楽天カードの種類まとめ!各カードの特徴とお得なポイントとは?
学生におすすめのクレジットカード3選!選ぶ基準やメリット、注意点も紹介
クレジットカードは、コンビニやスーパー、インターネットショッピングの支払いなど、幅広い場面で便利な決済手段ですが、学生でも作ることはできるのでしょうか。学生は収入がない場合もあるため、申し込みができるのか疑問に思っている人もいるでしょう。
結論から言うと、収入がない学生でもクレジットカードを作ることは可能です。ここでは、学生がクレジットカードを作ることのメリットや注意点、選び方のコツ、おすすめのクレジットカードなどを解説していきます。
- クレジットカードを持つ学生の割合は?
- 学生がクレジットカードを持つメリット
- 学生がクレジットカードを選ぶ基準
- 学生におすすめのクレジットカード3選
- 学生がクレジットカードを持つ注意点
- 学生のクレジットカード選びは「学生ならではの特典」がポイント
クレジットカードを持つ学生の割合は?
クレジットカードを申し込むと、クレジットカード会社の審査を受けることになり、審査に通過した人のみカードを使えるようになります。
収入のない学生でもクレジットカードを持つことは可能ですが、実際どのくらいの学生がクレジットカードを持っているのでしょうか。
日本クレジットカード協会が実施した「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(令和元年度)」によると、大学生のクレジットカード所持率は61.1%で、そのうちの約8割が自分名義のクレジットカードを所持しているとのことでした。男女比で見ると、所持している学生の約3分の2が男性で、約3分の1が女性です。
学年別に見ると、1年生の所持率が19.4%、2年生では59.1%、3年生になると77.7%、4年生が62.3%です。1年生から3年生までは、学年が上がるにつれて所持率が高くなっています。大学生活を送るうちにクレジットカードの便利さに気づいて、持つ人が増えるのかもしれません。
学生がクレジットカードを持つメリット
学生がクレジットカードを持つメリットには、具体的に次のようなものが挙げられます。
- ネットショッピングの決済に便利
- キャッシュレス化に対応できる
- ポイントやマイルが貯まる
- お金の使い方が学べる
- 海外旅行・海外留学で使える
- 支払いのタイミングを先延ばしできる
- 多額の現金を持ち歩かなくて済む
ひとつずつ見ていきましょう。
ネットショッピングの決済に便利
クレジットカードを所持していると、ネットショッピングの決済が簡単にできて便利です。ネットショッピングの決済方法には、ほかにもコンビニ払いや銀行振込などの方法もありますが、手軽に利用できる決済手段のひとつがカード決済でしょう。
また、オンラインゲームの課金やフリマアプリなどの決済もカード決済の場合が多いので、普段からインターネットを頻繁に利用している学生にとっては、クレジットカードは役立つ決済手段といえそうです。
キャッシュレス化に対応できる
近年、キャッシュレス決済が広く浸透し、スマートフォンを専用端末にかざすだけで支払いが完了するようになっています。支払いもスムーズなので、積極的に活用している学生も多いでしょう。
現金を持ち歩く必要がなく、お得なキャンペーンを実施している場合もあるので、クレジットカードは学生にとってもメリットのある決済手段といえそうです。
ポイントやマイルが貯まる
クレジットカードの多くは、利用金額に応じてポイントが貯まります。貯めたポイントは、クレジットカード会社によって「ショッピングの利用代金にあてる」「ギフトカードと交換する」「マイルと交換する」などのさまざまな活用方法があります。カード決済でポイントを貯めて、自分にとって使い勝手の良いものに交換すると良いでしょう。
ひとり暮らしの学生は、家賃や公共料金などの支払いもクレジットカードにすると、効率的にポイントを貯められるでしょう。
お金の使い方が学べる
お金の使い方の基本は、支出を収入の範囲内に抑えることです。現金払いの場合、家計簿を付けていないと「いつ、いくら使ったのか」を把握することは難しいものです。クレジットカードを利用した場合、利用明細を見ることで利用した日付と金額、どこで買い物したのかなどの情報がひと目でわかります。
支出をわかりやすく把握できれば計画的にお金を使いやすくなり、お金の上手な使い方が自然と学べるようになるでしょう。
海外旅行・海外留学で使える
海外への旅行や留学は、学生のうちに行っておきたいという人も多いでしょう。実は、学生の海外渡航時も、クレジットカードを持っておくと何かと便利です。
クレジットカードを持っていれば、海外で出歩くときに現金を持ち歩く必要がありません。ローカルなお店でのお支払いなどで現金が必要になった場合でも、海外キャッシングサービスを利用してATMから必要な分だけ現地通貨で引き出すことができます。もちろん、空港や外貨両替所などでの事前の両替も不要です。
