クレジットカードのセキュリティコードは何のためにある?カード会社別記載例も

リリース日:2020/03/24 更新日:2024/07/24

クレジットカードのセキュリティコードは、一体なんのためにあるのでしょうか?インターネットショッピングの際にセキュリティコードが果たす役割と、セキュリティコードが書かれている場所などをまとめてご説明します。

クレジットカードのセキュリティコードは何のためにある?カード会社別記載例も
  1. セキュリティコードとは?
  2. カード会社別・セキュリティコードの記載例
  3. セキュリティコードは何のためにある?
  4. クレジットカードはセキュリティコードさえあれば安全?
  5. セキュリティコードを入力しないECサイトもあるって本当?

セキュリティコードとは?

セキュリティコードというのは、クレジットカードの裏面(American Expressカードの場合は表面)に記載されている3ケタ(American Expressカードの場合は4ケタ)の番号のことです。

 

この番号は、主にインターネットショッピングを行う際に入力を求められます。

カード会社別・セキュリティコードの記載例

カード会社別・セキュリティコードの記載例

カード会社別に、セキュリティコードがどこに、どのように書かれているのかをまとめました。自分のクレジットカードのセキュリティコードがどこに書かれているのか、チェックしておきましょう。

 

・VISA/Mastercard/JCB/Dinersの場合

VISA、Mastercard、JCB、Dinersの4ブランドは、クレジットカード裏面の署名欄にセキュリティコードを印字しています。3ケタ以上の数字が書かれている場合もありますが、末尾3ケタがセキュリティコードです。

 

・American Expressの場合

American Expressのセキュリティコードは、クレジットカードの表面に印字されています。中央に刻印されたカード番号の最後の数字の右上に、印刷された4ケタの数字があります。これが、American Expressのセキュリティ番号です。

セキュリティコードは何のためにある?

セキュリティコードは何のためにある?

インターネットショッピングサイトでは、クレジットカード決済の際に、クレジットカード番号や有効期限、名前だけでなく、セキュリティコードを求められることがあります。これは、クレジットカードの不正利用を防止するためです。

 

クレジットカードを使うには、カードそのものを手元に持っている必要があります。インターネットショッピングで、商品・サービスの購入者がクレジットカードを本当に手元に持っていることを確認するための方法がセキュリティコードの入力です。

 

クレジットカードの情報のほとんどは、ICチップ等を読み取ることで知ることができます。ところが、セキュリティコードは単純にクレジットカードに印刷されているもので、ICチップ等には情報が入っていません。

 

そのため、たとえクレジットカードがスキミングされたとしても、セキュリティコードまで知られてしまうことはありません。インターネットショッピングではセキュリティコードの入力を求めることで、クレジットカードの不正利用を排除しているのです。

 

同様に、セキュリティコードには、クレジットカードを見られてしまったときの不正利用防止という意味もあります。セキュリティカードの多くはカードの裏面に書かれているため、クレジットカード番号や名前、有効期限が書かれた表側だけを見ても知られることはありません。

 

お店などで取り出したクレジットカードを咄嗟にカメラで撮影されてしまったとしても、セキュリティコードがわからなければ不正使用できるところは限られてきます。

クレジットカードはセキュリティコードさえあれば安全?

クレジットカードはセキュリティコードさえあれば安全?

クレジットカード番号さえわかっていれば決済できてしまうインターネットショッピングにおいて、セキュリティコードの存在は一定の安全を担保してくれるものです。

 

しかし、セキュリティコードがあるからと言って、絶対に安心とは言えません。なぜなら、クレジットカード自体を紛失したり、盗まれたりして、セキュリティコードもまとめて相手に見られてしまっていた場合、何の意味もないからです。

 

そのため、各社ともクレジットカードの不正使用に関する補償を用意したり、不正使用防止のための取り組みを行ったりしています。

セキュリティコードを入力しないECサイトもあるって本当?

セキュリティコードを入力しないECサイトもあるって本当?

大手のECサイト(自社で運営しているインターネットショッピングサイト)では、独自の安全対策をしているところも多くなっています。これまでのクレジットカードの利用履歴や、その他の個人情報などを元に、該当の注文が不正使用ではないかどうかを確認するといったことなどです。

 

こうしたサイトの中には、セキュリティコードの入力を求めないところもあります。しかし、セキュリティコードが不要だからと言って、ただちに危険というわけではないのです。

 

反対にセキュリティコードの入力を求められたとしても、聞いたこともないようなサイトや、大手サイトのデザインを真似て作られた詐欺サイトなどにあたってしまうと、詐欺被害に遭いかねません。

 

安易な情報の入力は避け、商品への直リンクではなく必ずサイトのトップページから訪問するなど、自分自身でも対策をとることが大切です。

 

楽天カードでは、クレジットカード不正使用防止のための様々な対策があります。カード利用お知らせメールもその中のひとつで、カードを利用した際にメールが届くシステムです。身に覚えがないメールが届けば、すぐに不正利用に気づくことができます。

 

万が一の場合も、24時間365日対応で不正使用の連絡を受け付けていますから、安心してインターネットショッピングを楽しめます。




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平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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