楽天カードの限度額はいくら?一時的に上限を上げる方法も解説
楽天カードの分割手数料を解説!貯まるポイントはどうなる?賢く使う方法
楽天カードの支払い方法は複数あります。この記事では、分割払いを選んだ場合の手数料について詳しく解説していきます。ボーナス払いやリボ払いとの違い、あとから分割払いにする手順なども説明します。
楽天カードでできる支払い方法を確認
まずは、楽天カードで利用できる支払い方法を見ていきましょう。楽天カードには、支払い方法として「一括払い」「ボーナス払い」「分割払い」「リボ払い」の4種類があります。一括払いは購入商品の代金を1回で全額まとめて支払うことで、クレジットカードの標準的な支払い方法といえるでしょう。以下で、その他、3つの支払い方法について簡単に説明していきます。
・ボーナス払い
ボーナス払いの利用可能額の範囲内で、夏・冬のボーナス時に1回もしくは2回で支払う方法です。ボーナス前に欲しい商品がある方へおすすめのサービスです。
例えば、夏のボーナス前の5月のうちに20万円のスーツを買いたくなったとしましょう。そういう場合、ボーナス払いを利用することで、5月の欲しいタイミングでスーツを購入し、買い物代金はボーナス後の7月に支払う、ということができます。
また、ボーナス2回払いを利用した場合は、5月にスーツを購入し、7月の夏のボーナスで
10万円を支払い、12月の冬のボーナスで残額10万円を支払うといったふうに支払いを分けることができます。ただし、ボーナス2回払いの場合は分割払い手数料がかかる点に注意が必要です。
・分割払い
2回・3回・5回・6回・10回・12回・15回・18回・20回・24回・30回・36回の12種類の分割回数から、買い物をする都度、自分が希望する支払回数を指定することが可能です。仮に大きな金額の買い物をして支払いが厳しいという場合でも、指定した回数に分けて支払うことができるため、自分のペースで計画的に支払いを進めることができます。2回払いであれば、商品購入時に利用可能で、分割手数料がかからない点も魅力です。
・リボ払い
リボ払いは「リボルビング払い」の略で、あらかじめ決めた一定の金額と手数料を毎月支払い、月々の負担を軽くできる支払い方法です。利用金額や利用件数に関わらず、月々の支払金額をほぼ一定にできる点が特徴です。分割払いと同様に、楽天カードでの利用金額を複数回に分けて支払うため、一括で支払う場合よりも月々の負担を抑え、自分のペースで支払うことが可能です。
楽天カードの分割手数料
クレジットカードの分割払いは月々の負担を軽くできる一方、分割手数料がかかることをネックに思われている方も多いのではないでしょうか。確かに、基本的には分割手数料がかかってしまいますが、楽天カードは2回払いであれば分割手数料はかかりません。
分割払い手数料の実質年率は12.25%〜15.00%で、分割回数が増えるほど分割手数料が高くなります。具体的には、以下の表を参考にしてください。
楽天カードの分割手数料表
分割払いの場合に進呈される楽天ポイント
楽天カードの分割払いを利用した場合に、楽天ポイントの還元率が下がることがないのか心配になるかもしれませんが、心配する必要はありません。分割払いを利用したとしても楽天ポイントは一括払いの際と同様に貯まります。楽天ポイントは100円につき1ポイントつくので、例えば3万円の買い物をしたときは、分割払いで支払ったときでも300ポイントが貯まるというわけです。
※一部ポイント還元の対象外、もしくは、還元率が異なる場合がございます。
楽天カードの分割払いの手続き方法
楽天カードで分割払いを利用するには、2通りの方法があります。買い物の際に分割払いを申し出る「店頭分割払い」と、買い物後にネットから一括払いを分割払いに変更する「あとから分割払い」です。
・店頭分割払い
会計時に店頭で「分割払い」にしたい旨を伝え、分割払いにします。中でも、2回払いは商品購入時に利用でき、分割手数料も無料のため、上手に活用するのがおすすめです。ただし、どこでも分割払いを利用できるわけではなく、分割払いの取扱店でのみ可能です。希望の支払回数を伝えましょう。
なお、楽天カード・アメリカン・エキスプレス・カードを店頭で利用する場合は、2回・30回・36回の支払回数は利用できません。3回~24回払いのなかから指定することになります。
・あとから分割払い
すでに一括払いで買い物を終えたものでも、楽天カードアプリや楽天e-NAVIを利用することでいつでも分割払いに支払い方法を変更することが可能です。分割払いに変更したい利用分を選択して、3回から36回のうち希望の分割回数に変更できます。
