楽天カードの限度額はいくら?一時的に上限を上げる方法も解説
クレジットカードの有効期限は何年?確認方法や更新の注意点を紹介
クレジットカード表面の下部には、4桁の数字で有効期限が記載されています。期限を過ぎると利用できなくなるので注意しましょう。この記事ではクレジットカードの有効期限をテーマに、有効期限が切れた時の正しい対応などを解説します。
- クレジットカードの有効期限とは?
- クレジットカードに有効期限がある理由
- クレジットカードの有効期限の確認方法
- 有効期限が切れそうになったら準備を!新しいクレジットカードへの更新方法
- クレジットカードの有効期限が切れた時の引き落としはどうなるの?
- 新しいクレジットカードが届いたらやるべきこと
- 有効期限が切れたクレジットカードの処理方法
- クレジットカードの有効期限をチェックしよう
- 気になるポイント
クレジットカードの有効期限とは?
クレジットカードには有効期限が設定されている
クレジットカードには、あらかじめ有効期限が設定されています。クレジットカードをお持ちの方なら、表面の下部に「10/19」などといった4桁の数字が記載されているのを目にしたことがあるのではないでしょうか。この4桁の数字が、クレジットカードの有効期限を表しています。有効期限の見方については「クレジットカードの有効期限の確認方法」の項目をご覧ください。クレジットカードに記載された有効期限を過ぎてしまうと、そのクレジットカードは利用ができなくなるように設定されています。
クレジットカードの有効期限は何年?
それでは、クレジットカードの有効期限は何年程度に設定されているのでしょうか。一般的に、クレジットカードの有効期限は3~5年に設定されていることが多くなっています。ただし、この有効期限はカード会社が決めるもので、カード会社や条件によって変わってきます。初回発行時は有効期限が1年に設定されているものや、長期利用によって信用があると更新時には長めの期間が設定されたりするものなど期間は様々です。契約者が自由に決められるものではありませんので、ご注意ください。
クレジットカードに有効期限がある理由
クレジットカード自体が劣化するため
クレジットカードに有効期限がある理由のひとつとして、カード本体の劣化が挙げられます。日常生活の中でも財布からの出し入れでカード本体が擦れて摩耗していきますし、カード裏面の磁気ストライプや表面のICチップも、クレジットカードを何年も利用すると劣化していきます。そのため、定期的に新しいクレジットカードと交換する必要があるのです。
そのほか、カード会社によってはクレジットカードのデザインを変更したり、クレジットカードの仕様を変更したりすることもあります。変更の都度、利用者全員に新しいクレジットカードを発行していくのは手間であり、コストもかかってしまいます。特に、新しいクレジットカードを発行してすぐに有効期限となってしまうと、また新しいクレジットカードを発行しなければならず二度手間になってしまいます。そこで、新しいクレジットカードへの切り替えは、有効期限のタイミングで行っている場合もあります。
利用者の情報の最新性を維持するため
クレジットカードの申し込みをしてから何年か経過すると、申し込み時の内容と現在の個人情報が変化していることがあります。例えば転職していた場合、申し込み時と比べて状況が変化していることが考えられます。また、貸金業法や割賦販売法によって、キャッシングやリボ払いなどの総額に上限が決められていますので、上限以上に借入することができません。そのため、カード利用者の「再審査」をクレジットカードの有効期限のタイミングで行っているのです。
再審査で問題がなければ、自動的に更新されて新しいクレジットカードが発行されます。しかし、場合によっては、契約解除となるケースもあるようです。
ほかにも、クレジットカードの使用履歴がまったくない場合、カード会社によっては有効期限がきても更新カードを発行しない場合があります。長く使用したいと思っているクレジットカードはこまめに利用すると良いかもしれません。
防犯のため
クレジットカードに有効期限が設定されている理由のひとつとして、防犯対策が挙げられます。万が一クレジットカードの情報が盗まれてしまったとしても、有効期限が切れている古いクレジットカードは利用できません。とはいえ、古いクレジットカードにも個人情報がたくさん入っていますので、有効期限の切れた古いクレジットカードは適切に処理しましょう。
また、クレジットカードの不正利用の被害を防ぐためにセキュリティ強化などの防犯対策も進んでいます。有効期限を設定して定期的にクレジットカードを新しくすることにより、犯罪被害にあうリスクを減らしてくれています。
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クレジットカードの有効期限の確認方法
有効期限はクレジットカードに記載されている
クレジットカードをお持ちの方は、表面を見てみましょう。カード会社によって細かい表記は異なりますが、「有効期限 XX/XX(月/年)」という表記があるはずです。4桁の内、左2桁が「月(Month)」、右2桁が「年(Year)」という表記になっています。したがって、仮に「有効期限 12/23」という表記であれば、有効期限は「2023年12月」という意味になるのです。
クレジットカードが使用できるのはいつまで?