さらに一部のクレジットカードには、ポイントを航空会社のマイルに交換できるものや、海外旅行傷害保険が無料で付帯しているものもあります。特に、海外でケガや病気になった場合は医療費が高額であることが多いので、いろいろな国に行きたいと考えている学生には重要なポイントとなるでしょう。
支払いのタイミングを先延ばしできる
学生に限った話ではありませんが、クレジットカードは使用してから銀行口座からお金が引き落とされるまで、タイムラグがあります。クレジットカードで使用したお金は一時的にカード会社が立て替えて、後日その金額が引き落とされる仕組みになっているからです。支払いのときに手持ちの現金がなかったり、多忙でATMから現金を引き出す時間がなかったりする場合にも便利です。
多額の現金を持ち歩かなくて済む
クレジットカードを利用する頻度が増えると、必然的に現金を利用する機会は減ります。
現金のみで生活しようとすると、お財布から現金が不足しないように、頻繁にATMで現金を引き出したり、1度に多額の現金を下ろして持ち歩いたりすることになります。さらにATMでの引き出しは、時間帯によっては手数料がかかることもあります。
学生に限らず大金を持ち歩くのは不用心ですし、頻繁にATMを利用するのも面倒なことですので、これらが解決できるのもクレジットカードを持つ大きなメリットといえるでしょう。
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学生がクレジットカードを選ぶ基準
学生がクレジットカードを選ぶ基準は複数あります。
- ポイントを貯めやすいか
- どのような特典が付いているか
- なるべく学生向けのクレジットカードを選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.ポイントを貯めやすいか
クレジットカードによっては、使う場所によってポイントが貯まりやすいというメリットがあるため、ポイントをお得に貯められるかは、学生・社会人を問わず重要なポイントです。
また、自分がよく利用する店舗やサービスでポイントを貯めやすいかどうかも、判断材料にすると良いでしょう。例えば、いつも楽天のサービスを利用している人は、楽天市場での支払いを楽天カードで行うと楽天ポイントが最大3倍(※)になるため、楽天カードを選択するとお得です。
※楽天カード利用3%の内訳は、楽天カード通常分1%・楽天市場ご利用分1%・楽天カード特典分1%となります。
・楽天カード通常分については、楽天市場でのカードご利用額100円につき1ポイント(通常ポイント)となります。
・楽天市場ご利用分については、楽天市場よりポイント進呈されます。詳細は楽天市場ホームページよりご確認ください。
・楽天カード特典分は、楽天市場でのカードご利用額(消費税・送料・ラッピング料除く)100円につき1ポイント(期間限定ポイント)となります。
※楽天市場ご利用分および楽天カード特典分については、楽天市場で開催中のSPU(スーパーポイントアッププログラム)の特典となります。特典進呈には上限や条件がございます。詳細はこちら
2.どのような特典が付いているか
クレジットカードにどのような特典が付いているのかも、見るべきポイントです。自分が有効に利用できそうな特典が付いているかどうかを見極めると良いでしょう。例えば、学生の間にたくさん旅行したい人は、チケット予約やツアー旅行、宿泊などで優待を受けられるクレジットカードから選ぶほうがメリットを多く得られます。
3.なるべく学生向けのカードを選ぶ
学生ならではの選ぶ基準としては、なるべく「学生向けのカードを選ぶ」ことが挙げられます。もし学生がクレジットカード選びで迷っているのなら、選択肢を学生向けクレジットカードに絞って比較する、という方法もあります。
学生向けのクレジットカードは、基本的に収入がなくても申し込みができます。また、年会費無料、発行手数料無料というものが多く、学生でもクレジットカードを持つことが負担にならないよう設計されています。
学生におすすめのクレジットカード3選
ここで、年会費が無料で学生向けの特典が充実している学生におすすめのクレジットカードを3つ紹介します。クレジットカードを検討している学生の人は、クレジットカード選びの参考にしてみてください。
楽天カード アカデミー
楽天カード アカデミー | |
年会費 | 永年無料 |
入会条件 | 18歳~28歳までの学生 (高校・大学・短期大学・大学院・専門学校) |
更新手数料 | 無料 (卒業後は楽天カードへ自動で切り替え可能) |
利用限度額 | 最高30万円 |
ポイント | 楽天ポイントが通常100円(税込み)で1ポイント(※) |
※一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳しくはこちら
楽天カード アカデミーは、学生だけが持つことができるクレジットカードで学生向けの特典が充実している1枚です。楽天カード アカデミーの利用で得られる特典には、以下のようなものがあります。
- 楽天ブックス:本やDVDの通常購入やダウンロード購入でポイント倍率アップ
- 楽天トラベル:高速バス予約の支払いでポイント倍率アップ
