楽天カードの種類まとめ!各カードの特徴とお得なポイントとは?
クレジットカードの種類や特徴、国際ブランド別の違いについても解説!
クレジットカードには様々な種類がありますが、国際ブランドや発行会社によって分類できます。この記事ではクレジットカードの種類や特徴について解説します。自分のライフスタイルに合ったカードを選択しましょう。
クレジットカードとは
さまざまなクレジットカードの種類をご紹介する前に、まずはクレジットカードとはどういったカードなのか、その特徴について解説します。
・クレジットカードの特徴
クレジットカードは、物品やサービスを購入するときに、現金の代わりに支払いを完結させるためのカードです。現金で直接行う支払いを、カード会社に立て替えてもらうという仕組みで、月間で使用した分を後日まとめて支払う後払い方式になっています。
・クレジットカードでできること
クレジットカードでできることには、以下のようなことがあります。
●店頭やネットショッピングで、物品やサービスを購入したときの支払い
●現金の借り入れ
●ETCカードの作成
キャッシング枠を持っているクレジットカードであれば、その枠内で現金を借り入れることが可能です。また、ETCカードが必要な場合も、クレジットカードと紐づけて作れます。
・クレジットカードとキャッシュカードの違い
同じ金融機関から発行されるカードとして混同しやすいのが、キャッシュカードです。クレジットカードとキャッシュカードには、その機能に明確な違いがあります。
キャッシュカードの主な機能は、以下のとおりです。
●銀行や信用金庫の口座にお金を預ける
●銀行や信用金庫の口座からお金を引き出す
●ATMから振込を行う
銀行や信用金庫などに預金するとき、または口座内の預金を動かすときに使われるのがキャッシュカードです。都市銀行や地方銀行はもちろん、店舗を持たないネット銀行でもキャッシュカードは発行されます。
・クレジットカードには審査がある
クレジットカードとキャッシュカードの違いに、カード発行時の審査の有無があります。クレジットカードには年齢制限があり、18歳未満の人は申し込むことができません。また入会時にはカード会社による審査が行われ、審査を通過しなければカードは発行されません。口座があれば、原則誰にでも発行されるキャッシュカードとは、この点が違います。
審査基準は各カード会社が独自に設けますが、ゴールドカード、プラチナカードといった高ランクのクレジットカードでは、入会審査基準(年収制限など)も厳しくなっていきます。
クレジットカードにはどんな種類がある?
一口にクレジットカードといっても、ブランドやランクによってその種類はさまざまです。クレジットカードの種類は、大きく分けると以下の3つで区分されています。
1. 発行会社の系統による違い
クレジットカードを発行しているのがどんな会社かによって、特典内容やステータス、審査の通りやすさなどが変わります。
クレジットカードの発行会社は、おおまかに以下のように分類できます。
●銀行系
●信販会社系
●流通系
●消費者金融系
2. 国際ブランドによる違い
クレジットカードの国際ブランドは、世界中の国や地域で使用できる、独自の決済システムを提供しているブランドのことです。ブランドにより加盟店が異なるため、クレジットカードを利用できる店舗に違いが出てきます。
代表的な国際ブランドは、以下の5つです。
●Visa
●JCB
●Mastercard
●American Express
●Diners Club
3. カードランクによる違い
同じカード会社が発行するクレジットカードのなかでも、このカードランクによって年会費や特典などが異なります。クレジットカードのステータスを表す指標でもあり、カードランクが高いほど、社会的信用度が高いことを意味します。
呼び名などはカード会社によって異なりますが、一般的に次のようなランクを設けている場合が多いです。
●一般カード
●ゴールドカード
●プラチナカード
●ブラックカード
発行会社の系統とは
クレジットカードは主に銀行や信販会社、流通系の会社が発行しています。業種によって特徴が異なるため「ステータスが高く信用できるカードがほしい」「作りやすくて買い物に便利なカードがほしい」など、目的にあわせて選びましょう。
1. 銀行系クレジットカード
三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行といった、銀行が主な発行主であるクレジットカードです。
例)
●三井住友カード
●MUFGカード
●みずほマイレージクラブカード
●JP BANKカード
銀行系カードの特徴のひとつは、そのステータスです。銀行は社会的信用度の高さやセキュリティの高さから、安心してカードを利用できます。審査もほかの系統に比べると厳しい傾向にあり、持っていることで信用度の高さを証明できるとも言えます。
銀行のキャッシュカードと一体になっているものも多く、利用額に応じてATMの利用手数料や振込手数料が無料になるなど、さまざまな特典があるのも特徴です。
2. 信販会社系クレジットカード
JCBやオリエントコーポレーションといった信販会社が発行しているクレジットカードです。
例)
●JCBカード
●オリコカード
●ライフカード
信販会社系カードの特徴は、特典やサービスが充実していることです。また、審査も比較的スピーディで、カードが作りやすいこともメリットです。
3. 流通系クレジットカード
楽天やイオンをはじめとした、流通業を営む会社が発行しているクレジットカードです。
例)
●楽天カード
●イオンカード
●セブンカードプラス
●エポスカード
流通系カードの特徴は、その発行元会社が運営しているポイントサービスやキャンペーンが充実している点です。普段の買い物で貯まるポイントの優遇が受けられたり、カードを所有している人向けの特典があったりとお得に買い物ができます。利用頻度が高いほど、そのメリットは大きくなるでしょう。
