クレジットカード決済のオーソリとは|その目的や必要性、仕組みなどを解説

リリース日:2022/11/14 更新日:2025/03/24

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  1. オーソリとは
  2. オーソリの仕組みは
  3. オーソリはなぜ必要か
  4. オーソリが承認されないとどうなるか

オーソリとは

医療費をカード払いにできるのか

オーソリとは、クレジットカードの利用に関連して使用されている用語です。顧客の提示するクレジットカードが決済できるものかどうかを、加盟店がクレジットカード発行会社に確認することを指します。オーソリは、オーソリゼーションを略した言葉。英語で、許可や権限を与えることを意味する、authorizationが語源です。オーソリゼーション・リクエストと呼ぶこともあり、日本語では「信用照会」などと表現されます。

 

クレジットカードを使うと、ショッピングをする際にその場で現金を出す必要がなくなります。店舗に対しカードを提示することで後払いにでき、金額が大きくなる場合には、分割払いの利用も可能です。こうしたことが可能なのは、顧客に信用があるからです。カード会社はカードを発行する前に収入などを審査するので、カードを持っているということは、カード会社から一定の信用を認められたことを意味します。

 

店舗から見ると、クレジットカードの加盟店になることは、売り上げの増加に役立っています。今持っている現金では買えないという顧客に対して、ボーナス払いや分割払いでの購入を提案できるからです。とくに高額の商品を扱う店舗では、有利になる仕組みといえるかもしれません。

 

しかし顧客が提示するカードを、その場で無制限に受け入れてしまうのはリスクが大きすぎます。カードが不正使用されている可能性もあれば、利用限度枠を超えていてカード会社から売上金を回収できなくなる可能性もあるからです。

 

そこで実行されるのが、オーソリです。カードが不正使用されていないか、買物額が利用限度枠に収まっているかを店舗がカード会社に照会します。現在では端末機を使ってオンラインでオーソリ依頼するのが一般的となっています。

フロアリミット

クレジットカードを使った、すべてのショッピングでオーソリが実施されるわけではありません。不正使用の発見という観点からは、すべての決済で実施されることが望ましいのでしょうが、状況により、一定金額以下では行わないように決めている場合があります。これが「フロアリミット」・「オーソリ限度額」です。

 

信用の照会はコンピュータなどで自動化されているとはいえ、店舗側に一定のコストが生じるために取られる措置です。サーバ負担の軽減にもなっています。

1円オーソリ

オーソリの方法として「1円オーソリ」というものが存在します。例えばネットショッピングなどで、店舗にクレジットカードを登録するような場合、店舗がそのカードの有効性を確認する手段です。

 

少額の請求をしてカードが利用可能と確認できれば、店舗はその請求をキャンセルします。顧客にその動きが通知されることもあり、不正使用を疑われることもあるようです。ただし、もしキャンセルが遅れて、実際に請求されたとしても、お金は後から返金されます。

オーソリの仕組みは

オーソリの仕組みは

クレジットカードの利用に際し、不正使用ではないか、利用可能な金額は十分かなどをチェックするオーソリ。どのような仕組みで行われているのか見てみましょう。ショッピングでカードを使おうとすると、加盟店からは信用照会端末を通して、発行会社に対してオーソリを依頼します。発行会社では、送られてきたカード番号や暗証番号、限度額や不正使用などに関する情報をチェックし、決済が可能という判断になれば加盟店に結果を通知、決済完了となります。

 

提示したクレジットカードによる決済が可能ということになると「オーソリゼーションコード」と呼ばれるものが発行されます。これは、店舗がカード会社から、商品代金を受け取るのに必要なものです。このように決済手段としてクレジットカードが提示されると、店舗と発行会社の間でオーソリに関する情報のやり取りをしてから、購入完了となるのです。店舗からすれば、商品代金を回収するためにも重要な手順になります。

 

現在では、オーソリは信用照会端末を通したオンライン通信によって行われています。しかし1980年頃までは手作業と郵送で処理が行われていました。クレジットカードにはエンボスと呼ばれる凸凹により、カード番号や名義などが刻印されているものがあります。店舗ではこの凸凹を使って、情報を伝票に転写し、利用金額や署名とともにカード会社に郵送していました。大変な手間だったようです。

 

現在ではクレジットカードを利用できる場面が増えていますが、これはオーソリがオンライン化されたことも大きく関係しています。

自動オーソリと手動オーソリ

ネットショッピングでのオーソリは、在庫状況などにより自動と手動を使い分けています。自動オーソリは、ユーザーの注文手続きが進む過程で、自動的に行われるものです。オーソリが行われると、支払いに必要な分をカードの利用可能枠から確保します。販売する商品の数が十分にあり、品切れの可能性がない状況に適しています。ショッピングサイトを運営する側にとっては、手間を省ける仕組みです。

 

一方、手動オーソリは、店舗の担当者が適切なタイミングで実施するものです。例えば商品の入荷まで時間がかかる場合など、自動オーソリをしてしまうと、あとでキャンセルなどの手続きが複雑になってしまいます。そのため注文者へ商品を届けられる状態になってから、手動で行い、カードから利用可能な枠を確保するのです。ネットショッピングの際にカード決済で注文したときは、注文のタイミングと利用可能枠が減るタイミングに注目すると、状況がわかるかもしれません。




