クレジットカードの還元率とは?楽天カードのポイント還元率とお得情報も
ポイントでかしこく節約生活【中級編】 FPが解説!楽天カードvs.他社カードのおトク比較
楽天カードは持っているけど、使うのは楽天市場での買い物くらい。楽天カードがお得だって聞くけど、他社のカードと比べてどちらが得なの?どこで使えばお得なの?…と思ったまま、時間だけが過ぎていませんか。楽天カードを利用したお得にポイントを貯める方法を学んで、賢く節約生活を送りましょう!
- 楽天カードとは? 種類やポイントを再確認!
- 楽天カードと他のカードの違いはどこか
- 楽天カードの優れたポイント
- 楽天カードを使った楽天ポイントのお得な貯め方
- メインカードを他社カードから楽天カードに変えると生活はどう変わる?
- まとめ
※2023年12月1日(金)より、楽天市場にて常時開催しております「スーパーポイントアッププログラム」の各サービスの特典内容が一部変更となりました。詳しくはこちらよりご確認ください。
楽天カードとは? 種類やポイントを再確認!
楽天カードはインターネット・ショッピングモール楽天市場などの様々なサービスを提供する楽天グループのクレジットカードです。
楽天カードは、クレジットカードの中でも「100円につき1ポイント※」が貯まるという還元率の高さで人気です。まずは楽天カードとポイントの種類についておさらいしましょう。
楽天カードにはどのような種類がある?
楽天カードにはさまざまな種類があります。主要な3種類の違いを見てみましょう。
高いポイント還元率が魅力。スタンダードな「楽天カード」
一番人気で、初心者にもおすすめのスタンダードなカードが「楽天カード」です。年会費永年無料で、通常還元率1%という高還元率で人気。(一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。詳細はこちら)楽天市場や楽天ブックスでの利用は、ポイントが最大3倍になります。(2021年6月時点)貯まったポイントは「1ポイント=1円相当」で利用できるため、ポイントの活用がしやすいのも嬉しいですよね。
女性向けのサービス充実「楽天PINKカード」
女性向けの「楽天PINKカード」は、ポイント部分は楽天カードと同じです。別途月額330円(税込み)を支払うと、楽天グループサービスをお得に使える優待サービスや、飲食店や映画チケットなど11万以上の割引・優待得点が貰える「RAKUTEN PINKY LIFE」が利用できます。(2021年6月時点)
充実のサービスをそなえた「楽天プレミアムカード」
「楽天プレミアムカード」は、年会費11,000円(税込み)で楽天市場のポイントが5倍(通常のポイント1倍+楽天プレミアムカードでの決済で4倍)に。国内外の空港ラウンジが利用できるほか、海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、動産総合保険も付帯しています。(2021年6月時点)
その他、様々なニーズに合わせたカードの種類も
その他、年会費2,200円(税込み)で国内空港のラウンジが年2回まで無料で利用できる「楽天ゴールドカード」や楽天銀行と一緒になった「楽天銀行カード」、ANAマイレージクラブ機能が付帯する「楽天ANAマイレージカード」、学生限定の特典がある「楽天カード アカデミー」などがあります。
楽天カードを使って貯まる楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」がある
楽天カードを使って貯まる楽天ポイントの種類には、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があります。それぞれ大きく異なるのが有効期限です。
楽天ポイントの有効期限は獲得月を含めた1年間ですが、期間内に新たなポイントを獲得すれば延長されるので、定期的に利用する方は気にしなくて良いでしょう。
一方で、期間限定ポイントは特定のキャンペーンに付与されるポイント。種類によって有効期限は異なります。ポイントを利用するときは自動的に有効期限が近いものから使用されますが、有効期限には注意しましょう。
楽天ポイントの利用可能ポイントや有効期限などは、楽天PointClubのアプリなどで確認することができます。
期間限定ポイントをうまく活用するためにも、キャンペーンにエントリーするなどして、日常生活で楽天カードを利用するのがおすすめです。
楽天カードと他のカードの違いはどこか
楽天カードが他のクレジットカードと最も違うのは、「楽天経済圏」で利用することでポイントが貯まりやすい点です。