それでは、クレジットカードは具体的にいつまで使用できるのでしょうか。先ほどの例であれば、2023年12月31日まで使用することができます。つまり、記載されている月の最終日までは使えるということです。ちなみに、更新された新しいクレジットカードは届いた時点から使用できます。
なお、有効期限が切れるタイミングで新しいクレジットカードが発行される場合、カード番号については変更されません。新しい有効期限が設定され、セキュリティコードが変更となります。有効期限に記載されている月をまたいでしまうとそのクレジットカードは使用できなくなりますので、更新時には注意しましょう。
有効期限が切れそうになったら準備を!新しいクレジットカードへの更新方法
カード会社への特別な手続きは不要
新しいクレジットカードへの更新はカード会社が行いますので、カード利用者は特別何もすることはありません。有効期限が近付けばカード会社からメールなどで事前に連絡が来たのちに利用者の住所へ郵送されます。
カード会社によって郵送時期は異なりますが、有効期限の1カ月前くらいに郵送されることが多いようです。そのため、住所が変更になった方は早めに変更の手続きを行いましょう。クレジットカードは個人情報をたくさん含んだ大切なものですから、他の人の手に渡ったら大変なことになります。そのため、「転送不可」で郵送されることがあるのです。転送不可の場合、郵便局で転送届を出していても転送されません。更新時期に、更新カードがなかなか届かないという方はカード会社へ確認してみてください。
楽天カードの場合
楽天カードでは、クレジットカードの有効期限満了の3カ月前に、登録されている住所などを確認するメールを送信しています。また、メールだけではなく、更新カードの送付先に間違いがないかなど、登録されている情報の確認として電話をかけることもあるようです。新しい有効期限が設定された楽天カードは登録されている住所へ送付されますので、引越しなどで住所を変更している方は、楽天e-NAVIより手続きを行いましょう。
なお、セキュリティ上、楽天カードの送付先は登録されている自宅住所のみ、楽天ビジネスカードは登録されている勤務先住所のみと決められています。
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クレジットカードの有効期限が切れた時の引き落としはどうなるの?
有効期限が近付いたら新しいクレジットカードがカード会社から郵送される、と前述しました。しかし、「住所変更の手続きがされなかったために新しいクレジットカードが届かない」といった理由により、手元には有効期限が切れてしまった状態のクレジットカードしかない、という状況はありえます。このような状況で、クレジットカードの利用料金の支払い日がきてしまった場合について解説します。
利用料金は変わらず引き落としされる
クレジットカードでの支払いの場合、締め日までの利用料金が支払い日に口座から引き落とされます。締め日や支払い日についてはカード会社によって異なりますが、例えば楽天カードの場合は、締め日が月末、翌月27日 (金融機関が休業日の場合は翌営業日)に引き落としとなっています。それでは、クレジットカードの有効期限が切れてしまった場合、利用料金の引き落としはどうなるのでしょうか。
実はクレジットカードの有効期限と、引き落としとの関連性はありません。ですから、手元にあるクレジットカードの有効期限が切れてしまったとしても、有効期限が切れる前に利用している料金については変わらず引き落としがされます。口座に残高がなかったなどの理由で引き落としができなければ、口座振込や振込用紙の送付など、カード会社ごとの対応がなされます。クレジットカードの有効期限が切れてしまったからといって、支払いが免除されるというわけではありません。
分割払い・リボ払いの場合
それでは、分割払い・リボ払いで返済している途中で有効期限が切れてしまった場合はどうなるのでしょうか。手元にあるクレジットカードの有効期限が切れてしまった場合でも、引き続き分割払い・リボ払いの引き落としは継続となります。クレジットカード自体が利用できなくなってしまっても、完済するまで支払いは続きます。これは、クレジットカードを解約した場合でも同様です。
更新時に新しく口座設定をする必要はない
クレジットカードの有効期限が切れるタイミングで、特に問題がなければ新しく有効期限を設定したクレジットカードが発行されます。更新された新しいクレジットカードでは、口座設定などの手続きを再度行う必要はありません。引き続き、今まで設定していた金融機関の口座から利用料金の引き落としがされます。また、更新されて新しく届いたクレジットカードは、届いた時点からすぐに利用することができます。
