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クレジットカードの国際ブランドとは?それぞれの特徴やおすすめの選び方を紹介!
クレジットカードを作る際に国際ブランドを選べることが多いですよね。国内ではMastercard、Visa、JCBなどが有名です。今回はそれぞれの国際ブランドの特徴・違いや選び方、複数のブランドを持つメリットなどを紹介します。
- クレジットカードの国際ブランドとは?
- 国際ブランド別 国内(日本)の保有率(会員数)シェア
- クレジットカードの国際ブランド(1)Visa
- クレジットカードの国際ブランド(2)Mastercard
- クレジットカードの国際ブランド(3)American Express
- クレジットカードの国際ブランド(4)JCB
- クレジットカードの国際ブランド(5)ダイナース
- クレジットカードの国際ブランドは複数持つべき?メリットは?
- それぞれの特徴を知ってクレジットカードのブランドを選ぼう!
クレジットカードの国際ブランドとは?
クレジットカードの国際ブランドとは、MastercardやVisa、American Express、JCBなどの世界を網羅するクレジットカードのブランドのことです。これらのブランドのロゴマークがついたクレジットカードであれば、日本で発行されていても、世界各地で利用することができます。
例えば、Mastercardのロゴマークのついたクレジットカードであれば、カード発行会社にかかわらず世界中のMastercard加盟店で利用することができます。
カード発行会社と国際ブランドは混同しやすいかもしれません。カード発行会社は利用明細書の発行やポイント付与など、主にカード会員向けの様々なサービスを行う役割を担っていますが、決済サービスを提供しているケースもあります。対して国際ブランドは、店舗とカード会員との間の決済サービスを提供する役割を主に担っていますが、カード会員向けのサービスの提供についても行っています。
▼クレジットカードの発行会社と国際ブランドの違いを解説!発行会社の確認方法は?
クレジットカードの発行会社と国際ブランドは混同されがちで、間違って理解されていることも。しかし、発行会社を知っておくことはサービスを活用する上で大切ですよ。今回は、発行会社と国際ブランドの違いや確認方法を解説します。
楽天カードの場合は、カード発行会社は申し込み先の楽天カード株式会社です。一方国際ブランドは、カード発行の申し込み時に選択肢から選ぶことで決まります。そのため、楽天カードのMastercardブランドカード、楽天カードのVisaブランドカードという種類があるように、同じ発行会社でも複数の国際ブランドのクレジットカードが存在するのです。
世界の国や地域によって、主流になっている決済方法や国際ブランドの種類ごとの加盟店シェアの傾向が異なることがあります。また、国際ブランドによって、会員向けの特典にも違いがあります。行き先に応じて使いやすい国際ブランドを選ぶと良いでしょう。
国際ブランド別 国内(日本)の保有率(会員数)シェア
世界の国や地域によって異なる国際ブランド別のシェア傾向ですが、日本国内ではどの国際ブランドのシェアが高い傾向にあるのでしょうか?
国際ブランド別にカード保有率(会員数)を見ると、Visaがトップです。カード種類を限定しない場合は52%、ゴールドカードに限定すると54%といずれも半数を超えています。
ところが、プラチナカードに限ってみると、Visaカードのシェアは35%と大幅に減り、代わりにAmerican Expressが19%、ダイナースが7%とシェアを広げます。この結果は、American Expressやダイナースが富裕層向けのクレジットカードとして位置づけされていることと一致していると考えられます。中国の国際ブランドである銀聯(UnionPay)も、プラチナカードに限定して見てみるとシェアは高めになります。
次からは、日本国内のシェアが高い順に5種類の国際ブランドについて、特徴を比較しています。どんな人におすすめかも紹介していますので、国際ブランド選択の参考にしてみてください。
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クレジットカードの国際ブランド(1)Visa
Visaの特徴
国際ブランドの中でも圧倒的なシェア率・利用率を誇る「Visa(ビザ)」。2015年のThe Nilson Reportによれば、Visaの世界マーケットシェア率は約56%と非常に高くなっています。(※1)
※1 The Nilson Report 2015年より。クレジットカード、ブランドデビット、プリペイドを含む。https://nilsonreport.com/upload/pdf/The_Nilson_Report_Releases_the_Global_Cards_Report_2015_-_Business_Wire.pdf
また、クレジットカードに関する利用状況調査2014(コイニー株式会社)では、主に利用しているクレジットカードについての設問に対し、75%がVisaと回答しています。複数回答が可能な設問でしたが、高い利用率であるといえるでしょう。
Visaはどんな人におすすめ?