「楽天経済圏」とは楽天の提供する各サービス間での連携の仕組み。楽天会員は共通のIDと楽天ポイントで、楽天カード、楽天市場、楽天銀行など、楽天エコシステム内の複数のサービスを利用することができ、複数のサービスを利用することで便利かつお得に生活することができます。
「ポイ活」という言葉も普及して久しいですが、ポイントを貯めるには意外と手間も時間もかかるものです。
一方で、楽天カードなら、スーパーポイントアッププログラム(SPU)により、楽天グループのサービスを使えば使うほど楽天市場のお買い物がおトクになります。例えば「楽天市場でのお買い物でポイントが3倍、楽天銀行を引き落とし口座にしてポイント+1倍、通信キャリアは楽天モバイルでポイント+1倍、楽天トラベルでポイント +1倍…」というように、楽天グループのサービスは生活の様々なシーンで利用できます。(2021年6月時点)
一度登録すればその後は自動的にポイントがアップするサービスも多く、「便利で手軽にポイ活したい」という方に向いています。
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楽天カードの優れたポイント
楽天カードは、他のクレジットカードに比べてポイントを貯めやすいといわれています。楽天グループの各種サービスでの利用はもちろん、楽天ポイントカード加盟店であれば街中での利用でもポイントがザクザク貯まります。また、貯まったポイントは楽天市場や楽天のサービス、街でも使えるので、「ポイントが使えなくてもったいない」ということも起こりにくいのです。
具体的に楽天ポイントを貯めたり使ったりする方法を見てみましょう!
楽天ポイントがアップするサービス
まず確認したいのが、楽天ポイントがアップする楽天グループのサービスです。
みなさんご存じなのは、楽天カードを使って楽天市場でお買い物をすれば、3%のポイントが付くことでしょう。他のクレジットカードではお買い物で3%のポイントが付くことはなかなかないので、これはかなりおトクですよね。
さらに楽天市場では、定期的にポイントがアップするイベントが開催されています。買えば買うほどポイントが上がる「お買い物マラソン」では最大10倍、「楽天スーパーSALE」ではイベント期間中にお買い物をすれば最大44倍ものポイントが付与されます。高額な商品のお買い物を予定されている方は、予めイベントを確認して計画を立てておくとオトクにポイントを貯められますよ。
また、楽天市場では楽天グループのサービスを使えば使うほど、楽天市場のお買い物でおトクにポイントが貯まる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」を提供しています。楽天市場のお買い物がポイント最大15.5倍になるサービスです。大きく分けて、登録や契約をすればずっとポイントがアップするものと、利用した当月のみポイントがアップするものがあります。
登録・契約するとポイントアップ
・楽天市場アプリ(楽天市場アプリでお買い物する)ポイント+0.5倍
・楽天モバイル(楽天モバイルの契約)ポイント+1倍
・楽天ひかり(楽天ひかりの契約)ポイント+1倍
・楽天銀行+楽天カード(楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に登録)ポイント+1倍
・楽天証券(月1回500円以上のポイント投資(投資信託))ポイント+1倍
利用月のみポイントアップ
・楽天ブックス(楽天ブックスで当月1回1,000円以上のお買い物)ポイント+0.5倍
・楽天Kobo(楽天Koboで電子書籍を当月1回1,000円以上のお買い物)ポイント+0.5倍
・楽天ビューティー(美容室・マッサージの当月予約)ポイント+1倍
・楽天トラベル(楽天トラベルで当月1回5,000円以上の予約と対象期間での宿泊・利用)予約した月ポイント+1倍
・楽天Pasha(Rakuten Pashaのトクダネで合計300ポイント以上獲得し、かつ「きょうのレシートキャンペーン」にて10枚以上レシートが審査通過)ポイント+0.5倍
・楽天Fashion(Rakuten Fashionアプリ利用)ポイント+0.5倍
・楽天モバイルキャリア決済(楽天モバイルキャリア決済(Androidのみ)を当月税込み2,000円以上利用)ポイント+0.5倍
たとえば「楽天カードで楽天モバイルと楽天ひかりを利用して、引き落とし口座を楽天銀行に登録し、楽天市場アプリでお買い物をすればポイントが6.5倍」です。こちらは登録や契約さえすれば、常時ポイントがアップするという点も大変便利です。
さらにたとえば楽天トラベルで予約をした月は、7.5倍に。当月のみポイントがアップするサービスは、高額な商品を購入したい月に利用すると活用できるでしょう。
街中でも楽天ポイントが貯まる!