新しいクレジットカードが届いたらやるべきこと
新しいクレジットカードの名前や番号を確認し、署名する
新しい有効期限の設定されたクレジットカードが届いたら、まずは名前や番号を確認しましょう。先ほど解説したとおり、クレジットカードの更新ではカード番号は変更されず、有効期限とセキュリティコードが変更となります。名前や番号が間違っていないか、必ず確認しましょう。
また、有効期限が更新された新しいクレジットカードは、届いた時点から使用することができます。新しいクレジットカードが届いたら、裏面にサインすることを忘れないようにしましょう。
クレジットカードの利用条件を確認する
利用可能枠が増減しているなど、更新する前と後とで利用条件が変更となっている可能性があります。そのため、新しいクレジットカードが届いたら利用条件を確認してみましょう。利用条件を把握しておくことで、クレジットカードを適切に利用しやすくなるでしょう。
カード支払いにしているものは変更手続きをする
水道・電気などの公共料金、携帯電話料金・新聞購読料・保険料金など、定期的に料金を支払うサービスがあります。これらの支払い方法をカード払いにしている場合は、利用しているサービスによっては変更手続きを行う必要があります。上記で解説したとおり、クレジットカードの有効期限・セキュリティコードが変更されているため、クレジットカードでの支払いができなくなってしまう可能性があるからです。その場合は、有効期限が更新された新しいクレジットカードの情報を登録しましょう。
支払い先サービスによっては変更手続きがいらない場合がある
使用しているクレジットカードと支払い先のサービスによっては、変更手続きの必要がない場合があります。例えば楽天カードの場合は、楽天市場で「お買物で通常使うカード」に楽天カードを設定している場合、自動で更新されます。また、楽天カードでは東京電力や関西電力などの電力会社・大阪ガスなどのガス会社・携帯電話キャリア・新聞購読料・保険会社など、一部のサービスにおいては自動更新となりますので変更手続きが不要となります。
有効期限が切れたクレジットカードの処理方法
有効期限が切れたクレジットカードは利用できません。クレジットカードは個人情報がたくさん入ったものですので、適切に処理する必要があります。ここでは、有効期限が切れたクレジットカードの処理方法について解説します。
ハサミで細かく切り込みを入れてから破棄する
クレジットカードの盤面には氏名・カード番号・セキュリティコード・ICチップなどの個人情報がたくさん詰まっていますから、ハサミで細かく切り込みを入れてから破棄しましょう。情報漏洩が心配な方は、クレジットカードも裁断できるシュレッダーを使う方法もおすすめです。
裁断後のクレジットカードは、お住まいの自治体のごみの分別に従って処分してください。個人情報漏洩の観点から、できれば一度にまとめてではなく何回かに分けて処分するとより安心です。
電子マネー楽天Edyは新カードに移行されない
電子マネー楽天Edyが付帯されている楽天カードの場合には、先に楽天Edy残高を使い切ってから処分してください。更新される前の楽天カードにチャージされていた楽天Edyは、有効期限が更新された新しい楽天カードへ移行されないからです。万が一、楽天Edyを使い切る前に有効期限の切れた楽天カードを破棄してしまったとしても、払い戻しはできません。裁断してしまってからでは遅いため、楽天Edyは新しいクレジットカードに移行されない、ということを覚えておくことをおすすめします。また、有効期限の切れた楽天カードで楽天Edyのオートチャージを設定している方は、解除しておきましょう。
クレジットカードの有効期限をチェックしよう
今回はクレジットカードの有効期限について解説しました。クレジットカードの有効期限が切れてしまうと使用できなくなりますので、クレジットカードをお持ちの方はこの機会にぜひ確認してみてください。そして、古いクレジットカードは必ずハサミなどで細かく裁断して情報が漏れないようにした上できちんと処分しましょう。
気になるポイント
Q1:クレジットカードの有効期限は何年ですか?
一般的に、クレジットカードの有効期限は3~5年に設定されていることが多いです。
Q2:クレジットカードの有効期限が切れそうです。保有者が何かすべきことはありますか?
カード会社への特別な手続きは不要です。新しいクレジットカードへの更新はカード会社が行います。
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