クレジットカードの還元率とは?楽天カードのポイント還元率とお得情報も
マイナポイントを受け取れる決済サービスを比較!もらえる対象条件も合わせて紹介
2022年1月に「マイナポイント事業」の第2弾が開始。これまでも実施されていた「マイナンバーカードの新規取得とキャッシュレス決済の利用」で最大5,000円分のポイント還元に加え、「マイナンバーカードの保険証としての利用申し込み」と「デジタル庁への公金受取口座の登録」でそれぞれ7,500円分のポイント、合計で2万円分のポイントの還元が6月30日からスタートしています。本記事では、マイナポイント事業の概要や受け取りの条件、マイナポイント受け取りでおすすめの決済方法について解説します。
そもそもマイナポイント事業とは?
マイナポイント事業とは、マイナンバーカードの普及とキャッシュレス決済の浸透などを目的とするキャンペーンで、2022年1月1日に第2弾が始まりました。2021年末に終了した第1弾と同様、キャッシュレス決済でチャージや買い物の支払いをすると、最大5,000円分のポイントが還元されます。対象は、マイナンバーカードを取得された方のうち、マイナポイント事業第1弾へ申し込んでいない方のみですが、2021年末までの第1弾に申し込んだ方で、最大5,000円分のポイント還元をまだ受けていない方は、第2弾以降でも引き続き上限までのポイント還元を受けることができます。
今回の第2弾では、マイナンバーカードを健康保険証として利用することを申し込んだ場合と公金受取口座の登録をした場合にも、それぞれ7,500円相当のポイントが還元される予定です。すべて合計すると、2万円分のポイントが還元されることになります。
健康保険証として利用することを申し込んだ場合と公金受取口座の登録をした場合については、2022年6月30日からポイント還元の申し込みが始まっています。
マイナポイント事業第2弾でポイント還元を受けるには、2022年9月末までにマイナンバーカードを作成しておかなければなりません。そして、キャンペーンが終了する2023年2月末までにマイナポイントに登録して、それぞれの条件をクリアする必要があります。
参照元:総務省|マイナポイントとは?
事業の実施目的は?
マイナポイントは2020年9月1日に第1弾がスタートした事業です。事業の目的は、当初、次の3つと説明されていました。
・個人消費の喚起
キャッシュレス・ポイント還元事業(2019年10月〜2020年6月)の終了やオリンピックの閉幕などに伴い、個人消費が冷え込む可能性があるため、マイナポイント事業を通して、景気を下支えする個人の購買意欲の維持・向上という目的があります。
・マイナンバーカードの普及
2022年6月末時点でのマイナンバーカードの普及率は45.3%となっています。マイナポイント事業でのポイント還元の大前提はマイナンバーカードの作成であるため、ポイント還元を行うことでマイナンバーカード普及率の引き上げに貢献します。政府は令和4年度末までに、マイナンバーカードがほぼ全国民に行き渡ることを目指しています。
・キャッシュレス決済の社会的環境整備
キャッシュレス化を促進することも、この事業の目的のひとつです。事業を通じて、キャッシュレス決済普及に伴う環境整備も期待されています。
マイナポイントを受け取るための条件
ポイント還元を受けるためには、マイナンバーカードが必要です。マイナポイント登録の際に「マイキーID」というものが発行されるので、合わせて説明していきます。
・マイナンバーカードとは?
マイナンバーカードというのは通称で、正式名称は個人番号カードです。カードには、行政手続き上の個人識別のために割り当てられた12桁の個人番号のほか、住所や生年月日が記載され、顔写真が付いています。初回の発行費用は無料で、日本に住民票があれば誰でも交付申請をすることが可能です。
マイナンバーカードは運転免許証のように身分証明書にもなり、納税や健康保険の手続きなどさまざまな行政手続きに活用可能です。またICチップも搭載されており、電子証明に利用されます。マイナポイントの登録の際は、このICチップの情報を読み込みます。
通常、マイナンバーカードを申請してから受け取れるまでの期間は1カ月程度です。ただし申請が集中した場合は、それ以上の時間がかかることもあります。マイナポイントを利用するのであれば、できるだけ早く申請してカードを取得しておくとよいでしょう。
・マイキーIDとは?