楽天ポイントの嬉しい点は、楽天ポイントカード加盟店であれば街中のコンビニやドラッグストア、レストランなどで利用してもポイントが貯まるところです。次のように普段利用しやすいお店が加盟しているので、ポイントを貯めやすいでしょう。
楽天ポイントの貯まるコンビニの例
ファミリーマート
デイリーヤマザキ
ポプラ
など
楽天ポイントの貯まる飲食店の例
マクドナルド
ガスト
すき家
くら寿司
ミスタードーナツ
など
楽天ポイントの貯まるドラッグストアの例
サンドラッグ
ツルハドラッグ
ウォンツココカラファイン
など
楽天ポイントの貯まる家電量販店の例
ビックカメラ
エディオン
コジマ
ジョーシン
など
さらに貯まった楽天ポイントは、上記の加盟店でポイントでの支払いが可能です。「貯めたのはいいけれど、ポイントが使えなくてそのまま…」なんてこともありません。
貯めた楽天ポイントはどこで使えるの?
楽天ポイントは街中で利用する以外にも、さまざまなシーンで活用できます。
楽天市場でのお買い物や楽天トラベルでも利用できますし、スマホ決済の楽天ペイ、楽天のフリマアプリ「楽天「ラクマ」」での利用、また「楽天証券」でポイント投資も行えます。
ネット通販の総合ショッピングモール「楽天市場」
様々なショップが揃い日本最大規模のショッピングモールである楽天市場では、貯めた楽天ポイントを1ポイント1円相当として、お買い物に利用することができます。
楽天市場では、その品揃えの豊富さから、”ありとあらゆる商品を貯まったポイントを使って購入する”という体験が得られます。
日本最大級の宿泊予約サイト「楽天トラベル」
国内宿泊、高速バス、レンタカー、海外旅行の予約を行うことができる楽天トラベルでは、貯めた楽天ポイントを1ポイント1円相当で利用することができます。
スマホ決済「楽天ペイ」
店頭で使用することのできるスマホ決済の楽天ペイでも、貯めた楽天ポイントを利用することができます。毎日利用するコンビニやドラッグストア、飲食店などの支払いにポイントを利用できます。楽天市場のようなネットショップだけではなく、街なかのオフラインの店舗でポイントを利用できるのでとても便利です。
フリマアプリ「楽天「ラクマ」」
フリマアプリの楽天「ラクマ」での支払いにも利用できます。古着やなかなか手に入らない商品など、フリマアプリならではの中古で購入したい商品などを探す際におすすめです。
楽天グループの証券会社「楽天証券」
楽天ポイントで投資信託や国内株式を購入することができます。
1ポイントから利用可能です。
貯めた楽天ポイントは、月々の楽天カードの支払い、自分へのご褒美の購入や旅行といった特別な時に使ったり、将来のための投資に活用したりと、好みの方法で利用しましょう。
楽天カードを使った楽天ポイントのお得な貯め方
ポイ活のコツと言われているのが「ポイントの二重取り」です。楽天ポイントでもポイントの二重取りが可能で、一度仕組みを理解して使い方に慣れてしまえば簡単です!3つの方法を確認しましょう。
楽天ポイントカードでWでポイントがもらえる
楽天ポイントカードとは、街でのお買い物やお食事などの時に楽天ポイントを貯めたり、使ったりできる共通ポイントサービスです。カードかアプリでの利用が可能で、カードは「ポイントカード機能のみ」「楽天Edy機能付き」「クレジット機能付き」の3種類から選べます。
楽天ポイントカードは、街中の楽天ポイントカード加盟店にて提示するだけで「200円につき1ポイント、もしくは100円につき1ポイント」が付与されます(店舗ごとに異なります)。
おすすめはクレジット機能付き。楽天カードの裏面に楽天ポイントカードの機能を兼ね備えたものです。楽天カードの裏面の楽天ポイントカード番号を読み取ってもらい、楽天カードで決済をすれば、「楽天ポイントカードのポイント」と「楽天カードのポイント」の二重取りができるのです。ポイント付与率は利用する店舗によって異なりますが、1.5~2%の還元が受けられます。
先払いなら楽天EdyでWでポイントが貯まる
