学生向けのクレジットカードは、通常のクレジットカードよりも利用可能枠が低めに設定されている傾向があります。

例えば、通常の楽天カードの利用可能枠は最高100万円までですが、学生向けの楽天カード「楽天カード アカデミー」の利用可能枠は最高30万円（※1）までとなっています。お申し込みの前に、利用可能枠がどの程度か確認しておきましょう。

（※1）「楽天カード アカデミー」ご入会後に楽天カード会員様専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」より利用可能枠を設定いただけます。その際、所定の審査がございます。

学生は社会人と比べて収入が低い傾向があるため、その分、利用可能枠が低く設定されている傾向があります。

また、30万円以下の利用可能枠では、発行に際して調査が必要な項目が少ない場合があるため発行しやすい可能性があることも理由のひとつと考えられます。

クレジットカードの利用可能枠が足りないと感じたときは、増やす手段を検討しましょう。主な手段としては、次のものが挙げられます。

• 一時的な利用可能枠（限度額）の増枠を申請する
• 一般カードに申し込む

旅行や留学などでクレジットカードの利用が増えそうなときは、一時的に増枠することも選択肢のひとつです。ただし、一時的であっても増枠の際は審査が実施されるため、審査結果によっては申請が認められない場合があります。

一時的な増枠の申請方法は、クレジットカードによって異なります。電話やカード会社の公式サイトなどで申し込めることもあるため、事前に確認しておきましょう。

利用可能枠は、クレジットカードによっても異なります。学生向けカードの利用可能枠が低いと感じたら、一般カードの申し込みも検討しましょう。

例えば、学生向けの「楽天カード アカデミー」と一般カードの「楽天カード」では、利用可能枠やお申し込みの条件が以下のように異なります。

一時的な出費への対応ではなく、普段から利用可能枠に余裕のあるクレジットカードを利用したい場合は、一般カードの保有がおすすめです（※2）。申し込みの際は、事前にご自身が申込条件を満たしているか確認しましょう。

（※2）ご利用可能枠は所定の審査により決定いたします。

学生がクレジットカードの利用可能枠を増やすときには、次のポイントに注意してください。

• 利用可能枠に余裕を持ってお買い物をする
• 支払える範囲内で利用するように利用計画を立てる

利用可能枠の上限ぎりぎりまで利用する習慣が身に付いていると、急な出費があったときにクレジットカードで対応できなくなってしまいます。

また、増枠により利用できる金額が増えると使いすぎてしまう可能性もあります。無理なく支払える金額か確認してから、お買い物をしましょう。

学生向けのクレジットカードは、利用可能枠が低めに設定されている傾向があります。ただし、審査に通れば一時的な増枠が認められる場合があります。

増枠するかどうかにかかわらず、クレジットカードで支払いをするときは計画的に利用することが大切です。利用可能枠と、ご自身の経済状況を常に意識して、無理のない使い方を心がけてください。