仮に3万円分の買い物を店頭にて一括払いで楽天カードを利用したとしましょう。その後家計が厳しくなってしまった時などに「あとから分割払い」を利用してオンラインで分割払いに変更することができます。3回払いに設定すると、1万円(分割手数料別)を3ヶ月間に分けて支払うことができるため、家計を圧迫することなく支払いを行うことができます。
なお「あとから分割払い」では2回払いに変更することはできません。変更できるのは、回数が3回以上の分割払いとなります。引き落とし日の2営業日前の前日(最長その月の24日)までに変更手続きを済ませれば、分割払いが適用されます。なお、「あとから分割払い」を利用すると必然的に手数料がかかることになる点に注意しましょう。
分割払いの活用シーンとは
3回以上の分割払いを多用してしまうと、分割払い手数料が上乗せされて累計支払額が本来の買い物金額よりも大きくなってしまいます。2回払いであれば分割払い手数料はかからないため、大きな金額の買い物をする際はどの支払い方法が有用かを検討するとよいでしょう。
例えば、以下のようなシーンで分割払いの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
・高額な家具や家電などを購入するとき
・ブランド品を購入するとき
・車検代を支払うとき
・急な入院などで高額な医療費を支払うとき
・すでに今月にお金を使いすぎているのに、まだカード利用で支払いが必要なとき
普段の生活のなかで突発的に起こる高額な支払いの際などに、月々の負担を抑えられる分割払いはおすすめです。ただし安易に利用してしまうと、複数の返済が積み重なってしまい、気がつけば月々の負担額も大きくなってしまっていたということにもなりかねません。きちんと支払い計画を立てて、有効的に使うように注意しましょう。
分割払いとリボ払いの違い
分割払いとリボ払いはいずれも複数回に分けて支払う支払い方法ですが、分割払いは買い物の都度、支払回数を指定するため、利用金額や回数によって月々の支払額に変動がある一方、リボ払いは利用金額や利用回数に関わらず月々の支払額がほぼ一定となります。
わかりやすいように、3万円のコートを買ったとして、分割払いとリボ払いのケースで比較していきます。
3万円の買い物をした際の分割払いとリボ払いの支払い金額
上記のように3カ月でお支払いを完了する場合には、分割払いのほうがリボ払いよりも手数料が少なくなります。
なお、上記の例ではリボ払いの手数料が高くなっていますが、分割払いとリボ払いのどちらの手数料が安いかはケースによって異なります。基本的に、分割払いでは分割回数が増えるほど手数料の総額が増え、リボ払いでは月々の支払額を少なくするほど多くの手数料を支払うことになります。
まとめ
分割払いを活用するのであれば、月々の支払金額や利用残高を必ず把握するようにしましょう。楽天カードの場合、3回以上の分割になると分割手数料がかかります。分割手数料は年率10%を超える水準であり、とても安いとは言えませんが、上記のとおり、想定外の高額な支払いをしなければならない場合などには、有効な支払い手段といえます。分割払いの特徴をしっかりと理解したうえで、計画的に賢く活用していきましょう。
このテーマに関する気になるポイント!
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楽天カードで可能な支払い方法は?
一括払い、ボーナス払い、分割払い、リボ払いが選べます。
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楽天カードの分割払いの手数料は?
2回払いであれば分割手数料はかかりません。3~36回の場合は12.25〜15.00%の実質年利となっています。
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楽天カードの分割払いを利用する2つの方法とは?
会計時に分割払いを申告する「店頭分割払い」と、会計後にネットで分割払いに変更する「あとから分割払い」があります。
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分割払いの活用シーンとは?
日常生活のなかで高額な支払いが必要となった場合に活用するのがおすすめです。
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※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
楽天カードには様々な支払い方法があるのね!買い物のたびにどれがベストか検討する必要があるわね!