クレジットカードとカードローンの違いとは?使い分けの例も詳しく紹介

リリース日:2024/01/15 更新日:2024/07/10

ここでは、クレジットカードとカードローンの違い、使い分けの例を紹介します。クレジットカードのキャッシング機能やカードローンを利用すれば現金を借りることができますが、それぞれのサービス内容には異なる点があります。

そのため、実際に申し込む際は、違いを把握したうえでご自身にあうサービスを選ぶことが大切です。クレジットカードやカードローンの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

  1. クレジットカードとカードローンの違い
  2. クレジットカードを保有していてもカードローンには申し込める?
  3. クレジットカードのキャッシング機能とカードローンの使い分け方
  4. クレジットカードのキャッシング機能やカードローンは計画的に利用しよう

クレジットカードとカードローンの違い

クレジットカードとカードローンの主な違いとしては、下記の3つが挙げられます。

 

  • サービス内容
  • 借り入れできる限度額
  • 年会費の有無

以下で詳しい内容を紹介します。

サービス内容

クレジットカードとカードローンの大きな違いは、それぞれのサービス内容にあります。

 

クレジットカードの主なサービスは、後払いで支払いができるショッピング機能、現金を借りられるキャッシング機能の2つです。メインのサービスはあくまでショッピング機能で、キャッシング機能は付帯サービスのような位置付けにあります。

 

一方、カードローンは現金を借りることに特化したサービスです。発行された専用のカードを利用し、限度額の範囲内でATMなどから現金を引き出せます。中には、カードを発行せずに現金の借り入れができるカードローンも存在します。

借り入れできる限度額

クレジットカードのキャッシング機能とカードローンでは、借り入れができる限度額にも違いがあります。

 

クレジットカードのキャッシング機能で借りられる限度額は、最大50万円〜100万円程度に設定されているケースが多いです。

 

一方、大手消費者金融が提供するカードローンの限度額は、会社によって異なりますが、最大500万円〜800万円が相場です。クレジットカードのキャッシング機能に比べると、限度額が高額に設定される傾向があります。

年会費の有無

クレジットカードによっては、カードを保有するために年会費が必要な場合があります。一方、カードローンを利用する場合、一般的に年会費はかかりません。

 

年会費をかけたくない場合は、年会費無料のクレジットカードかカードローンを利用しましょう。

クレジットカードを保有していてもカードローンには申し込める?

カードローンの申し込み条件は商品によって異なりますが、一般的にクレジットカード保有の状況は条件に盛り込まれていません。申し込み条件を満たしている場合は、クレジットカードを保有していてもカードローンに申し込めます。

 

ただし、借りる金額が総量規制を超える場合はカードローンを利用できない、または希望の金額を借りられない可能性があるので注意してください。

 

総量規制とは、「貸金業者は原則として消費者の年収の3分の1を超える金額を貸し付けてはならない」という規制のことです。

 

消費者金融やカード会社は貸金業者に該当するため、クレジットカードのキャッシング機能やカードローンを利用した借り入れは総量規制の対象となります。例えば、年収が300万円の方の場合、借り入れできるのは年収の3分の1である100万円までです。

 

なお、総量規制を超えていなくても、申し込み条件を満たしていない場合はカードローンを利用できないので気を付けてください。申し込み条件とご自身の状況をふまえて、カードローンを利用するか、保有するクレジットカードのキャッシング機能を利用するかを検討しましょう(※1,2)。



(※1)キャッシング機能をご利用の際は、各カード会社での申し込み・審査が必要となります。
(※2)キャッシング機能をご利用の際は、貸付条件の確認をし、計画的にご利用ください。




クレジットカードのキャッシング機能とカードローンの使い分け方

クレジットカードのキャッシング機能とカードローンは特徴が異なるため、どちらを利用するべきか一概には言えません。ご自身の目的や状況に応じて、それぞれのサービスを使い分けると良いでしょう。

 

以下では、クレジットカードのキャッシング機能とカードローン、それぞれの利用が向いているシーンの例を紹介します。

クレジットカードのキャッシング機能がおすすめの場合

クレジットカードのキャッシング機能は、手持ちの現金が少し足りない場面で便利です。キャッシング機能が付いたクレジットカードを日常的に利用していれば、新たにカードを申し込む必要がなく、現金が足りない場合でもすぐに対応できます。

 

また、海外キャッシングが可能であれば、海外旅行の際に旅先で現地通貨を引き出して利用できます。

カードローンがおすすめの場合

カードローンは、まとまった現金を用意したい場面で便利です。比較的限度額が高い傾向があるため、冠婚葬祭が重なったときや高額な商品を現金で購入したいときなど、大きい金額が必要な場合に役立ちます。

 

また、現金を借り入れする機能に関して利便性の高さを求める方にもおすすめです。カードローンはスマートフォンのアプリやインターネットから借り入れを申し込めるケースが多く、商品によってはATMに足を運ばずにお金を借りられます。

クレジットカードのキャッシング機能やカードローンは計画的に利用しよう

クレジットカードのキャッシング機能やカードローンは、現金を用意したい場面で役立つ便利なサービスです。

 

ただし、当然ながら借りたお金は返済しなければいけません。クレジットカードのキャッシング機能やカードローンを利用するときは、貸付条件の確認をして計画的な利用を心がけましょう。

なお、楽天カードのキャッシング機能では、全国のコンビニや銀行のATMから借り入れができるだけでなく、希望の金額を振り込むネットキャッシングにも対応しています。(※3)

 

また、楽天カードは年会費永年無料なので、保有するだけでは経済的な負担となる心配もありません。キャッシング機能の利用を考えている方は、ぜひ楽天カードをご検討ください。

 

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(※3)貸付条件の詳細はこちら

 

※この記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しております。

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このテーマに関する気になるポイント!

  • クレジットカードとカードローンの違いは?

    クレジットカードの主なサービス内容は、後払いでお買い物ができるショッピング機能、現金を借りられるキャッシング機能です。一方、カードローンは現金を借りることに特化したサービスです。

  • クレジットカードのキャッシングとカードローンの限度額に差はある?

    クレジットカードのキャッシング機能に比べると、カードローンの限度額は高額に設定される傾向があります。

  • クレジットカードを保有していてもカードローンには申し込める?

    借りる金額が総量規制を超えておらず、そのほかの条件も満たしている場合はカードローンに申し込めます。




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谷本健
この記事を書いた人
谷本健

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

北海道出身、フリーのWebライターです。金融系の記事を中心に執筆しており、とくにクレジットカードに関する記事を得意としています。お金の話は難しい部分も多いですが、誰にでも理解できるよう分かりやすくお伝えします。

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