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家族カードとは?メリットとデメリット、作り方や活用方法まで紹介!
家族カードという言葉を聞いたことがあっても、具体的なサービス内容を知らない人もいるでしょう。家族カードとは、主に「カードの契約者と生計をともにしている家族」を対象に発行できるクレジットカードです。
ここでは、家族カードのメリットやデメリット、活用方法などを解説します。また、おすすめの家族カードとして楽天カードについても紹介します。
- 家族カードとは
- 家族カードの6つのメリット
- 家族カードを利用するときの5つのデメリット
- 家族カードの活用方法
- 家族カードを作るなら楽天カードがおすすめ
- 楽天カードの家族カードの作り方
- 家族カードは家計管理や子供の金銭感覚を養うのに最適
家族カードとは
家族カードとは、契約者の配偶者や両親、子供に発行できるクレジットカードを指します。
利用料金は、契約者の口座からまとめて引き落とされるのが特徴です。
カードを発行できる対象は、一般的には、18歳以上で契約者と生計をともにしている配偶者や両親、子供とされていることが多いです。契約者本人の兄弟姉妹や、いとこなどの血縁者は生計をともにしていても対象にはなりません。
家族カードは、契約者の家族が便利でお得に活用できるカードです。ここからは、家族カードのメリットやデメリットを確認していきましょう。
家族カードの6つのメリット
家族カードは、家族が個々にクレジットカードを持つよりも便利でお得なサービスを受けられるなどの利点があります。例えば、家族カードを持つメリットには次のようなものが挙げられます。
- 主婦・主夫や学生でもクレジットカードが持てる
- ポイントが貯まりやすい
- 契約者と同じ付帯サービスが受けられる
- 家計の支出管理がしやすくなる
- 年会費が本カードよりも割安または無料の場合がある
- 子供の支出を可視化できる
1つずつメリットの詳細を見ていきましょう。
主婦・主夫や学生でもクレジットカードが持てる
家族カードにも審査はありますが、主婦・主夫や学生でもクレジットカードを保有できます。
一般的には収入がない、または少額の場合、審査に通りにくいとされています。しかし家族カードは、審査が通りにくい主婦・主夫や収入源のない学生でも利用できる可能性があるのがメリットです。
ポイントが貯まりやすい
家族カード利用時に進呈されるポイントは、本カードの契約者に一括されます。
家族が別々にクレジットカードを作ると、ポイントも別になるため、まとめてポイントは貯めにくいでしょう。
例えば、夫がクレジットカードで光熱費を、妻が別の会社のクレジットカードで食費を支払っていたとします。その場合、進呈されるポイントは光熱費分と食費分で別々です。
そこで家族カードを妻に発行し、食費を家族カード払いにすれば、食費分も光熱費分と同じ種類のポイントが付き、ポイントをまとめて貯めることができます。貯まったポイントは光熱費や税金の支払い、お買い物やレジャーにも使用できるため、家族全員で協力するとポイントを効率良く貯められるかもしれません。
契約者と同じ付帯サービスが受けられる
クレジットカードにはおおむね、盗難保険や海外旅行傷害保険などのサービスが付帯しています。
一般的に、家族カードは本カードに付帯しているサービスも利用できることが多く、例えば、万が一家族カードが盗まれてしまった場合でも、盗難保険があるため安心して利用できます。(※)
※カード会社への連絡が遅れた場合や、カード保管義務に違反していた場合は、自己負担となる可能性があります。
家計の支出管理がしやすくなる
家族がそれぞれ現金で支払いをしていたり、複数のクレジットカード(各人が「本会員様」という立場で保有しているもの)を利用していたりすると、「誰が、いつ、何に、いくら支出したのか」を把握しにくくなります。
このような状況では、「領収書やレシートを集める」「家計簿を作成する」といった手間をかけなければ、家計の支出を管理するのが難しいでしょう。
しかし、家族全員が家族カードを利用して食品や日用品などを購入するように心がければ、家族カードの利用分が本会員様にまとめて請求され、本会員様の利用明細で家族カード分の支出内容を確認できるようになります。
領収証書・レシートをチェックして家族間で精算を行う手間が省け、家計の支出管理が容易になるでしょう。
年会費が本カードよりも割安または無料の場合がある
家族カードは年会費が無料のものや、本カードに比べて割安の場合があります。
年会費が無料や割安な家族カードでも、各種サービスや優待(海外旅行傷害保険など)が付帯しているケースもあるので、各社の公式サイトで詳細をご確認ください。
子供の支出を可視化できる
大学進学や留学などで親元を離れて生活する子供に家族カードを持たせておけば、利用明細によって子供の支出を可視化できます。また、親の口座から子供の口座に仕送りを送金する手間が減ることもメリットです。
