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買い物依存症の症状とは?自己診断テストで原因解明・対処法も伝授
手持ちのお金がないのに買い物をしてしまうことがある人は、買い物依存症の可能性があります。買い物依存症の疑いがあれば、早めの対策が必要。買い物依存症の疑いのある方向けに、原因や自己診断テストのやり方を紹介します。
買い物依存症の特徴
まず買い物依存症にはどんな特徴があるのか、その一部をご紹介します。
・ストレスを感じると買い物をして気分を晴らす
・商品を見ると自分に必要でないものでも購入してしまう
・買っても使わないものがたくさんある
・ものを買うことに執着する
・手持ちのお金がなくても借金してショッピングしてしまう
・限度額を考えずにカードでショッピングする
誰でも一度や二度は経験があるかもしれませんが、このような行動が常態化しているのが買い物依存症の人の特徴です。
買い物依存症になる原因
では、なぜ買い物依存症になるのでしょうか。以下では、買い物依存症になる一般的な原因を挙げてみました。
1. ストレス社会
日本はストレスを抱えやすい社会で、以下のようなことが原因で人はストレスを感じています。
・主婦の場合
夫や子どもに対する不満
親の介護の負担
老後への不安
・社会人の場合
仕事がうまくいかない
給料が上がらない
会社の将来に対する不安
・学生の場合
学業成績の不振
学校生活がうまくいかない
将来への不安
買い物依存症は、ストレスと密接な関係があります。ストレスを抱えた人は、ショッピングにより発散させているのです。
2. クレジットカードやキャッシングが気軽に利用できるようになった
クレジットカードやキャッシングが身近なものになり、主婦や学生でも気軽に利用しています。これはカード会社が審査基準を緩やかにしたからです。クレジットカードやキャッシングの利便性は高いのですが、手持ちのお金がなくてもショッピングできるためお金を使っているという感覚がほとんどありません。そのため自分の支払い能力を考慮せずに、高額な商品を気軽に購入してしまうのです。
3. インターネットの普及により気軽にショッピングできるようになった
インターネットの普及により気軽にネットショッピングできるようになりました。時間・場所を選ばず気軽に買い物できるようになったことが、買い物依存症を助長している面があります。
買い物依存症の診断チェック
自分は買い物依存症なのではという不安のある方もいるでしょう。以下の項目でチェックしてみると、買い物依存症の傾向があるかどうかがわかります。
【チェック項目】
・自分は生真面目である
・責任感が強いため人から何か頼まれたら断れない
・ショッピングしたあと後悔した経験がある
・まとめてたくさんのものを購入する
・クレジットカードを複数持っている
・購入したもので未使用や未開封のものがある
・人の目が気になる
・自分に自信がない
・お店で見たものを衝動買いしてしまう
・質のいいものを安く購入することに喜びを感じる
・ポイントカードを複数持っている
・ショッピングのことを考えていることが多い
・買い物をするお店の店員に優遇されたいと思う
以上の項目にたくさん該当する方は、買い物依存症の傾向があると診断できます。
買い物依存症を治すための方法
ここでは買い物依存症を治すための方法をご紹介しますので、何とか治したいと思う方は取り組んでみてください。
1. 買う前に必要かどうか検討する
お店やネットショップで見た商品をすぐに購入しないで、2~3日ほど冷却期間を置いて本当に必要か検討しましょう。その際に、家に同じものがないか確認することをおすすめします。2~3日たてば、購入の必要性の有無が判断できるでしょう。
2. クレジットカードを破棄する
クレジットカードがあることで、必要のないものまで気軽に購入しやすくなっているケースも。思い切ってクレジットカードを破棄しましょう。こうすると手持ちのお金がないかぎりショッピングできなくなります。
3. 家計簿をつける
家計簿をつけて毎月のお金の流れを把握しましょう。自分が何にどれだけのお金を使っているかがわかり、無駄遣いを防止できます。家計簿アプリもあるので利用してみてください。
4. お金を貯める習慣をつける
買い物依存症の人は手持ちのお金があるとすべて使ってしまいます。少しでもいいので余ったお金を貯金するクセをつけましょう。定期預金を組めば、確実に貯金できます。
楽天銀行の定期預金なら、メガバンクと比べて高金利のため、定期預金を始めるのにおすすめです。また、各種キャンペーンへのエントリーで金利がさらにUPすることもあるので、定期的にサイトをチェックすると良いでしょう。
5. 買い物以外でストレスを発散させる
買い物依存症の人は、ショッピングでストレスを発散させています。ショッピングのほかに、ストレスを発散できる趣味を見つけましょう。趣味に時間を使うようになると、ショッピングのことを考える時間が少なくなります。
6. ネットショップを閲覧しない
ネットショップで必要ないものを買わないためには、閲覧しないことです。ネットショップには魅力的な商品がたくさん並んでおり、見ているとついつい手が伸びてしまうもの。ネットショップを見るだけのつもりだったのに、気がついたら購入してしまうという経験がある方も多いでしょう。予定外の買い物を減らすために、お気に入りからネットショップを削除して、登録しているネットショップのメルマガも解除してください。
7. 医療機関で治療を受ける
買い物依存症を自分で治せない人は、最後の手段として医療機関で治療を受けることをおすすめします。買い物依存症は心理的なことが原因となっているケースが多いため、精神科や心療内科のある病院へ行くといいでしょう。
買い物依存症を放置しておくと、借金がかさんで生活は破綻します。最悪の事態を避けるためにも、早めに対策をとることが大切です。自己診断テストで買い物依存症の傾向があると判定された方は、ご紹介した治療方法に取り組んでみてください。どうしても自分の力だけでは限界を感じる場合は、医療機関へ相談に行きましょう。
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