結婚費用を節約するには?クレジットカードを使うメリットと注意点!

リリース日:2022/08/16 更新日:2024/07/22

結婚を決めたら、結婚式の挙式代や新生活の準備など、出費がかさむ場面が待っています。結婚にかかわる費用は金額が大きいだけに、現金払いではもったいないですよ。今回は、クレジットカードを活用した「お得な節約術」をご紹介します。

  1. 結婚にかかる平均費用は? どんなことにいくらくらいかかるの?
  2. クレジットカードで決済をしている人はどれくらい?
  3. 結婚式の費用はクレジットカードで支払うのがおすすめ!そのメリットは?
  4. 新婚旅行に行く場合は、カード付帯の海外旅行保険が使える
  5. 結婚費用を払う際は、クレジットカードの利用上限金額に注意!
  6. 数百万円かかる結婚式費用をカード払いにしたい!高額決済できるクレジットカードはあるの?
  7. クレジットカードを使って結婚にかかわる費用を節約しよう!

結婚にかかる平均費用は? どんなことにいくらくらいかかるの?

結婚にかかる費用にはどんなものがあるのでしょうか?結婚式を行うかどうか、ゲストは何名になるか、新婚旅行に行くかどうか・行く場合の行き先はどこか、引っ越しが必要かどうかなどで差はありますが、結婚情報サービス会社の調査データを基に各種費用の相場を探ってみましょう。
(結婚スタイルマガジントレンド調査2018)

結婚式前

結納式にかかわる費用 全国平均13.3万円
正式な結納式は、仲人を立てて両家の家を行き来し結納品を交わすものですが、最近ではあまり行われなくなりました。現在では略式結納と両家の顔合わせ食事会、または食事会のみなどで済ませるカップルが多くなっています。略式とはいえ、結納のしきたりなどは地域によって違いがあるため、それに伴い費用にも差がでてきます。
結納式にかかる費用は、全国平均で13.3万円。顔合わせ食事会の場合、5.3万円となっています。

結納金 平均92.5万円 結納返し 平均44.8万円
結納金は、男性側から女性側へ結婚支度準備金のような意味合いで贈ります。結納金は切りの良い50万円、100万円とするのが一般的です。
女性側は、結納金を受け取ったら男性側に結納返しを贈ります。受け取った結納金に対して関東では半額、関西では1割が習わしとされていますが、現在では両家の話し合いで略式として結納金を最初から相場の半額にしたり、結納返しを腕時計やスーツなどの品物で贈ったりすることも多いようです。
結納金に関しても地域によって違いがありますが、全国平均は92.5万円、結納返しは現金の場合平均44.8万円、品物の場合は平均19.5万円となっています。

婚約指輪 平均36.9万円
婚約指輪は男性側から女性に贈るのが一般的です。婚約指輪の相場は給与3カ月分などと聞いたことがある人も多いかもしれません。それを根拠に高額な婚約指輪を購入する人も一定数いるようです。最近の婚約指輪価格の平均は36.9万円ですが、年齢が上がるにつれ購入価格も上がる傾向が見られます。

結婚指輪 2本で平均28.1万円
結婚指輪は新郎新婦がお互いに交換しあうため、2本ペアのデザインで購入するのが一般的です。平均購入価格は2本で28.1万円となっていますが、女性用の指輪はデザインが入ったりすることでやや高額になることもあるようです。

結婚式・披露宴

結婚式・披露宴の全国平均は308.3万円ですが、招待客の人数によって総費用は左右されます。ここでは結婚式にかかる費用の項目で代表的なものを挙げて、その平均金額を見てみましょう。

挙式 平均30.8万円
挙式のスタイルや演出の有無で、費用は異なります。披露宴はせずに家族と親しい友人を招いて挙式のみで済ませるというカップルもいます。

衣装代 新婦総額平均40.1万円 新郎(タキシード)平均8.6万円
挙式で着る衣装のほかに、披露宴用に新郎新婦とも別衣装を用意したり、新婦がお色直しでドレスを複数枚着たりなど、枚数が増えれば費用もその分増えていきます。最近では、自分にぴったりのサイズのドレスを着たい、ウェディングフォトを別日に撮影したいなどの理由から、レンタルと同程度の金額で購入できるドレスを選ぶ人も増えてきました。

料理と飲物 1人あたり平均1.5万円
披露宴時の料理や飲み物のほか、ウェディングケーキ、待合室でふるまうお茶なども費用に含まれます。

スナップ写真 平均14.4万円 ビデオやDVD 平均16.6万円
上記は披露宴当日のみの費用で、結婚式当日とは別の日に式用の衣装を着て写真を撮ってもらうとさらに費用が発生します。