子供の銀行口座に仕送りを送金している場合、口座から引き出してから何に使っているのかを把握できません。家族カードを持たせておけば、子供の利用用途を可視化することが可能です。
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家族カードを利用するときの5つのデメリット
便利でお得な家族カードですが、使用時には注意が必要です。以下のデメリットを理解して、適切に利用しましょう。
- 利用限度額は共有される
- カード利用料金は本カード契約者の口座から引き落とされる
- カードの利用履歴を本カード契約者に知られる可能性がある
- 申込可能枚数に上限がある
- ETCカードを申し込めない場合もある
利用限度額は共有されている
家族カードの利用限度額は、本カードの利用限度額と共有されています。
例えば、本カードの利用限度額が80万円だった場合、本カードと家族カードをあわせて80万円使用できることになります。
本カードの利用限度額を確認して、家族で相談しながら使いましょう。
カード利用料金は本カード契約者の口座から引き落とされる
家族カードの利用料金は、本カード契約者の口座でまとめて引き落とされます。一般的に、本カードと家族カードの口座を分けることはできません。
残高不足に陥らないよう、家族カードの使用状況を小まめに把握しておきましょう。カードを使うときは、毎月の利用額を家族間で話し合い、契約者の負担が大きくならないよう配慮が必要です。
カードの利用履歴を本カード契約者に知られる可能性がある
家族カードを使用したときは、以下の情報が本カードの契約者宛てに通知されます。
- 家族カードの利用日
- 利用した店名
- 料金
例えば、本カードの契約者にサプライズでプレゼントを用意する場合、家族カードで支払うと契約者に利用明細が通知されるため、購入店舗や金額が知られしまう可能性があります。
契約者に知られたくないお買い物は「現金や電子マネーで支払う」「別のクレジットカードを利用する」など、家族カード以外の支払方法を考えましょう。
申込可能枚数に上限がある
ETCカードを申し込めない場合もある
クレジットカードによって、家族カードの保有者がETCカードを保有できる場合と、保有できない場合があります。
ETCカードの申し込みに対応していない場合は、デポジットを預託して利用する「ETCパーソナルカード」を申し込むこともご検討ください。
なお、ETCパーソナルカードは、東日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社が共同で発行しているETCカードです。
クレジットカードに付帯するETCカードではないため、クレジットカードを保有していない人でも保有できます。
家族カードの活用方法
ここからは、家族カードを有効に使う方法を解説します。お得にポイントを貯めることができ、家計管理にも役立つため、ご参照ください。
夫婦で利用する場合
夫婦で生活費を分担している場合、お互いの支出を把握するのが難しいと感じる人も多いでしょう。
家族カードで生活費の支払いをすると、すべて本カードの契約者の口座から引き落とされるため、1カ月の支出が一目でわかります。Web上で明細が確認できるため、家計簿をつけなくても支出の内訳が把握できるのも利点です。
1カ月の支出が把握できるうえに、「何に」「どれくらい」お金がかかっているかもわかるため、固定費の見直しや節約に役立ちます。
子供と利用する場合
家族カードは、原則子供が「18歳から」発行でき、お金の使い方を学ぶために便利です。
成長とともに、付き合いでお買い物や食事に行くことが増えるでしょう。現金だと、保護者には使い道を把握しきれず心配になるかもしれません。
そうした場合に家族カードを持たせることで、適宜明細を確認でき、早期に使い過ぎを抑制できます。
家族カードを作るなら楽天カードがおすすめ
楽天カードは、年会費無料でさまざまなサービスが付帯しており、家族カードを作るときにもおすすめです。
楽天カードの家族カードを利用する条件は、以下をご覧ください。
対象者 |
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年会費 |
無料 |
利用限度額 | 本カードの利用可能枠以内 |
発行可能枚数 | 本カード1枚につき2枚 |
付帯サービス |
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対象者の【生計をともにする家族】の具体例は、以下のとおりです。
- 夫の給料で生活している家族
- 夫婦共働きで、お互いに生活費を出して生活している家族
- 保護者と別々に暮らしているが、生活費を送金されている子供
続いて、楽天カードの家族カードがおすすめの理由を解説します。
ポイントの使い道が豊富にある
楽天カードは、楽天ポイントの貯まりやすさと、豊富な使い道が魅力です。