楽天カードは入会金や年会費は無料、お買い物100円につき1ポイントの楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントは次のお買い物や各種楽天サービスで利用できます。さまざまな特典が受けられるおすすめのクレジットカードです。
4. 消費者金融系クレジットカード
消費者金融会社でもクレジットカードを取り扱っている場合があります。
例)
●ACマスターカード
●SMBCモビットカード(Tカード プラス)
お金の貸付を行っている会社が発行主であるということもあり、キャッシングを利用しやすいのが特徴です。急な支出が発生した場合に頼りになるでしょう。
他のクレジットカードと比較し、キャッシング枠の上限が高く設定される傾向があるほか、カード発行までのスピードが速いのも特徴です。
国際ブランドとは
国際ブランドの違いで、利用できるお店が変わります。クレジットカードの発行会社が同じであっても、国際ブランドが選べる場合もあるため、普段利用するお店や必要な得点にあわせて選びましょう。
1. Visa
Visaは全世界5,000万店舗以上で利用できる国際ブランドです。日本国内はもちろん、海外にも多くの加盟店舗があり、Visaのクレジットカードを所有していれば、日々の生活から海外旅行にいたるまで、幅広く利用することができます。
クレジットカード初心者にも利用しやすい、おすすめの国際ブランドです。
2. JCB
JCBは日本発祥の国際ブランドです。日本国内での加盟店が多く、日本国内のクレジットカード加盟店であれば、ほとんどのお店で利用可能です。
しかし、他の国際ブランドと比較し海外の加盟店が少ないため、海外で利用するには少し不安があります。日本製に安心感を持つ人には、おすすめの国際ブランドです。
3. Mastercard
Mastercardは海外でのシェアが高い国際ブランドです。海外での使い勝手が良く、他のブランドと比べて為替の換金レートに優位性があります。
海外旅行や海外出張の機会が多い人には、おすすめの国際ブランドといえます。
4. American Express
American Express(アメックス)は、そのステータスの高さが人気の国際ブランドです。ホテルやレストラン、空港ラウンジなどでのサービスが充実しています。
また、JCBと提携を結んでいることからJCB加盟店でも利用可能です。日本国内で不自由することはないでしょう。
5. Diners Club
Diners Clubは他の国際ブランドと比較して加盟店は少ないですが、世界で初めて登場した多目的クレジットカードです。その希少性やステータスの高さに定評があります。グルメや旅行、エンターテイメントなどにおける優待サービスが充実しています。
利用できる店舗は限られていますが、クレジットカードのステータスを重視したい人には、おすすめの国際ブランドです。
世界で一番使われているブランドは
豊富な種類の中からどれを選べば良いか、迷っている人も多いでしょう。最後に、国際ブランドごとの世界シェア率を解説します。シェア率が高いということは、加盟店も多く利用しやすいカードといえます。カード選びの参考にしてください。
・世界で最も利用されているブランドは「Visa」
Nilson Reportの調査(2015年)によると、世界で最もシェア率の高い国際ブランドはVisaです。国際ブランド別のシェア率は下表のとおりです。
クレジットカードの国際ブランドシェア率
シェア率1位はVisa、次いでMatercardが続きます。この記事ではご紹介していませんが、シェア率3位は中国で大きなシェアを誇る「銀聯(Union Pay)」となっています。
・日本国内のシェア率も「Visa」が最も高い
グローバル市場調査会社であるイソプス株式会社が、2017年に実施した調査によると、日本国内での国際ブランドシェア率のトップ3は以下のとおりです。
1. Visa 55%
2. JCB 30%
3. Mastercard 12%
日本国内で見ると、1位は同じくVisaですが、2位は日本発祥ブランドであるJCBが続きます。困ったときに役立つサポートサービスなど、国内ブランドの安心感がシェア率の高さにつながっています。
同調査によると、クレジットカードのシェア率はカードのランクによって異なる傾向が見られます。ゴールドやプラチナなど上位ランクになるほど、American ExpressやDiners Clubのシェアが高くなっていくという傾向です。シェア率の順位に変化をもたらすほどのものではありませんが、American ExpressやDiners Clubには充実した特典を求めている人が多いことがわかります。
クレジットカードは楽天カードがおすすめ!
このテーマに関する気になるポイント!
- クレジットカードの国際ブランドとは何ですか?
世界中の国や地域で利用できる、クレジットカードのブランドのことです。代表的なものにVisa、JCB、Mastercard、American Express、Diners Clubなどがあり、これらは世界5大ブランドと呼ばれています。 - 発行会社によって違いはありますか?
クレジットカードの発行会社には銀行系や信販会社系など、様々な種類がありますが、それぞれに特徴があります。
●銀行系:信頼性が高い、銀行サービスの利用でサービスが受けられる
●信販系:特典やサービスが充実している、審査が比較的スピーディでカードが作りやすい
●流通系:利用額や頻度に応じてポイントサービスや割引が受けられる
●消費者金融系:お金の借り入れに強い - シェア率の高いブランドは何ですか?
世界で最もシェア率が高いのはVisa、次いでMastercardです。日本国内においてもVisaが最も高く、JCBカードが続きます。
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