ギフト 1人あたり平均0.7万円  ウェルカムアイテム 平均1.4万円
招待客にお持ち帰りいただく引出物、引菓子などです。招待客との関係性によって贈るものを変えることもあるようです。また、地域や習慣などによって差もあります。

会場装花 平均15.3万円 ブーケ平均3.7万円
披露宴会場の装飾や両親への花束贈呈など、生花を華やかに使うほど費用はかかります。チャペル挙式の場合は、祭壇や参列者席、フラワーシャワーなど、挙式にも花が多く使われています。
花嫁のブーケ1つの相場は2万円~3万円ですが、お色直しのドレスに合わせて複数準備することもあるため平均額は上記のようになっています。

 

結婚後

新婚旅行 平均50.7万円
行先や旅行期間、ホテルや食事のランク、滞在先でどのように過ごすかなど、内容で大きく費用が変わってきますが、平均費用は2人分で50.7万円です。予算としては50万円~70万円が一般的。さらに、式に来ていただいた方や職場向けのお土産代を別途用意する必要があります。

新生活にかかる費用 平均92.8万円
新居を買うのか・借りるのか、またはどちらかの実家に一緒に住むのかなど、2人のライフスタイルで大きく変わります。主な項目としては引っ越し代、敷金・礼金、仲介手数料、家具・インテリアなどの家財購入が挙げられ、平均額は92.8万円となっています。

ここまで、人生の大イベント「結婚」にかかわる一連の費用について見てきました。これらのまとまった大きな金額をクレジットカードで支払えば、かなりのポイントが貯まることが想像できますね。ぜひカード払いでポイントを多く貯めて、お得に新生活のお買い物をしたいものです。

クレジットカードで決済をしている人はどれくらい?

結婚にかかわる様々な費用の中でも特に金額が大きい「結婚式・披露宴」の代金を、クレジットカードで支払っているカップルはどれくらいいるのでしょうか?
「結婚スタイルマガジン」トレンド調査2018によれば、結婚式場への支払い方法で一番多いのが、銀行口座への「現金振込」で約60%でした。次に多いのが現金での手渡し、クレジットカードはその次で19.2%と、まだカード払いの利用が進んでいるとは言えない状況です。
これには、結婚式場での支払い方法の主流は現金や振り込みであることが背景にあると考えられます。しかし、利用者のクレジットカードを利用したいというニーズも高まっているため、カード決済を導入する式場も増えつつあるようです。




結婚式の費用はクレジットカードで支払うのがおすすめ!そのメリットは?

クレジットカードのポイントが貯まる

結婚にかかわる手続きやイベントは、数十万円から数百万円の支払いが続きます。そこで、同じ金額を支払うにしても現金や銀行振込ではなくクレジットカードで支払えば、カード会社の提供するポイントを貯めることができるのでお得です。

例えば、ポイント還元率が1%のクレジットカードなら、100万円の利用で1万円分のポイントが付きます。新生活の家具や家電のショッピングにそのまま1万円分として使ったり、航空会社のマイルに交換したりすることができてとてもお得です。
ポイントの利用方法はカード発行会社によって様々ですが、貯めたポイントが数字以上の交換率になることもしばしばです。例えば10,000ポイントをマイルに交換することで、結果1万5,000円の航空券に相当するようなことも起こります。楽天ポイントの場合、10,000ポイントをANA 5,000マイルへ交換することができます。5,000マイルあれば、東京から大阪や仙台、秋田などへの片道航空券へ交換できます(ローシーズンの場合、2020年1月31日現在)。10,000円相当だったポイントをマイルに交換することで、それ以上の価値の航空券に交換することもできるのです。

自分に合ったお得なポイントの交換方法も調べておくと、結婚費用をカード払いにするメリットがさらに増すかもしれません。

お祝儀を結婚式代に充てることができる

結婚式場への支払いは、基本的に前払い方式です。当日や後日に料金を支払うご祝儀払いもありますが、どの結婚式場でも可能なわけではありません。前払い方式の現金払いであれば、式を迎える1週間前程度までに数百万円のキャッシュを用意して式場に直接支払う必要があることもあります。

しかしクレジットカードでの支払いであれば、クレジットカードに登録されている口座からの引き落としが、カード支払いした翌月以降になりますから、実質後払いとなり、ご祝儀で入ってきたお金を口座引き落としに充てることもできるようになるのです。

高額の現金を持ち歩かなくて済む

現金での支払いは、銀行のATMまで行って現金を引き出す手間がかかりますし、その後式場との会計まで、高額の現金を持ち歩くリスクが伴います。その点カード払いなら、そういった手間やリスクから解放されます。