ほかにも「楽天学割」サービスでは、楽天市場で使える送料無料クーポンプレゼントや、アンケートに回答して無料でポイントが貯まるチャンスなどがあります。
学校卒業後は自動的に楽天カードに切り替わるので、社会人になってからも継続して利用が可能です。
JCBカード W
JCBカード W | |
年会費 | 永年無料 |
入会条件 |
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更新手数料 | 無料 (40歳以降も年会費無料のまま継続可能) |
利用限度額 | 最高500万円 |
ポイント | Oki Dokiポイントが通常1,000円(税込み)で2ポイント |
※一部、申し込めない学校があります。
JCB カード Wは、いつでもJCB一般カードの2倍のOki Dokiポイントがもらえます。また、スターバックス コーヒーやセブン-イレブン、Amazonなどの利用時にはポイントが最大11倍にもなる高還元率のクレジットカードです。貯めたポイントはキャッシュバックのほか、Amazonでのショッピング時に利用できたりスターバックス カードにチャージしたりできます。
また、24時間365日体制で不正検知システムが作動していることや、インターネットショッピング時は本人確認を行うなど、セキュリティ面もしっかりしています。
入会は39歳までですが40歳以降も年会費無料のまま継続して利用できます。
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL) | |
年会費 | 永年無料 |
入会条件 | 18歳以上 (高校生は除く) |
更新手数料 | 無料 |
利用限度額 | 最高100万円 |
ポイント | Vポイントが通常200円(税込み)で1ポイント |
三井住友カード(NL)は、ナンバーレスカードであることが特徴です。カードフェイスにカード番号などが印字されておらず、公式アプリでカード情報を管理していくため安心して利用できます。また、インターネットからの申し込み後、最短5分でカード番号が表示され、ネットなどですぐに利用が可能です。
コンビニやマクドナルドなどの対象店舗でVポイントが最大7%還元になったり、「学生ポイント」サービスでは、サブスクの支払いで最大10.0%還元、携帯料金の支払いで最大2.0%ポイント還元されたりします。
学生がクレジットカードを持つ注意点
学生がクレジットカードを所持するメリットはいろいろありますが、一方で注意すべき点もあります。後にトラブルにならないよう、注意点についてもしっかり確認しておきましょう。
- クレジットカードの仕組みを理解する
- 親の同意が必要な場合がある
- 利用限度額は少額
- キャッシング枠の申し込みは慎重に
- 支払方法が多岐にわたる
- 不正使用に遭わないようにする
- 使いすぎないようにする
クレジットカードの仕組みを理解する
クレジットカードとは、その場で現金を持っていなくても、買い物やサービス利用料などを後払いできる仕組みです。学生が持つ場合、初めて持つことになることが多いと思いますが、便利である一方、決められた利用可能枠の中で計画的に使うことが重要となります。クレジットカードを持つ前に、クレジットカードの仕組みや手数料、支払期間などについて、きちんと理解しておくようにしましょう。
親の同意が必要な場合がある
クレジットカードは高校生を除く18歳から申し込めるものが多くあります。2022年4月から成人年齢が引き下げられたことにより、民法上は18歳や19歳の学生でも親の同意を得ずにクレジットカードを契約できることになりました。ただし、成人年齢の引き下げにともなう対応はクレジットカード会社によって異なります。従来どおり20歳未満の場合には親の同意が必要な可能性もあるため、申し込み時には確認が必要です。
利用限度額は少額
学生向けのクレジットカードは、一般のクレジットカードと比較して利用限度額が少なめに設定されることが多く、ほとんどが10万円〜30万円程度になります。社会人に比べると大学生は収入が少ないため、利用限度額を高く設定すると返済しきれない可能性が高くなってしまうことによるものです。
普通に利用するぶんには十分な金額ですが、引越しなどで利用金額が高額になるときは、利用可能額の引き上げなどの申請が必要になることがあるかもしれません。学生向けのクレジットカードの場合、カード会社によっては利用限度額の引き上げができなかったり、引き上げに条件があったりする場合もあるので、事前に確認するようにしましょう。
キャッシング枠の申し込みは慎重に
クレジットカードには、買い物などでの決済に利用する「ショッピング枠」と、お金を借り入れできる「キャッシング枠」があります。
キャッシングの利用可能枠があると急にお金が必要になったときに借り入れできて便利ですが、高い利息が付く可能性もあるので、キャッシングの利用は慎重に判断しましょう。
支払方法が多岐にわたる
クレジットカードでの買い物は、支払方法の選択肢が多いのが大きな特徴といえます。支払方法には以下のような種類があります。
- 1回払い(一括払い)
- 分割払い
