マイルとはマイレージともいい、航空会社が行っているポイントサービスのことです。飛行機に乗るたびにマイル（ポイント）が貯まる仕組みになっています。日本では、ANAやJALがマイレージサービスを行っている会社としては有名です。

マイルは飛行距離×積算率で算出され、積算率はクラスやタイプ、航空会社によって率が異なります。例えば、成田ニューヨーク間ですと、片道区間の基本マイルは約6,700マイルとなります。エコノミークラスで積算率が50%だとすると、6,700×50%=3,350。片道約3,350マイル貯まることになります。

貯まったマイルは特典と交換することができ、内容としては無料航空券がお得です。

楽天ANAマイレージクラブカードは、普段のショッピングでもマイルを貯めることができるお得なクレジットカードです。マイルの還元率は、200円=1マイルとなっており、およそ0.5%となります。

月々の支払いを楽天ANAマイレージクラブカードで支払った場合、

・食費30,000円=150マイル
・光熱費10,000円=50マイル
・電話料金10,000円=50マイル
・交通費13,000円=65マイル

となり、合計315マイル貯まることになります。このように、頻繁に飛行機に乗ることがない学生でも、普段のショッピングや光熱費の支払いで、お得にマイルを貯めることができるのです。

楽天ANAマイレージクラブカードでマイルを貯める方法は2つあります。1つは「ANAマイルコース」を選択してマイルを貯める方法です。コースについて簡単に説明すると、楽天ANAマイレージクラブカードには、「ANAマイルコース」と「楽天ポイントコース」の2つがあります。ANAマイルコースは、200円の利用ごとに1マイル貯まる仕組みです。楽天ポイントコースは、100円の利用ごとに1ポイントの楽天ポイントが貯まります。

もう1つが、楽天ポイントをマイルに交換する方法で、「2ポイント=1マイル」と交換できます。200円の買い物をして1マイル貯まった場合と同じマイル率です。ちなみに、ANAマイルコースと楽天ポイントコースは、簡単に変更できます。用途に合わせて変更するようにしましょう。

楽天ANAマイレージクラブカードは、550円（税込み）の年会費がかかります。一般的なマイルカードの場合、2,000円ほどの年会費がかかるため、他と比べると楽天ANAマイレージクラブカードの550円（税込み）はとてもお得な年会費です。

また、初年度は無料なうえに、年1回以上カードを利用すれば年会費が無料になります。楽天ANAマイレージクラブカードは、VisaやMastercard、JCBの国際ブランドに対応していて、利用できるお店が多いため、無料になる条件も比較的クリアしやすいものとなっています。

楽天ポイントのANAマイルへの交換は、Web上から簡単に行うことができます。交換する手順は以下の通りです。

1．楽天PointClubにログインします。
2．「ポイント」の項目タブにある「ポイント交換」を選択します。
3．相互交換の欄にある、楽天ポイント→ANAマイルの「交換する」ボタンを押下します。
4．ANAお客様番号・ANAお客様氏名・交換ポイント数を入力して、「確認画面へ」を押下します。
5．内容に問題なければ画面の指示に従い申請完了となります。

申し込みから1週間ほどでANAマイルに移行されます。また、一度申請を行うとキャンセルはできません。

今回紹介したように楽天ANAマイレージクラブカードを利用すれば、普段のショッピングでもマイルを貯めることができるのでとても便利です。旅行は1回行くだけでもかなりの費用がかかります。旅行や帰省、留学などで飛行機の利用が多い学生は、楽天ANAマイレージクラブカードを効率よく利用してお得にマイルを貯めて、無料航空券などに交換していきましょう。