画像出典:fotolia

新婚旅行に行く場合は、カード付帯の海外旅行保険が使える

新婚旅行で海外に行くカップルには、クレジットカードの旅行保険が便利です。ほとんどのクレジットカードには海外旅行保険が付帯しており、年会費無料のクレジットカードでも補償内容が充実していることもあります。

海外旅行保険の補償内容で、治療費補償が充実していることは重視したいポイントです。海外では慣れない食事や疲れなどで体調を崩すことがありますから、現地で病院に行くことへの備えが大事になります。
ほかにも海外でのトラブルに対する補償や、現地での日本語サポートサービスが充実していることもチェックしておきたい項目です。

さらに旅行保険で気を付けたいポイントは、補償が適用される条件です。クレジットカードの海外旅行保険には、クレジットカードを持つことだけで自動で補償が有効になる「自動付帯」と、支払いをそのクレジットカードで行った場合にだけ適用される「利用付帯」があります。
利用付帯の場合は、ツアー代金などをそのクレジットカードで支払うことで条件をクリアできるので、新婚旅行の予約前にはお手持ちのクレジットカードに付帯されている旅行保険について補償額や適用条件を調べておきましょう。

海外旅行にも安心!楽天カードに申し込む

結婚費用を払う際は、クレジットカードの利用上限金額に注意!

上限金額を確認しておこう

クレジットカードには、利用限度額があります。普段の生活で意識することは少ないかもしれませんが、結婚にかかわる支払いは高額なものが多いので、短期間に支払いが重なると限度額を超えてしまうようなことも起こりえます。結婚前の大きなお買い物の支払いに使ったクレジットカードを新婚旅行に持って行くような場合などは、事前に利用上限金額を確認しておいて旅先で慌てないようにしましょう。

上限金額を上げる方法

支出が同時期に重なる場合は、クレジットカードの利用限度額を上げたい旨を申し出ましょう。申込手続きはカード会社によって違いますが、電話やネットなどで申し込みすることができます。

ただし、上限金額の引き上げは、申し込めば誰でも可能なわけではなく、カード入会時と同じように、支払いが滞る心配がないかどうかの審査があります。また、一時的に利用限度額を上げる方法もあり、こちらは比較的ハードルが低いようです。

上限金額を上げられなかった時は?

上限金額が上げられなかった場合は、複数のクレジットカードを利用する方法もあります。ただし、いずれの方法で利用限度額を上げたとしても、引き落とし日での支払いが可能であることが前提なのはもちろんです。
ほかにも、限度額まではクレジットカードを利用し、残りは現金払いにする方法もあります。海外への新婚旅行など、現金を持ち歩くのに不安や不便が伴う場面にカード利用可能枠をとっておいて、ほかの支払いは現金で済ませておくなど、計画的に利用すると良いでしょう。

クレジットカードが使える結婚式場なのか確認する

結婚式場選びの段階で、カード払いに対応している結婚式場なのかをチェックしておくと良いでしょう。また、カード払いができる範囲はどこまでなのか、利用できる国際ブランドに制限がないか、などもあわせて確認しておきましょう。

数百万円かかる結婚式費用をカード払いにしたい!高額決済できるクレジットカードはあるの?

結婚式費用の全額をクレジットカードで支払える式場であっても、クレジットカードには利用限度額が設定されています。それでは、数百万円を1度に支払えるようなクレジットカードはあるのでしょうか。

ここでは楽天カードの利用限度額を例として紹介します。
楽天カードには年会費無料の楽天カードのほか、年会費はかかりますが付帯サービスが充実している楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードがあり、カード種類ごとに利用限度額の最高額が異なります。
また、一時的に利用限度額を引き上げる方法では、最高限度額100万円の楽天カードでも、申請により枠を広げることができます。ただ、利用可能額の引き上げにはやはり審査が行われますので、必ずしも増額できるというわけではありません。また、増枠した利用限度額の有効期間は2カ月間です。
ほかにも金利手数料のかからないボーナス払いを組み合わせることができれば、高額になる結婚費用をカード払いにできる可能性は広がります。

クレジットカードを使って結婚にかかわる費用を節約しよう!

ここまでご紹介してきたように、結婚費用の支払いをクレジットカードにするだけで、実質後払いのメリットを受けられたり、ポイント分がお得になったりします。ほかにも海外旅行保険の保険料が節約でき、費用の振り込みの手間や現金の持ち運びで気を使ったりすることもありません。結婚にかかわる支払いには便利でお得なクレジットカードを活用して、結婚後の生活も上手に節約していきましょう。




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まねーきねこ
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
まねーきねこ

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

不動産開発会社で営業を経験後、ハウスメーカーの設計部、商品開発部に勤務。結婚後はファイナンシャル・プランナー資格を取得。

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