楽天カードの種類まとめ!各カードの特徴とお得なポイントとは?
海外旅行で使えるクレジットカードはどれ?選び方とおすすめのクレジットカードを紹介

海外旅行に行くときは、クレジットカードを持っていくのがおすすめです。現地での買い物がスムーズになり、付帯保険や特典などの機能も備わっているため、1枚持っておくと重宝します。
ここでは海外旅行で使えるクレジットカードの比較ポイントについて解説します。海外旅行を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
海外旅行で使えるクレジットカードの選び方

海外旅行で使えるクレジットカードを選ぶときの比較ポイントには、以下の3つがあります。
- 国際ブランド
- 付帯保険や特典の充実度(主に空港ラウンジ利用)
- 海外キャッシングの使いやすさ
それぞれみていきましょう。
国際ブランド
国際ブランドとは、世界各国に決済ネットワークを持つブランドです。国際ブランドの決済網に加入しているお店にはブランドのロゴマークが提示してあり、同じロゴマークが入ったクレジットカードであれば国や地域にかかわらず決済ができます。
以下に世界5大ブランドと呼ばれる主要な国際ブランドを紹介します。それぞれ得意とするエリアや特徴が異なるため、渡航予定の国に合わせて選ぶと良いでしょう。
Visa(ビザ)
Visaはアメリカ発祥の国際ブランドで、世界シェア、日本シェアはともにトップです。
株式会社S&Tが2024年3月に行った調査によると日本で「メインカードとして利用している国際ブランドはVisaである」と答えた人は全体の約60%でした。
Visaは世界中に加盟店を持っており、幅広いエリアで問題なく買い物ができる国際ブランドといえるでしょう。
Mastercard(マスターカード)
Mastercardは、Visaと並ぶ知名度を誇るアメリカの国際ブランドです。
株式会社S&Tによる調査では日本人がメインカードに選ぶ国際ブランドとしては全体の15%ほどです。Visaと比べて少ないですが、世界では利用者数も多く、Visaと同様に使いやすいブランドです。
Mastercardは2024年現在、大型スーパーマーケットのコストコで唯一使用できるクレジットカードブランドでもあります。
JCB(ジェーシービー)
JCBは、5大国際ブランドの中で唯一の日本発祥の国際ブランドです。レストランやテーマパーク、ホテルなどエンタメ系の特典が充実しているのが特徴で、割り引きや限定プランなどのさまざまな優待を受けられます。
日本の国際ブランドなだけあって、日本国内だと使えるお店が多いです。世界の加盟店数はVisaやMastercardにはおよびませんが、アメリカの国際ブランドである「DISCOVER」が利用できるお店であれば、JCBを利用することができます。
渡航中に対面で相談や問い合わせができる窓口「JCBプラザ」の設置や、24時間年中無休で電話サポートを受けられる「JCBプラザコールセンター」サービスなどがあります。いずれも日本語で利用可能であり、きめ細やかなサポート体制が整っています。
言葉や文化が異なる海外でトラブルが起こると不安になるでしょう。いざというときに、日本の会社のサポートに日本語で質問ができる安心感を得られるのは大きな魅力といえます。
American Express(アメリカン・エキスプレス)
American Expressは、通称「Amex(アメックス)」と呼ばれているアメリカのブランドです。
ハイステータスな国際ブランドとして認知されている一面もあり、高所得層を中心に普及しています。年会費が比較的高めな分、ホテルやレストランなどの優待が充実しているのが特徴です。
特に北米地域で使えるお店が多く、アメリカではVisa・Mastercardに次いで大きな取扱高を誇る国際ブランドです。
Diners Club(ダイナースクラブ)
Diners Clubは、世界で初めてクレジットカードの仕組みを作ったアメリカの国際ブランドです。現在では当たり前となったプラスチック製のカードも、日本のダイナースクラブが初めて考案しました。
その歴史も相まってハイステータスな国際ブランドとして知られており、富裕層が持っているカードというイメージが付いています。
特に高級レストランやバーなどグルメに関する特典が充実しており、優先予約や空席情報の案内など、ワンランク上の優待を受けられます。身分証明としても申し分ないカードといえるでしょう。
【番外編】中国に行くなら銀聯(Union Pay)が便利
世界5大ブランドには入っていませんが、近年中国で急成長を遂げているのが銀聯(ギンレン)という国際ブランドです。Union Pay(ユニオンペイ)の名前でも呼ばれていますが、両者は同一のブランドを指します。
銀聯は中国発のブランドで、他国に頼らない独自の決済ネットワーク構築を目指す中国政府の主導により誕生しました。ほかの国際ブランドと同じく多くの加盟店を持っており、中国本土では2,700万を超える加盟店で利用できるなど、特に中国国内でのシェアが圧倒的に高いのが特徴です。
中国へ渡航する場合、銀聯のクレジットカードを1枚持っておくと便利でしょう。

