楽天カードの限度額はいくら?一時的に上限を上げる方法も解説
楽天カードの分割払いの手数料はいくら?分割回数ごとの金額と計算方法
クレジットカードは「分割払い」で支払うこともできますが、手数料がかかっているのをご存知でしょうか。分割の回数が増えるほど、手数料の利率も上がっていくので注意しましょう。今回は楽天カードを例に分割回数ごとの手数料や、計算方法を解説します。
- クレジットカードの「分割払い」とはどんな支払い方法?
- クレジットカードの分割払いには手数料がかかる?
- クレジットカードの分割払いは何回まで?楽天カードの場合は?
- 楽天カードの分割払い手数料の計算方法
- クレジットカードの分割払いにメリットはあるの?
- クレジットカードの一括払いをあとから分割払いにすることも!
- 上手に活用すれば、クレジットカードの分割払いは強い味方!
クレジットカードの「分割払い」とはどんな支払い方法?
クレジットカードで支払いをする時には「お支払い回数は?」と聞かれますが、総額を一度に支払うのが「一括払い」、何度かに分けて支払う方法が「分割払い」です。
分割払いで支払った場合、分割する時間的な区切りは月ごとです。世の中の慣例的にお給料は月給なので、支払いも毎月のお給料から少しずつというイメージになります。大きな買い物をするときは、出費の負担を分散させることができるので、計画的に利用すれば便利な方法です。
分割払いを利用するために、特別な手続きは要りません。商品を買うときにお店のレジで「分割で支払いたい」と伝え、支払回数を指定するだけです。ただし、どのお店でも必ず分割払いができるというわけではありません。一度に支払うのが大変そうな高額な商品(車やジュエリー、家電など)を多く扱うお店では、使えることが多いです。
クレジットカードの分割払いには手数料がかかる?
クレジットカードでする買い物はお金借りていることになる?
クレジットカードで買い物をした時は、クレジットカードでの支払い手続きをしただけで、代金はカード会社が立て替えてくれています。
利用者本人は品物を受け取っているだけの状態で、カード会社にお金を借りていることになります。 つまり、買い物をした本人が実際に代金を支払うのは、カード会社に対して銀行口座からの引き落としがされるときになります。それまでは借入れをしていると言えます。ですから、カード会社に支払うことを「返済する」とも表現します。
分割払いを選んだ場合、分割払い手数料がかかりますが、まだ支払っていない分に対して手数料がかかるイメージです。
楽天カードの分割手数料はいつ・いくらかかるの?
では、その分割払いの手数料はいつ支払うのでしょうか。手数料も利用金額と合わせて、支払い回数で分割して月々返済していくことになります。
分割払いの手数料は、支払い回数によって利率が異なります。少ない回数で返済が終わるなら手数料は低めに、回数が多くなれば手数料は高くなっていきます。その利率はカード会社によって違います。
手数料を率ではなく金額でいくらかかるのかを知りたい場合は、支払いのシミュレーションができるサイトもあります。また、利用金額100円当たりの手数料額が一覧表で示されているカード会社もありますので、それを見れば自分で計算するのも簡単です。実際の計算例も後ほど解説しますので、参考にしてください。
楽天カードの場合は「分割払い返済シミュレーション」から分割手数料の試算を行うことができます。
2回払いなら手数料はかからない
分割払いには手数料がかかることをお伝えしましたが、これは3回払い以上の場合になります。2回払いにすれば、手数料はかかりません。
支払いを2回に分けて月々の負担を軽くしつつ、手数料がかからない支払い方法なので、知っているとお得な利用方法と言えるかもしれません。
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クレジットカードの分割払いは何回まで?楽天カードの場合は?
分割払いには、最高何回払いまであるのでしょうか?これはカード会社によって異なり、分割払いができないクレジットカードもあります。さらに同じ支払い回数であってもカード会社によって手数料率が違うこともありますし、お店によっては分割払いの取り扱いをしていない場合もあります。
分割払いをする前には、手持ちのクレジットカードのうち、どのクレジットカードで分割払いができるのか、手数料がお得なのはどれか、を調べておくといいでしょう。
では実際に、楽天カードの例を見てみましょう。楽天カードは、2・3・5・6・10・12・15・18・20・24・30・36回払い の12種類の分割方法があり、最大は36回払いです。
それぞれの支払い回数に適用される手数料は、実質年率でいうと、3回が12.25%、5回は13.50%…と少しずつ上がっていきます。15回払いで15.00%、以降は36回払いまで15.00%です。
楽天カードの分割払い手数料の計算方法
具体的な計算には、利率ではなく「利用代金100円当たりの分割払い手数料」を使用すると簡単に計算できます。
例として、50,000円のお買い物を5回払いにした場合で計算してみましょう。利用代金100円あたりの分割払い手数料は3.40円です。(出所:楽天カードホームページ分割払いお支払い回数表参照)
50,000円を5回払いにするときの分割払いの手数料は、
・50,000/100×3.40=1,700円
手数料の1,700円に、もともとのお買い物代50,000円を足した「51,700円」が支払い総額となります。これを5回に分けて払っていきますので、月々の支払額は「10,340円(51,700円÷5回)」となります。
楽天カードには分割払い返済シミュレーションもあるので、ぜひ活用してみましょう。
分割払い返済シミュレーション|楽天カード
端数が出る場合の処理はカード会社によって異なり、初回や最終回の支払い時に調整される場合が多いです。
クレジットカードの分割払いにメリットはあるの?
手数料がかかるのに、分割払いにするメリットはあるの?と思われるかもしれません。もちろん一度に大きな出費をしてもお金に困らないのなら、一括払いやボーナス1回払い、分割払いの場合でも手数料がかからない2回払いがよいです。
しかし、例えば新生活がはじまったり、引っ越しをするなど、複数の出費が重なるときや高額の商品を購入する場合、一度に支払うのは苦しい場合もあるでしょう。「少しずつなら確実に払える」という場合は、必要に応じて分割払いにするメリットはあります。分割する回数を多くすれば、分割払いの手数料は多くかかってしまうのですが、月々の負担は少なくなります。
クレジットカードの一括払いをあとから分割払いにすることも!
一旦お店で一括払いにしたけれど、やはり分割払いにしたいという場合、Web上や電話で変更できるクレジットカードも多いです。お店で分割払いを扱っていないと言われ、一括払いで購入した後に変更するという場合にも、この方法は有効です。
楽天カードの場合、一括払いで支払っていても、あとからWebで3回以上の分割払いに変更できる「あとから分割払い」というサービスがあります。出費が重なりクレジットカードの利用額が高額になってしまった場合でも、無理のないように支払い額を調整することができますので、ぜひご利用くださいね。
上手に活用すれば、クレジットカードの分割払いは強い味方!
今までみてきたように、分割払いには手数料がかかることや借入れであるという側面を忘れてはいけません。しかし、その仕組みや各カード会社のサービスの特徴をよく知って利用すれば、生活費のピンチを上手に切り抜ける手段となってくれるでしょう。
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