海外旅行など、海外へ頻繁に行く人はマーケットシェア率世界1位、利用率1位のVisaを選んでおけば間違いないでしょう。日本国内でも加盟店シェアが高く利用しやすいので、汎用性の高いクレジットカードを求めている人におすすめです。ほとんどのカード発行会社で選ぶことができますので、はじめてクレジットカードを持つという人や2枚目以降でも、1枚目でVisa以外を選んだというのであれば、次はVisaを選ぶと良いでしょう。
クレジットカードの国際ブランド(2)Mastercard
Mastercardの特徴
国際ブランドのひとつである「Mastercard(マスターカード)」。アメリカの企業であるMastercard Worldwideが運営・管理しています。Mastercardは世界210以上の国や地域の加盟店で利用でき、マーケットシェア率世界2位と高いシェア率を誇っています。(※1)
※1 The Nilson Report 2015年より。クレジットカード、ブランドデビット、プリペイドを含む。https://nilsonreport.com/upload/pdf/The_Nilson_Report_Releases_the_Global_Cards_Report_2015_-_Business_Wire.pdf
また、Mastercardでは会員のみが利用できる特典プログラムである「プライスレス・シティ」があります。プライスレス・シティでは、「お金では買えない価値」をテーマに様々な特典やキャンペーンが用意されています。その中でも「プライスレス・ジャパン」というプロモーションでは、日本で使える様々な分野のプレゼントや抽選を行っています。
Mastercardはどんな人におすすめ?
世界210以上の国や地域の加盟店で利用できるMastercardは、頻繁に海外へ行く人はもちろん、クレジットカードをはじめて持つ人でも、まず1枚持っていると、利用範囲が広くおすすめの国際ブランドです。
プライスレス・シティはMastercard会員のみが利用できますので、プライスレス・シティを利用してみたいという人はMastercardをおすすめします。
クレジットカードの国際ブランド(3)American Express
American Expressの特徴
アメリカの企業であるAmerican Expressですが、世界各国の加盟店で利用できる国際ブランドのひとつです。「アメックス」という呼称でも知られています。
2015年のThe Nilson Reportによると、American Expressのマーケットシェア率は3.2%という結果でした。ほかの国際ブランドと比べるとシェア率は低いのですが、American Expressは無料の空港ラウンジなど付帯サービスが充実しているという独自の特徴があります。
例えば、楽天カードでは複数の国際ブランドからAmerican Expressが選択できます。楽天カードのAmerican Expressである楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カードでは、チケットの先行サービスや店舗での優待特典などAmerican Express独自の特典サービスが付帯されています。
American Expressはどんな人におすすめ?
充実した付帯サービスに魅力を感じる人には、American Expressがおすすめです。ほかの国際ブランドと比較すると、American Expressには年会費が数万円と高額なクレジットカードも用意されており、ハイクラスで充実したサービスを受けられます。American Expressにしたいけれど年会費が気になるという人は、年会費無料の楽天カード・アメリカン・エキスプレス®・カードがおすすめです。
また、American Expressは法人向けカードの使いやすさでも定評があります。大企業向け、中小企業経営者や個人事業主向けなど、ビジネス規模に応じたサービスが用意されており、いずれも経費の支払いをまとめることができるため、経理処理をラクにしてくれます。起業を考えている人は、法人カードを作るために個人カードで実績を作っておくという持ち方もおすすめです。
クレジットカードの国際ブランド(4)JCB
JCBの特徴
日本発の国際ブランドである「JCB」。JCBは、日本の企業が運営・管理をしています。コイニー株式会社が2014年に行った「クレジットカードに関する利用状況調査2014」によれば、JCBの利用率は47.6%とVisaに次いで2位という結果になりました。2015年のThe Nilson Reportでは、JCBのマーケットシェア率が1.2%でしたので、日本国内でよく利用されている国際ブランドであるといえるでしょう。
JCBでは日本人向けの海外サポートサービスがあります。海外に設置された窓口で、観光などに対する問い合わせに日本語で応対するというサービスです。海外で不安なときに、日本語で対応されると安心ですね。
JCBはどんな人におすすめ?
