店舗でカード払いすると、レシートが3枚発行されます。内訳はお客様控え（会員用）、加盟店控え（加盟店用）、カード会社用なので、すべてが利用者に渡されるわけではなく、店舗で保管されるものもあります。

利用者が店舗から受け取るレシートは、「お客様控え（会員用）」のレシートです。

カード払いを行った場合に受け取るレシートには、以下のような内容が記載されています。

• 店舗名
• 購入／利用サービス名
• 支払った金額
• カード番号の下4桁や有効期限
• カード会社名
• 国際ブランドなどのカード情報　など

若干の体裁の違いはあるものの、加盟店控えのレシートおよびカード会社用のレシートにも、ほぼ同じ内容が記載されています。

クレジットカードのレシートは、クレジットカードの利用明細と照合することで不正に使用されていないかなどを確認できます。そのため、利用明細と照合して問題がないことが確認できるまでは、保管しておくのがおすすめです。

また、クレジットカードのレシートは受け取ったらすぐに確認するようにしましょう。実際に支払った内容と異なっていた場合、店舗で訂正をしてもらえます。

なお、店舗によってはレジ前などに不要なレシートを捨てるためのレシート入れが設けられていますが、クレジットカードのレシートをそこに捨てるのは控えたほうが良いでしょう。先述したようにカード払い時に発行されるレシートには、カード番号の下4ケタなどの情報が記載されているため、情報流出につながる可能性があります。

オンラインショップでカード払いした場合は、実店舗とは異なり紙のレシートが発行されない場合があります。その場合、レシート以外のものでカード払いの内容を確認する必要があります。

オンラインショップによって確認方法は異なりますが、サイトから届く確認メールや、マイページの購入履歴などから領収証書を確認できるケースがあります。

カード払いで発行されるレシートには、お客様控え、加盟店控え、カード会社用の3種類があり、このうち利用者が受け取るのは、お客様控えのレシートです。受け取ったレシートはクレジットカードの利用明細と照合して、不正に使用されていないかなどを確認できるまでは捨てないようにしましょう。

照合を終えてレシートを捨てるときは、カード番号や有効期限などの情報を不正に使用されないよう細断するなどして、気を付けて処分する必要があります。