マイキーIDは、マイナンバーカードの情報を利用しているのが本人であることを証明する暗証番号です。マイナポイントを予約するときに発行され、問い合わせのときなどに必要になります。
・マイナポイントは家族分ももらえる
マイナポイントの還元は、0歳の乳児でも年齢に関係なく受けることができます。ただし、子ども本人のマイナンバーカードが必要になります。
子どもが14歳以下の場合は、カードの申請からポイントの手続きまで親が代理で行うこともできますが、15歳以上の場合は、原則子ども自身で手続きすることになります。親がサポートをして手続きを進めていきましょう。
家族の分を申請するときに注意する点は、1つの決済手段に紐付けられるマイナンバーは1つだけということです。例えば、同じクレジットカードに親と子どものマイナンバーを紐付けるといったことはできません。ポイント還元を家族人数分受けるためには、その数だけの決済手段が必要になります。
決済手段とカードの名義は同一であることが原則ですが、子どもが未成年の場合は親名義の決済手段にカードを紐付けることができます。例えば、父親名義のクレジットカードに父親のマイナンバーを紐付け、父親名義のQRコード決済に子どものマイナンバーを紐付けるといった形であれば申請可能です。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
マイナポイントを受け取る決済サービスを選ぶポイント
マイナポイントの対象となる決済手段は95種類あり(2022年7月時点)、それぞれ利用できる場所や展開しているキャンペーンなども様々です。ここでは、数多い決済手段の中から自分に合ったものを見つけだすための方法について説明していきます。
1. 決済手段のタイプ
マイナポイントに利用できる決済手段は大きく分けると次の3つのタイプに分類されます。
・クレジットカード
・電子マネー
・QRコード決済
クレジットカードは、多くの場所で利用できる汎用性が特徴です。使いやすさを追求するのであれば、電子マネーもよいでしょう。スマホを普段から活用しているのであれば、QRコード決済も手軽に利用できおすすめです。それぞれ持っている特徴が異なるので、その特徴を理解した上で還元を受ける決済手段を選択していきましょう。
2. 独自のポイント上乗せを比較
決済手段によっては、マイナポイントに上乗せして独自ポイントを付与している事業者もあります。もともとの還元率やキャンペーン情報も確認して、自分に適した決済手段を選択することが重要です。キャンペーンなどの情報は各サービスのウェブサイトで確認するようにしましょう。
3. ポイントの利用しやすさを比較
ポイントの還元時期や有効期限も決済手段ごとに異なります。受け取ったポイントを利用できないまま失効させてしまっては、元も子もありません。ポイントの利用しやすさも考慮し、決済手段を選択するようにしましょう。
マイナポイントを受け取る決済手段の比較
マイナポイントを受け取る際の決済サービスである「クレジットカード」「電子マネー」「QRコード」の3つについて、決済手段別の詳しいメリットと、おすすめサービスを紹介します。
・幅広い場所で使えるクレジットカード
幅広い場所で使えることを重視するのであれば、クレジットカードを選択することがおすすめです。他のタイプの決済手段と比較して、利用できる場所が多いのが特徴です。Visaカードであれば、世界約7,000万箇所の加盟店で利用でき、海外で使える場所も多いという強みがあります。
スマホへのアプリダウンロードや残高チャージを行う必要もなく、使い方も簡単です。利用状況に応じてステージアップし、ポイント還元率がアップしていくクレジットカードもあるので、そのような制度を利用すればしっかりとポイントを貯められるでしょう。すでにある程度普及しているので、キャッシュレス決済はハードルが高いと思われている方にも利用しやすい決済手段です。
楽天カードの場合、マイナポイントは楽天ポイントとして付与されます。マイナポイント事業終了後も日々の買い物で楽天ポイントが貯めやすく、また年会費も無料なので、キャッシュレス決済を初めて導入する方にもおすすめです。
・広く利用できるQRコード決済
幅広いサービスでの利用を重視する場合は、QRコード決済がおすすめです。QRコード決済とは、楽天ペイやPayPay、LINEペイなどのバーコード決済サービスのことです。店舗側はバーコードを用意すれば利用できるので導入コストが低く、今後も利用できる場所は増えていく可能性が高いでしょう。一部のサービスでは公金の支払いにも対応しており、使いやすい決済手段です。
また、QRコード決済は関連サービスの利用でポイントが効率よく貯まることがあります。例えば、PayPayであればPayPayモール、楽天ペイであれば楽天カードからのチャージを利用することにより、高還元を受けることができます。
楽天ペイでの還元について、より詳しく見ていきましょう。楽天カードからのチャージ(0.5%)とお支払い(1%)でそれぞれポイントが貯まるので、最大1.5%のポイント還元が受けられます。楽天ポイントカード加盟店の場合、買い物の際に楽天ポイントカードを提示することで、さらに最大1%(計2.5%)分のポイントを受け取ることも可能です。
還元される楽天ポイントは店舗での支払いにも使うことができるので、ポイントを使いやすい点も魅力です。
※楽天ポイントカードのポイント還元率は、加盟店によって異なります。
・使い勝手の良い電子マネー
使い勝手の良さを追求する人には、電子マネーがおすすめです。レジの決済端末にかざすだけで会計が完了する手軽さはほかの決済手段を上回ると言えるでしょう。残高チャージもセブン銀行ATMやクレジットカード等からできるので手軽です。
これまでのように小銭を持ち歩いたり、釣り銭の受け渡しをしたりする手間からも解放されます。普段使うお店が対応しているのであれば、電子マネーを選択して会計をスムーズに済ませるのもいいでしょう。
楽天Edyは、おサイフケータイまたはEdy機能付き楽天カードをお持ちであれば手軽に導入が可能です。楽天ポイントカード加盟店の場合、楽天ペイと同様、楽天ポイントカードの提示によりダブルでポイントをもらえるため、ポイントを効率的に貯めることができます。また楽天Edyの場合、マイナポイントはEdyとして付与され、付与されたEdyは次回の買い物で利用が可能です。
このテーマに関する気になるポイント!
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マイナポイント事業とは?
マイナポイント事業とは、マイナンバーカード作成を促し、キャッシュレス決済を浸透させる目的で行われるキャッシュバックキャンペーンです。
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マイナポイントに紐付ける決済サービスはどう選ぶ?
普段よく使っているクレジットカードがあるなら、クレジットカード決済がおすすめです。それ以外の場合で、使い勝手の良さを重視するなら電子マネー決済、還元されたポイントを幅広いサービスで利用することを重視するならQR決済を選ぶのが良いでしょう。
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あらっマイナポイントの還元はもう終わったと思っていたけれど、またやっているのね!