例えば、次のような使い道があります。
- 飲食店やコンビニなど、楽天ポイントカードが使える店舗(※)でお買い物ができる
- 楽天市場や楽天トラベルなど、楽天グループが提供するサービスで使える
- 楽天ふるさと納税の寄付金支払いに使える
- 楽天ペイでの支払いに利用できる
など
以上のように貯まったポイントを有効に活用できるため、生活費や買い物などのときは楽天カードで支払い、楽天ポイントを余さず貯めるようにしましょう。
※。一部店舗・商品・サービスは楽天ポイントカードご利用対象外となります。楽天ポイントカードが使える店舗はこちら
ポイントを家族間で移行できる
家族カードの支払いで進呈されたポイントは、本カードの契約者にまとめて加算されます。
ポイントは家族カードの名義人に移すことができるため、例えば、子供がお買い物にポイントを使いたい場合は、契約者から移行することで子供が使えるようになります。
家族で貯めたポイントを全員で共有できるため、有効活用できるでしょう。
家族カードを増やしたい場合は2枚目の本カードを発行する
楽天カードの家族カードは、「本カード1枚につき家族カード2枚」発行可能です。
例えば、4人家族(夫・妻・20歳の子供・18歳の子供)の場合、夫が本カードの契約者であれば、妻と20歳の子供に家族カードを発行すると上限に達します。18歳の子供に家族カードを持たせたくても、3枚目の家族カードは発行できません。
同じ契約者(夫)が2枚目の本カードを発行すれば、さらに2枚の家族カードが発行できるため、18歳の子供にも家族カードを発行することができます。
2枚目の本カード発行は、次のようなメリットもあります。
- 利用明細・引落口座・支払方法が分けられる
- 利用できる店舗を増やせる
生活費と趣味でカードを使い分けたり、仕事とプライベートを区別したり、管理しやすくなるためおすすめです。
また、異なる国際ブランドのカードを申し込むことで、利用できる店舗が増えるため、さらに活用できるでしょう。
楽天カードの家族カードの作り方
楽天カードの家族カードを作るときは、楽天e-NAVIを使用します。
申込画面で以下の必要事項を入力し、入力内容の確認・規約等への同意後【お申し込みを完了する】ボタンを押せば、手続き完了です。
- お申し込みの家族氏名
- 性別
- 生年月日
- 続柄
- 家族カードに設定する暗証番号
- 家族カード会員のメールアドレスの入力有無
申し込みの後、10日前後で本カードの契約者の住所に家族カードが届きます。
家族カードの詳しい申込方法は、こちらもあわせてご参照ください。
家族カードは家計管理や子供の金銭感覚を養うのに最適
家族カードは、「本カードの契約者と生計をともにする家族」を対象に発行されるクレジットカードです。
利用料金は、本カードに登録されている口座から引き落とされ、利用明細は本カードの契約者宛てに一括で通知されるのが特徴です。
家計管理や子供の金銭感覚を養う手段としても活用できます。
家族カードを作るなら、年会費永年無料の「楽天カード」がおすすめです。ポイントが貯まりやすく、家族間でポイントの移行もできるため、使い道が豊富にあります。
クレジットカードや家族カードの発行をご検討中の人は、楽天カードを作ってみてはいかがでしょうか。
楽天カードの家族カードについて詳しく見る
※この記事は、2024年8月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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家族カードとは?
家族カードは、本カードの契約者と生計をともにする家族に発行されるクレジットカードです。特徴は「利用料金が本カードの口座で引き落とされる」「利用限度額が本カードと共有されている」「利用明細が本カードの契約者宛てに通知される」などが挙げられます。
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家族カードを作る条件は?
一般的に18歳以上で、本カードの契約者と生計をともにしている配偶者や子供が対象です。「生計をともにしている」とは、同居家族はもちろん単身赴任や親元を離れた子供でも、生活費を同じ財布から出していたり、仕送りを行っていたりする場合があるため対象に含まれます。
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家族カードを使うときに注意することはある?
利用限度額が本カードと共有されているため、家族間で使用状況を確認しあいながら使いましょう。利用明細が本カードの契約者宛てに届くため、利用日や利用店舗を知られたくない場合は、別の支払方法の検討を推奨します。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
カード払いで支出を一本化できて、家計管理がしやすくなるのは魅力的ね。