オーソリはなぜ必要か

オーソリはなぜ必要か

不正使用の防止

オーソリでは、顧客が提示したクレジットカードで決済できるかどうかをカード会社に確認します。必要性のひとつは、不正な使用を防止するため。偽造されたり盗まれたりしたカードが使用されると、多大な損害が生じます。日本クレジット協会の調査では、2021年の不正使用による被害額は330.1億円。番号盗用による被害が94.4%を占める状況です。店舗だけではこうした不正使用を見抜くのは難しく、より情報の多いカード会社での確認が有効といえるでしょう。

近年増えている番号盗用による被害。その手口のひとつが「フィッシング詐欺」です。パソコンやスマホのメールをチェックすると、金融機関やカード会社、大手通販サイト、鉄道やキャリアからのID凍結、変更依頼など、緊急性が高いかのようなタイトルのメールが届いていることがあります。そのメールに書かれた偽のURLからWebサイトへ誘導し、クレジットカードの番号などを盗み取るのがフィッシング詐欺です。自分のブックマークからWebサイトへ行くようにするなどの対策もありますが、防ぎきれない部分もあるでしょう。その場合でも、オーソリが不正使用の歯止めとなることがあります。

利用限度額の確認

利用できる範囲の金額を超えていないかどうか、チェックするのもオーソリの役割。カードを作る際には審査があり、50万円や100万円、200万円といった限度額が決められています。その金額を超えて使用することはできません。ただ店舗でカードを見ただけでは、限度額を超えているかのチェックは不可能です。オーソリによって、カード会社に対して利用状況を照会することで、決済可能な状況か確認します。

 

自分でカードの利用状況を知るのは簡単です。ネットが利用できれば、会員専用のサイトやアプリが役立つでしょう。楽天カードであれば「楽天e-NAVI」というWebサービスで確認できます。カード会社から届く利用明細で知ることも可能です。

 

普段からカードでの決済が、あとどれくらい使えるかチェックしておくと良いでしょう。カードが使えない状況になってはじめて利用限度額を超えていることがわかった、、というようなことがなくなります。利用可能な金額は、毎月の引き落としによって回復します。そのタイミングも知っておくと役に立つでしょう。

オーソリが承認されないとどうなるか

オーソリが承認されないとどうなるか

店舗は、顧客がクレジットカードを提示すると、カード会社に対してオーソリを依頼します。承認されれば決済可能なのですが、オーソリ不能・オーソリNGという結果になる場合もあります。そうなると提示したカードでの決済はできません

 

店舗の信用照会端末などのシステムには、何らかのオーソリエラーの状態が表示されます。オーソリエラーとなる理由にはいくつかの種類があるので、どのようなものがあるのか見てみましょう。

すでに脱会済みのカードが使われた場合

・入力された暗証番号が間違っている場合
・限度額を超えた決済をしようとしている場合
・事故・盗難などにより、無効カードとなっている場合
・不自然な取り引きとして疑われる場合
・支払いが遅れているカードを使おうとしている場合
・設定されていないボーナス月や支払い回数が選択されている場合

 

入力しなおすことで解決するものもありますが、そのクレジットカードでは決済できないこともあります。そうなれば別のカードを使うか、決済方法そのものを変更することになるでしょう。

 

このようにオーソリで承認とならないケースでは、さまざまな原因が存在します。エラーの種類からわかるように、オーソリが承認されない原因には、本人のミスによるものと、不正使用に関連したものとがあります。カードの紛失や盗難があった場合は、連絡することで無効カードとすることが可能です。オーソリの段階で不正使用を防ぐのに役立つでしょう。

 

オーソリはクレジットカードが利用可能か、不正使用されていないかなどチェックする、重要な役割を担っています。クレジットカードは、実店舗やネット店舗でのショッピングを便利にしてくれます。オーソリはこの便利な仕組みが、正しく機能するように支えているのです。

楽天カードは、24時間365日体制のモニタリング体制など、クレジットカードの不正使用、不正オーソリの防止に向け多くのセキュリティ対策を行っております。また、3D セキュアやカード利用お知らせメールなど、楽天カード会員様自身で行える対策のサポートも充実しております。楽天カードのさまざまな取り組みを、ぜひチェックしてみてください。

このテーマに関する気になるポイント!

  • オーソリとは?

    顧客が提示したクレジットカードで決済できるかどうか、加盟店がクレジットカード発行会社に確認することです。

  • オーソリの仕組みは?

    加盟店から、信用照会端末を通してクレジットカード発行会社に対してオーソリを依頼し、その結果を受信します。

  • オーソリはなぜ必要?

    利用しようとするカードの利用限度額が超えていないか、不正使用がないかをチェックするためです。

  • オーソリが承認されないとどうなる?

    別のカードを使うか、クレジットカード以外の決済方法を選ぶことになります。




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黒川ヤスヒト
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(AFP)
黒川ヤスヒト

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

証券会社でリテール営業を経験し、AFP資格を取得。現在ライターとして、パーソナルファイナンスに関する情報の発信を手がけています。 関心分野は、ライフプランに関する意識調査や最新の金融商品・サービスなど。

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