クレジットカードを使い分けるか1枚に絞るか。それぞれのメリットとデメリット
キャッシュレスの推進で利用機会が増えたクレジットカード。複数のクレジットカードを使い分けるのと、1枚のクレジットカードに絞るのと、どちらがいいのでしょうか。それぞれのメリットとデメリットをまとめました。
クレジットカードを複数枚使い分けるメリットとデメリット
株式会社JCBが2019年9月に20代~60代の男女を対象に行った調査によると、2019年のクレジットカードの平均保有枚数は3.0枚、平均携帯枚数は2.0枚でした。クレジットカードを持っている人の中では、1枚所有者が26.0%で、2枚所有者が24.8%、3枚保有者が20.8%、4枚所有者が10.2%となっています。
複数枚使い分けるメリットとデメリットをみていきましょう。
【メリット】
・カードごとの特典が受けられる
たとえばAスーパーで「Aカードの支払いでポイント2倍!」、Bコンビニで「Bカードの支払いで100円引き!」、Cデパートで「Cカードの支払いで5%オフ!」など、カードごとに使える特典が異なることがあります。クレジットカードを複数枚持っていれば、これらの特典をそれぞれ受けられます。
・もしものカード障害のときに役立つ
突然の磁気不良や、カード会社のシステムダウンにより、カードが使えなくなることがあります。そんなときも複数枚カードがあれば、現金の持ち合わせがなくても安心です。
・ブランドを使い分けできる
クレジットカードにはVISA、JCB、マスターカード、アメリカン・エキスプレスといったブランドがあります。お店によっては特定のブランドでしか決済できないことがあるので、ブランドを複数持っておくと幅広く対応できます。
【デメリット】
・管理が大変
クレジットカードによって引き落とし日が異なるため、複数のカードを使っているといつ、いくら引き落とされるのか、煩雑になります。把握できないほどのカードを作ってしまうと、紛失や盗難に遭ったときに気付かないリスクも。
・ポイントが貯まりにくい
クレジットカードのポイントは「1,000円で5ポイント」などと決まっています。複数枚のカードで支払っていると、ポイントが分散され、まとまったポイントが貯まりにくいです。1ポイントから使えるポイントならいいのですが、最低交換ラインが100ポイントというカードもあり、ポイントが交換できないまま期限を迎えてしまうリスクがあります。
・年会費がかかることも
年会費が完全無料のカードなら問題ありませんが「前年のカード支払い額が1万円以上で翌年の年会費無料」など条件付きの無料で利用できるカードもあります。複数枚のカードを持っていると、条件を忘れてしまうかもしれません。
クレジットカードを1枚にまとめるメリットとデメリット
先述したとおり、クレジットカードを1枚だけ持っている人は26.0%で、少数派になっています。どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
【メリット】
・ポイントが貯まりやすい
すべての買い物を1枚のカードに集約すると、ポイントがたくさん貯まります。ポイントの管理も簡単になるので、有効期限切れを防げるでしょう。
・カード会社から優遇される
たくさん買い物することで、カード会社から得意客だと認識されます。限度額がアップしたり、特別なキャンペーンの案内が届いたりすることも。
【デメリット】
・もしものときに使えない
1枚のカードに集約していると、通信障害や磁気不良など不測の事態があった際、クレジット払いそのものが使えなくなってしまいます。使えるようになるまでは現金で支払わなければなりません。
ブランドの使い分けもできないため、持っているクレジットカードのブランドが使用できないお店では、現金で支払う必要があります。
結論:クレジットカードは複数枚持ちがいい?
以上のメリットとデメリットを考えると、2~3枚のカードを持った上で、そのうちの1枚をメインとして使うのがおすすめです。
枚数が2~3枚ならそこまで管理が難しくならないでしょう。支払いの多くを1枚に集約することで、ポイントが貯まりやすくなります。メイン以外のカードは「もしものときの予備」、「特定の店の特典を受けるためのカード」というイメージで所有すると無駄がありません。
楽天カードの魅力
複数枚持つカードの1枚として検討してほしいのが楽天カードです。
・楽天市場での利用がお得
楽天市場で楽天カードを利用すると通常の楽天ポイントの+1倍に加え、楽天カードの利用通常ポイントが+1倍、さらにSPU特典で+1倍がもらえます。また毎月5と10が付く日なら、さらに+2倍になるキャンペーンもあり、楽天市場でお買い物する人なら持っておいて損はありません。
・楽天市場を利用しなくてもお得
楽天市場をほとんど使わない人にも楽天カードはおすすめです。年会費無料のカードの多くはポイント還元率が0.5%ですが、楽天カードは1%です。もらった楽天ポイントはファストフード店やコンビニ、ドラッグストアなどのお店で利用することができます。
・ヘビーユーザーなら楽天ゴールドカードも
楽天カードの年会費は永年無料ですが、年会費2,200円を支払うことで楽天ゴールドカードが持てます。楽天ゴールドカードは楽天市場でのお買い物がさらに+2倍になり楽天市場で月に1万円以上お買い物する人であれば年会費の元が取れます。
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
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