付帯保険と空港ラウンジ特典の充実度(楽天カードを例に比較)
海外で使えるクレジットカード選びにおいて、カードに付帯している海外旅行保険や、空港ラウンジの利用特典は大きな比較ポイントです。ここでは楽天カードを例に比較してみます。
楽天カードは、100円の利用につき1ポイントが貯まるクレジットカードです(※1、2)。海外旅行傷害保険や海外キャッシング機能など旅行中に役立つサービスが備わっています。(※3、4、5)
※1 一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳しくはこちら
※2 2025年3月1日(土)以降ご利用分は、楽天カード(Visa・Mastercard)の海外取引は200円の利用につき1ポイントとなります。
※3 キャッシングをご利用の際は、貸付条件の確認をし、計画的にご利用ください。
※4 カードブランドがAmerican Expressのカードは、海外キャッシングが利用できません。
※5 保険が有効となるためには、楽天カードをお持ちの方がカード決済の条件(ご利用条件)を満たしている必要があります。詳細はこちら。
以下、楽天カード・楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードについて、付帯保険と空港ラウンジ利用特典を比較してみましょう。
楽天カード
楽天カードは年会費・入会金が無料で、初めてクレジットカードを持つ方にもおすすめの1枚です。

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年会費が永年無料
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100円につき1ポイント貯まる※
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安心のセキュリティ
※一部ポイント還元の対象外、または還元率が異なる場合がございます。ポイント還元について詳細を見る
楽天カードの海外旅行傷害保険は、旅行中にケガや病気をした場合の治療費や、お店や他人のものを壊すなど賠償責任を負ってしまった場合に最大2,000万円まで補償を受けられます。
保険金を受け取るのに事前の申し込みは不要ですが、日本を出国するより前に「募集型企画旅行の料金」に該当する代金を一部でも楽天カードで支払っていることが条件です。航空券のみの購入では条件を満たさないため注意しましょう。
楽天カードに空港ラウンジの利用特典は付いていません。ラウンジを無料利用したい場合は楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードなどを所持する必要があります。
楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードは、通常の楽天カードよりワンランク上のクレジットカードで、年会費わずか2,200円(税込み)で所有できるゴールドカードです。
付帯する旅行保険は、通常の楽天カードに付く保険の対象に「携行品損害」がプラスされます。携行品(持ち物)が壊れたり、なくなったりした場合に、1個あたり10万円を限度として年間20万円まで補償を受けられます。そのほかの保険金額や保険の利用条件は通常の楽天カードと同じです。
また、国内空港のラウンジ利用が年2回まで無料となる特典が付きます。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは楽天市場や楽天証券の投信積立でのポイント還元率がアップする、ポイントサービスが充実しているカードです。年会費は1万1,000円(税込み)です。
楽天プレミアムカードに付帯している海外旅行傷害保険は自動付帯です。つまり保険の適用に条件がなく、楽天カードで決済した旅行でない場合でも、カードを持っているだけで補償が受けられます。保険金額も最高で5,000万円までと、先に紹介したカードよりも保険が充実しています。
空港ラウンジの利用は、「プライオリティ・パス」の無料発行という形で特典を受けられます(※)。無料で利用できる回数は年間5回まで(6回目以降は1回あたりUS35$)のほか、利用できる施設はラウンジ施設に限られますが、年に1~2回海外旅行に行く人にとっては大きなメリットでしょう。
※別途、楽天e-NAVIよりお申込手続きが必要となります。
海外キャッシングの使いやすさ
海外キャッシングとは、クレジットカードを使って渡航先のATMから現地通貨を引き出す機能です。渡航先で急に現金が必要になったときに重宝します。引き出した通貨は「カード会社から借りた」扱いとなるため、後日利用代金と一緒に口座から引き落とされる仕組みです。
所有しているカードと同じ国際ブランドのロゴがついたATMでないと利用できないため、アクセスしやすい場所にあり、設置台数が多いブランドほど利用しやすいといえるでしょう。
また、海外キャッシングをする際は一般的にATM手数料と利息が別途必要になるため、費用負担が少ないブランドを選ぶのもポイントです。
ブランドによっては海外キャッシング自体が利用できないこともあります。例えば、楽天カードのAmerican Expressは海外キャッシング非対応であるため、キャッシングがしたい場合はほかのブランドでカードを作らなければなりません。
海外でクレジットカードを使う際の注意点

