ゴールドカードの発行基準は、カードの種類やカード会社によってさまざまです。一例として楽天ゴールドカードの基準を挙げると、「20歳以上（楽天ゴールドカード独自の審査基準により発行させていただきます）」となっています。ここから、20代でもゴールドカードを保有することは可能だと判断できます。ただし、申し込みが可能なことと審査に通過できることは別問題なので、その点には注意しておきましょう。

20代でゴールドカードを保有するメリットとしては、「一般カードより高い還元率でポイント還元を受けられる場合がある」「特典やサービスを有効活用できる」といったことが主に挙げられます。それぞれのメリットについて、以下で詳しく説明します。

ゴールドカードは、カードによっては一般カードよりもポイント還元率が高い可能性があります。貯めたポイントの使い道は、商品や提携ポイントと交換したりご利用金額に充当したりとさまざまです。1回のお買い物で一般カードよりも多くポイントを貯められるのは、大きなメリットでしょう。

ゴールドカードに付帯されている特典やサービスは、一般カードよりも豊富な場合があります。ゴールドカードを保有することで、空港のラウンジ利用やホテルのアップグレードなど、生活の質をワンランクアップさせてくれるような特典やサービスを活用できます。

ゴールドカードを選ぶにあたっては、以下のような点を意識して選ぶと良いでしょう。

• 特典や付帯サービス
• 年会費
• ポイント還元率

それぞれについて、詳しく説明します。

クレジットカードは、カードごとに付帯している特典やサービスが異なります。ゴールドカードには、以下に挙げるようなグレードの高い特典やサービスが付帯している場合があります。

• 空港でのラウンジ利用
• ホテルやレストランでの優待
• コンシェルジュサービス　など

いずれも便利な特典やサービスですが、これらは活用できなければ意味がありません。活用しやすい特典やサービスが多く付帯しているカードを選ぶことが重要です。

年会費は、クレジットカードを利用するために毎年発生する維持費です。年会費は有料のものもあれば、条件を満たすことで年会費が優遇されるような場合もあります。年会費が安いと負担も少ないですが、求めているサービスや特典が付帯していない可能性もあります。年会費と付帯している特典・サービスのバランスなどを踏まえてカードを選ぶことを心がけましょう。

ポイントを効率的に貯めるためには、なるべくポイント還元率の高いクレジットカードを選ぶ必要があります。また、カードによっては特定の条件で還元率がアップするものもあります。

ご自身が日常的に利用するシーンでポイントの貯めやすいカードを選びましょう。

ゴールドカードは一般カードよりも特典やサービスが豊富で、利用可能枠（限度額）も高めに設定されやすいです。しかし、利用可能枠（限度額）が高めに設定されることで、使い過ぎてしまう可能性も考えられます。特典やサービスをしっかりと吟味してカードを選び、自制心を持って利用することを心がけなければなりません。

20代でも、ゴールドカードの申し込みはできます。ゴールドカードはカードによって特徴が異なるので、ご自身にあったカードを選ぶことを心がけましょう。