楽天Edyとは、事前にチャージしておき、タッチするだけで支払いができる楽天グループの電子マネーです。楽天Edyでの支払いの際「200円ごとに1ポイント」が貯まります。
楽天Edyへのチャージは、コンビニなど一部の楽天Edy加盟店のレジで現金からチャージしたり、クレジットカードでチャージしたり、予め金額とチャージ方法を登録してオートチャージしたりすることが可能です。
中でも楽天カードを利用して楽天Edyにチャージすれば、「楽天カードの利用で0.5%+楽天Edyの支払いで0.5%=1.0%」二重でポイントがもらえます。
楽天Edy加盟店はセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニやサミット、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、すき家、ENEOS、ブックオフ、ビックカメラなどスーパーやドラッグストア、家電量販店など全国88万店以上(2021年9月1日時点)なので、普段利用する店舗で使えるでしょう。
楽天カードからチャージしてWでポイントがもらえる楽天ペイ
楽天ペイは、アプリをスマホにダウンロードして、スマホ決済が簡単に利用できるサービスです。クレジットカードを登録してお支払いする方法と、クレジットカードや楽天銀行、楽天「ラクマ」の売上などから事前にチャージしてお支払いする方法があります。
お支払い方法の中でも、楽天カードから楽天ペイにチャージして利用すると、最大1.5%のポイントが還元されます。楽天ペイを利用できるのはセブンイレブンやローソンなどのコンビニ、ドラッグストアや家電量販店、レストランなど、様々なお店で利用できます。
メインカードを他社カードから楽天カードに変えると生活はどう変わる?
これまでご説明してきたように、日常生活の様々なシーンで楽天を利用すれば、効率的にポイントを貯めることができてかしこく節約できます。2020年に総務省統計局が公表した家計調査から、単身者・勤労者世帯の1人暮らしの生活費の平均額約15万円を参考に、楽天カードを活用した場合どれだけポイントが貯まるかチェックしてみましょう。
通常の楽天カードは1%還元。楽天市場でのお買い物は、楽天カードの利用により3倍、また事前に「楽天モバイルを契約して+1倍、楽天カードの引き落としを楽天銀行に登録して+1倍、楽天ひかりを利用して+1倍」にすることで、ポイントが7倍になったとします。
また、街での支払いは基本的に楽天カードから事前にチャージした楽天ペイで行ったとします。
● 食費 41,407円(楽天ペイで決済してポイント1.5%=621ポイント)
● 外食 7,515円(楽天ペイで決済してポイント1.5%=112ポイント)
● 日用品 5,293円(楽天ペイで決済してポイント1.5%=79ポイント)
● 通信費 7,286円(楽天カードで支払いポイント1%=72ポイント)
● 服代 4,692円(楽天市場にて楽天カードで支払いポイント7%=328ポイント)
● 交際費 12,934円
● 保険・医療 7,029円
● 他31,210円
参照:統計局ホームページ/家計調査(2020年)
上記を合わせれば、1カ月に1,421ポイント、1年間で17,052ポイント貯まります。1万7千円分となると大きいですよね。楽天ポイントカードで二重取りをしたり、保険も楽天の保険に入ったりすれば、これ以上にポイントが貯まるでしょう。
まとめ
楽天カードは「100円につき1ポイント※」が貯まるという還元率の高さで人気です。さらに楽天経済圏で利用すれば、楽天ポイントがザクザク貯まり、賢く手軽に節約ができます。節約やポイ活には時間がかかったり、小さな工夫を積み重ねたりと手間がかかりますが、楽天経済圏ならおトクにポイントが貯まるのが最大のメリットでしょう。
まずは自分が普段利用する店舗で、楽天ポイントなどが利用できるかチェックしてみてくださいね。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。