裕がないことも多いでしょう。
家計調査の34歳以下のデータを見ると、支出の金額もほかの世代に比べると全体的に少なめです。唯一住居費だけは3万8,400円とほか世代より高くなっていますが、持ち家比率が低く賃貸を利用している人が多いことが理由のひとつと考えられます。
30代女性の一人暮らし費用
20代の頃と比べると、キャリアを積んで少し収入にも余裕が出てくる時期です。被服費や家具といったものに少しお金をかけられるようになったり、今後を見据えて自己啓発に力を入れたりする人も多いでしょう。
30代頃から増えてくるのが冠婚葬祭のイベントです。20代に比べると、知人の結婚・出産などが徐々に増える時期でもあります。こういったライフイベントに伴う出費は節約するのが難しいため、ある程度の臨時出費に耐えられるくらいの貯蓄は準備しておきたいものです。
40代女性の一人暮らし費用
40歳以上の支出の特徴は、ほかの年代に比べて医療費や保険料の割合が高いことです。
生命保険や医療保険の保険料は、年齢が上がるにつれて高くなっていきます。若い世代に比べると病気のリスクも高まり、実際に病院にかかったり、健康診断を受けたりする機会も増えてくるでしょう。家計調査のデータでも、34歳以下と比べ35~59歳の医療保険費は増加しています。
年齢的にも老後の過ごし方が気になってくる頃でもありますので、長期的なライフプランを考慮しながらお金のやりくりを考える必要があります。ファイナンシャルプランナーに今後のライフプランについて相談し、計画を作ってもらうのも良いでしょう。
女性の一人暮らしでの節約ポイント
少しでも余裕のある生活を送るためには、日々の節約の意識が大切です。将来の生活ややりたいことのために少額でも毎月貯金を続けられるのが理想ですが、以下のポイントを意識してできることから取り組んでみましょう。
固定費を抑える
スマートフォン料金、ネット回線料金、水道光熱費、保険料といったような、毎月決まった金額を支払っているものが固定費にあたります。ここを安く抑えるだけで家計の負担はグッと楽になる可能性があるでしょう。しかも固定費は一度見直せば節約効果がずっと続くので、まず真っ先に手を付けたいポイントです。
具体的には、スマートフォンは格安のプランを利用する、電力会社やガス会社のプランを見直す、生命保険や医療保険を見直す、といった手段があげられます。
ただし、賃貸物件によっては契約できる電気会社が決まっていたり、ネット回線がすでに導入されていたりすることもありますので、変更の際は契約をよく確認してみてください。
外食を減らして自炊する
消費支出の大半を占めることになるのが食費。外食はコストが膨らみやすい支出なので、できるだけ自炊することが節約につながります。
とはいえ、仕事によっては自炊をする余裕を作れない方や、そもそも料理が苦手という方もいるでしょう。無理に頑張っても途中で嫌になって長続きしなくなってしまいますので、自分のライフスタイルにあわせてできる範囲で取り組むことが大切です。
例えばお茶をいつもコンビニや自動販売機で買っているという方は、家でお茶を沸かして持ち歩くことから始めてはいかがでしょうか。1回100円程度でも、毎日買っていれば1カ月で約3,000円の支出です。手軽にできる節約のひとつといえますね。
貯金は先取りしておく
手元にお金を残していると、あるだけすべて使ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
効率的にお金を貯めていくには、使ってしまう前に先取り貯金をしておく、ということが効果的です。収入があったらすぐに一定金額を別口座に移してしまい、そのお金には手を付けないようにしましょう。銀行の積立定期預金などのサービスを使えば、自動で毎月振替ができるので、預け忘れがなくおすすめです。
どうしても日々のやりくりに精一杯で毎月貯金をする余裕がないという方は、ボーナスを活用しましょう。ボーナス月は普段よりつい財布の紐もゆるみがち。そこを少し辛抱して先に貯金に回す習慣を付けるだけでも効果は出てきます。自分にあった貯金のスタイルを見つけて続けてみましょう。
一人暮らしの買い物には楽天カードが便利!
一人暮らしを始めるにあたっては、買い揃えなければならない物が多く出てきます。特に家具や家電を買う場合は比較的高額な出費になりやすいので、クレジットカードで支払うのが便利です。
このテーマに関する気になるポイント!
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女性の一人暮らしにかかる初期費用にはどのようなものがある?
不動産にかかる費用、引っ越しにかかる費用、新生活のための家具・家電にかかる費用などがあります。
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女性が一人暮らしをするときのポイントは?
防犯を意識すること。オートロックやモニター付きインターホン、女性専用賃貸などの有無に加え、よく使う道もしっかり確認する事が重要です。
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1カ月の生活費はどのくらいかかる?
総務省統計局の調査によれば、平均で15万円ほどかかります。
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女性の一人暮らしでの節約ポイントは?
固定費の見直し、自炊、貯金の先取りなどが有効です。
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