海外でトラブルに遭ったときの対策も事前に準備しておくと安心です。道中クレジットカードを使うときは、以下に注意しましょう。
カードの支払設定を確認しておく(基本は一括払い)
一般的に、日本では買い物の時に一括払い・分割払い・リボ払いなどから支払方法を選択できますが、海外では支払方法を自由に選択できません。
基本的に一括払いになると考えて良いですが、カードの設定ですべてのお買い物がリボ払いになるようにしていると、海外での利用でも自動的にリボ払いになってしまいます。出国前に確認しておきましょう。
利用可能枠を超えないようにする
クレジットカードは利用可能枠を超えると決済ができなくなります。
現地通貨を持っていない状態でカードが使えなくなると困るため、使いすぎには注意しましょう。国内での買い物と同様に、計画的な利用が大切です。
もし利用可能枠を超えそうなことがあらかじめわかっている場合は、旅行前に利用可能枠の引上申請をしておくのも有効です。旅行の期間だけ一時的に増枠することも可能なため、カード会社に問い合わせてみましょう。
不正検知システムが作動する可能性がある
不正検知システムは、防犯のために多くのカード会社が取り入れているモニタリングシステムです。第三者による不正使用と疑われる決済を検知すると、自動でカードが停止されます。
一般的には「普段と違う使い方だ」とシステムが判断すると作動するようになっています。例えば、普段海外旅行をしない人がいきなり旅行先でカードを使うと、本当に自分が使用していても不正使用と間違われる場合があるのです。
もし自分の利用なのにカードが止まってしまった場合は、カード会社に連絡して停止を解除する必要があります。
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楽天カードの場合は、楽天カードアプリや楽天e-NAVIから解除手続きが可能です。
不正検知システムが作動したときに楽天カードアプリを開くと、上部にアラートが表示されます。決済に心当たりがある場合はそのまま案内に従って解除の手続きをすると再びカードが使えるようになります。
事前の準備をしっかりしておけば、トラブルに遭っても迅速な対処が可能です。クレジットカードを上手く使って、旅行を快適に楽しみましょう。
※この記事は2025年1月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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海外でも使えるクレジットカードは?
VisaやMastercard、JCB、American Expressといった国際ブランドが付いているカードであれば海外でも利用できます。
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海外旅行で使えるクレジットカード選びのポイントは?
付帯保険の充実度、空港ラウンジ利用特典の有無、海外キャッシングの手数料やATM設置数などが比較ポイントになります。
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旅行中に利用可能枠が足りなくなりそうな場合の対策はある?
渡航前にカード会社に利用可能枠の引き上げを申請してみましょう。審査に通れば一時的に増枠ができます。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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