「海外に行くけれど、現地の言葉が話せないので不安」など、海外へ行ったときのサポートがほしいという人はJCBがおすすめです。日本語でサポートを受けられますので、現地の言葉がわからなくて困ったときに安心です。また、JCBには一部の主要都市に専用ラウンジがあります。専用ラウンジを利用したい人もJCBがおすすめでしょう。
また、各地の空港で利用できる飲食店などの優待サービスもそろっています。国際線だけではなく、国内線ターミナルにも対象店舗がありますので、国内外問わず旅行を楽しみたい人は、JCBブランドを選んでみてはいかがでしょうか。
クレジットカードの国際ブランド(5)ダイナース
ダイナースの特徴
ダイナースはほかの国際ブランドと比較するとマーケットシェア率や利用率は低いのですが、空港ラウンジが無料で利用できたり、手荷物宅配サービスがあったりするなど付帯サービスが充実している国際ブランドです。特に、飲食店関係の特典が充実していることでも知られています。
さらに、予約の取りにくい名門ゴルフ場の優待予約サービスなど、特典先も厳選されています。ほかの国際ブランドにはないステータス性がダイナースにはあるといえるでしょう。
ダイナースはどんな人におすすめ?
無料で利用できる空港ラウンジ、身軽に帰れる手荷物宅配サービスがありますので、頻繁に海外を飛び回るビジネスマンやその家族など、充実したサービスを受けたい人におすすめです。また、ダイナースにはハイクラス層が求める洗練された提携先の優待特典などがあります。高いステータス性を求める人にも合っているでしょう。
クレジットカードの国際ブランドは複数持つべき?メリットは?
結論から言うと、複数の国際ブランドのクレジットカードを持っておくのがおすすめです。
そのメリットは、カード払いができる場所が広がること。お買い物をしていて、店舗が自分の持っているクレジットカードの国際ブランドの加盟店ではないために、予定外に現金で支払ったり、現金の持ち合わせがなく一旦購入を見送ったり、という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。複数の国際ブランドのクレジットカードを持ち合わせていればその心配はなくなります。また、カード払いでマイルやポイントを貯められるメリットも、もれなく受けることができます。
・国際ブランドが選べる!楽天カードに申し込む
また、保険料の支払いをクレジットカードでできることが多くなりましたが、保険会社や保険商品によって、利用可能な国際ブランドが決められていることがあります。加入する保険商品指定の国際ブランドを持っていれば、保険加入と同時にカード払いの手続きもでき、保険料の支払い1回目からカード払いでポイントを貯めることができます。
外貨建ての保険商品の場合は、国際ブランドごとに為替決済手数料の違いが支払い額に影響します。複数のブランドを持っていれば、より有利な条件のブランドを支払いカードとして指定することができます。
このように複数の国際ブランドを持つことにはメリットがあります。サービスに応じて適した国際ブランドを利用できるよう、2枚目以降のクレジットカードの申し込み時には、今持っていない国際ブランドを選ぶと良いでしょう。
なお、カード発行会社によっては、すでに持っているカード会社の同じ種類のカードで国際ブランドを変えて複数発行することはできませんのでご注意ください。複数のカード会社から、同じ国際ブランドがついたクレジットカードを複数枚発行することは全く問題なく可能です。
それぞれの特徴を知ってクレジットカードのブランドを選ぼう!
クレジットカードの国際ブランドには、シェア率や利用率、付帯サービスなど国際ブランド独自の特徴やメリットがあります。海外に頻繁に行く人ならまずはVisaやMastercardを選び、付帯サービスの充実度を重視するならAmerican Expressを選ぶなど、自分に合ったブランドを選んでください。
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