法人カードは複数枚保有できる?保有するメリットや注意点を解説

リリース日:2023/11/13 更新日:2024/08/23

法人カードは複数枚保有することができるのでしょうか。ここでは、法人カードを複数枚保有するメリットや注意点について解説します。法人カードの保有枚数を迷っている方はぜひ参考にしてください。

  1. 法人カードは複数枚保有できる?
  2. 法人カードを複数枚保有するメリット
  3. 法人カードを複数枚保有する場合の注意点
  4. 2枚目の法人カードを選ぶ際のポイント
  5. 複数枚の法人カードを保有するとメリットがある!

法人カードは複数枚保有できる?

カード会社にもよりますが、同一のクレジットカードは2枚以上申し込むことができない場合があります。その場合は次の方法を検討しましょう。

 

  • 発行会社が異なる法人カードを保有する
  • 法人カードの追加カードを申し込む

ただし追加カードが付帯しない法人カードもあるため、以下では発行会社が異なる法人カードを複数枚保有するメリットや注意点を解説します。

法人カードを複数枚保有するメリット

法人カードを複数枚保有するメリットは以下のとおりです。

 

  • ご利用可能枠が増える
  • 利用できるサービスや特典が増える
  • ETCカードや追加カードを増やせる

上記のメリットを順番に解説します。

ご利用可能枠が増える

ご利用可能枠とは、クレジットカードで支払いができる金額の上限額です。例えば、ご利用可能枠が50万円の法人カードを保有している場合、支払いができる金額は50万円までです。

 

しかし、発行会社が異なる法人カードを2枚保有していて、それぞれのご利用可能枠が50万円なら、合計100万円まで支払いが可能になります。

 

つまり、発行会社が異なる法人カードが2枚以上あればご利用可能枠を実質的に増額できます。なお、同じカード会社のクレジットカードを複数枚保有している場合の上限額は、基本的に保有しているカードの中で1番高いご利用可能枠の範囲内となるので注意しましょう。

利用できるサービスや特典が増える

カード会社ごとに、付帯するサービスや優待特典は異なります。そのため、発行会社が異なる法人カードが複数枚あれば、利用できるサービスや優待特典が増えます。

ETCカードや追加カードを増やせる

法人カードによってはETCカードや追加カードを申し込めます。

 

ただし、法人カードごとに申し込みできる追加枚数が決まっている場合があるので、法人カードが1枚だけだと限られた社員にしかETCカードや追加カードを渡せない可能性があります。

 

発行会社が異なる法人カードが複数枚あれば、付帯して利用できるETCカードや追加カードの数を増やすことが可能です。




法人カードを複数枚保有する場合の注意点

発行会社が異なる法人カードを複数枚保有する場合の注意点は以下のとおりです。

 

  • 年会費がかさむ可能性がある
  • 管理の手間が増える
  • 紛失や盗難のリスクがある

上記の注意点を順番に解説します。

年会費がかさむ可能性がある

法人カードには年会費がかかるものもあり、保有枚数が増えれば増えるほど年会費がかさむ可能性があります。

 

法人カードによっては年会費が無料のケースもあるので、年会費を節約したい方はチェックしてみましょう。

管理の手間が増える

法人カードが増えれば、管理するべき暗証番号やご利用明細などの情報も増えます。特に、個人事業主の場合は確定申告をご自身で行う方もいるでしょう。そのような方は、法人カードを複数枚保有することで経理作業が面倒に感じてしまう可能性があります。

紛失や盗難のリスクがある

法人カードが増えると管理が煩雑になる分、紛失や盗難のリスクが高まります。複数枚の法人カードを保有する場合は、置き場所を決めておく、定期的に枚数を確認するなど管理に注意を払いましょう。

 

従業員にカードを渡している場合は、紛失や盗難が起きないように利用に関するルールを決めておくことが大切です。

 

また、セキュリティがしっかりしているカード会社に申し込むことも検討してみましょう。

2枚目の法人カードを選ぶ際のポイント

2枚目の法人カードを選ぶ際のポイントは以下のとおりです。

 

  • 国際ブランドを変える
  • ランクの違うカードを選ぶ

上記のポイントを順番に解説します。

国際ブランドを変える

国際ブランドとは、VisaやMastercardなど世界中で利用できるクレジットカードのブランドのことで、国際ブランドによって利用できる国や地域、店舗が異なります。

 

2枚目の法人カードで1枚目と異なる国際ブランドを選べば支払い可能な店舗が増えるので、2枚目の法人カードを申し込むときは、国際ブランドを変えることをおすすめします。

ランクの違うカードを選ぶ

クレジットカードには、一般・ゴールド・プラチナなどのランクがあります。

 

カード会社によって異なりますが、ランクによって付帯するサービスの内容が異なり、ランクが高くなるほどサービスや特典が充実する傾向があります。

 

1枚目の法人カードが一般カードの場合、2枚目でランクの高いカードを選ぶことで、よりビジネスシーンで役立つサービスを利用できる可能性があります。年会費も考慮しつつ、ゴールド以上の法人カードも検討してみると良いでしょう。

複数枚の法人カードを保有するとメリットがある!

発行会社が異なる法人カードを申し込んで複数枚保有するときのメリットと注意点は以下のとおりです。

事業内容や規模、従業員の人数によっては法人カードを複数枚持っていたほうがビジネスを円滑に進められる場合があるので、ご自身の状況に応じて2枚目の申し込みを検討してみましょう。

なお、事業用の支払いに利用するクレジットカードをお探しなら楽天ビジネスカードがおすすめです。

 

楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードの付帯カードです。引き落とし口座に法人口座を指定できるので、プライベートの支払いと事業用の支払いを分けて管理でき、経理作業の負担軽減に繋がります。

 

新たに事業用のクレジットカードを申し込む方は、ぜひ楽天ビジネスカードをご検討ください。

 

楽天プレミアムカードに申し込む
楽天ビジネスカードに申し込む

 

※この記事は2023年10月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 法人カードを複数枚保有することは可能?

    発行会社が異なる法人カードを申し込むことや、法人カードの追加カードを申し込むことで複数枚保有することができます。

  • 法人カードを複数枚保有するメリットは?

    法人カードを複数枚保有するメリットは、「ご利用可能枠が増えること」、「利用できるサービスや特典が増えること」、「ETCカードを増やせること」が挙げられます。

  • 法人カードを複数枚保有する場合の注意点は?

    「年会費がかさむ可能性があること」、「管理の手間が増えること」、「紛失や盗難のリスクがあること」が挙げられます。




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野田幹太
この記事を書いた人
野田幹太

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

大学卒業後、ライティング事務所に就職。2017年に独立し、フリーライターとして活動。現在は金融・経済系を中心にクレジットカードや投資などの記事も手掛けております。ライティングを行う時には「分かりやすく・読みやすく・おもしろく」を心がけています。

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