今の時代は各社がポイント付与でしのぎを削るポイント戦国時代。代表的なもので言えば「楽天スーパーポイント」、「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」などが挙げられますが、ポイントカードの選択肢が増えるあまり、どのポイントを、どんな着眼点で選べばいいのかわかりにくい状況とも言えます。

ポイントを賢く使って得するには、まず自分にあったポイントを選ぶことが大切です。ポイントを選ぶ際には、よく使うサービスや店舗でポイントが貯まる、使えるなど「生活の中で頻度の多い行動で貯めやすく、かつ消費できるポイント」かどうかで選びましょう。

提携店舗数はTポイントがリードしていますが、各社の差は縮まって来ているので、基本還元率が高いほうが貯まりやすくなります。

また、貯めたポイントを無駄なく消費できるかも重要です。ポイントには有効期限があることも多いので、ポイントが貯まりやすくてもしっかりと消費できなければ得することはできません。実は共通ポイントと言っても、ネット通販で貯めたポイントは街中のお店では使えないこともあります。

その点、「楽天スーパーポイント」は、楽天市場はもちろんのこと、加盟しているすべての店舗やサービスで利用できるため、消費しやすいポイントの代表といえるでしょう。

賢くポイントを活用する上で大切なのは、ポイントを貯めるということよりも使うことで固定費などの家計の負担軽減につなげることです。ポイントを貯めるためにお金を使うのではなく、あくまで必要な支出の中で得たポイントを家計の助けとして利用することを心がけましょう。

例えば、毎月必要な出費の代表にケータイの使用料が挙げられます。そのケータイの使用料を下げるのに、有効な手段の１つが最近増えている格安ケータイを利用すること。これらのケータイを利用することにより、月額料金が大手３社のケータイの使用料金の半額から３割程度に抑えられると人気を集めています。

楽天は「楽天モバイル」のサービスがあり、貯めた楽天スーパーポイントを制限なくケータイの月額料金として使えるというお得な点があります。楽天モバイルのユーザーはこの仕組を活用することで期間限定ポイントも含めて満額使い切りやすくなりました。

楽天市場のお買い物マラソンや、楽天スーパーSALEなどポイントが通常の何倍にもなるタイミングに日々必要な日用品を購入することで、「月額料金分をまるまるポイントでお支払い」なんてことも十分に可能なのです。

ポイントカードを持っていると、ついポイントを貯める方に意識が向いてしまいがちですが、大切なのは決められた期限内にどう有効に使えるかどうかです。先ほど紹介したようにポイントを固定費の削減に利用することは大きな家計の助けになります。自分にあったポイントを探し、ぜひ実践してみてください。