- リボルビング払い(リボ払い)
一般的な支払方法は「1回払い(一括払い)」で、クレジットカードを利用した翌月の決められた引き落とし日にまとめて口座から引き落として支払う方法です。ほかにも、何回かに分けて支払う「分割払い」や、一定の額を毎月支払う「リボルビング払い(リボ払い)」などがあります。
大きな額の買い物をするときに分割払いやリボ払いは役立ちますが、これらの支払方法には手数料がかかります。分割払いの場合、カード会社によっては2回払いまでは手数料は無料ですが、3回払い、5回払い、12回払いなど3回以上の支払回数を選択すると、分割払い手数料がかかるケースがあります。リボ払いの場合も、手数料がかかるのと同時に月々の支払金額が一定になるため、支払いが終わる前に追加で高額の買い物をしてしまい、返済期間が長くなる可能性があります。
これらの理由からも、学生がクレジットカードの利用に慣れるまでは一括払いを利用していくのがおすすめです。
不正使用に遭わないようにする
クレジットカードの不正使用とは、クレジットカードの番号や名前などの情報が他人に知られ、勝手に使用されてしまうことです。クレジットカードを持った場合、不正使用の被害に遭うことを心配される学生の人もいると思います。しかし、カード会社は不自然なクレジットカードの利用がないかどうか、日々厳重なチェックを行っています。
もし不正使用と思われる利用があれば、カード会社はクレジットカードの契約者に確認の連絡をし、心当たりのない支払いだとわかれば支払処理は行われません。基本的には、カード会社が不正使用から顧客を守るよう管理してくれているため、安心できます。
もし利用明細を見て心当たりのない請求があった場合は、速やかにカード会社へ連絡しましょう。大切なのは、不正使用を見つけたらすぐに連絡をすることです。学生の人は授業やサークル、アルバイトなどで忙しいかもしれませんが、クレジットカードの利用明細は毎月必ずチェックすることが大切です。
使いすぎないようにする
学生・社会人ともにいえることですが、クレジットカードを持ったことで、気軽に使えるために使いすぎてしまうことがあるかもしれません。クレジットカードがあると、現金のように財布からお金が減ったり、ATMからお金を下ろす機会が増えたりしないために、出費が増えているという自覚が生まれにくくなるでしょう。
クレジットカードの使いすぎを防ぐためには、自制心を持つことはもちろん、利用履歴をこまめに確認したり、自分で家計簿を付けたりすることが重要です。学生のうちに、クレジットカードのアプリの明細をチェックするクセを付けるのも良いでしょう。
学生のクレジットカード選びは「学生ならではの特典」がポイント
収入がない学生でもクレジットカードに申し込むことは可能です。クレジットカードによってさまざまな特徴があるので、自分が利用していくうえで活用しやすい特徴のある1枚を選ぶと良いでしょう。
今回紹介したクレジットカードの中でも、楽天カード アカデミーは学生専用のクレジットカードで、学生向けの特典が充実しています。卒業した後は自動的に楽天カードに移行するので、切り替えなどで手間がかかることもありません。年会費も永年無料なので、ぜひチェックしてみてください。
※この記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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学生でもクレジットカードを作れる?
審査はありますが、学生でも申し込めるクレジットカードを発行している会社は多くあります。
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学生がクレジットカードを持つメリットは?
「ネットショッピングの決済に便利」「キャッシュレス化に対応できる」「ポイントやマイルが貯まる」「お金の使い方が学べる」「海外旅行・海外留学で使える」「支払いのタイミングを先延ばしできる」「多額の現金を持ち歩かなくて済む」などのメリットがあります。
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学生がクレジットカードを選ぶときのポイントは?
自分が利用しやすいものを選ぶことが大切ですが、そのほかにも、年会費が無料であることやポイント還元率が高いこと、学生向けの特典があるといったことに着目すると良いでしょう。
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学生がクレジットカードを持つ場合の注意点は?
「クレジットカードの仕組みを理解する」「親の同意が必要な場合がある」「利用限度額は少額」「キャッシング枠の申し込みは慎重に」「支払方法が多岐にわたる」「不正使用に遭わないようにする」「使いすぎないようにする」などの注意点があります。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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