Vプリカのメリットとデメリットまとめ。注意点を知って安心して使おう!

リリース日:2019/01/23 更新日:2024/07/19

クレジットカードとして使用できるプリペイドカード、Vプリカ。審査がなく手軽に利用できるというメリットがある一方、有効期限が厳しいことや発行手数料がかかることなど、デメリットもあります。「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、あらかじめ注意点を知っておきましょう。

  1. Vプリカを使うメリット
  2. Vプリカを使うデメリット
  3. メリットとデメリットを理解しよう!

Vプリカを使うメリット

・18歳以上ならだれでも持てる

通常のクレジットカードは審査があり、収入状況やその他の事情によってはカードが発行されないことがあります。Vプリカは18歳以上で、アカウント開設ができれば誰でも利用が可能です。また、通常のクレジットカードを申し込んだ場合、審査からカード発行まで数週間かかることがありますが、Vプリカは購入して登録すればすぐに利用できます。

 

・コンビニで購入できる

Vプリカを使うメリット

Vプリカはコンビニで購入可能。必要なときに24時間いつでも購入できるのがうれしいポイントです。

 

・インターネット上のVISA加盟店なら幅広く使える

Vプリカはインターネット決済専用のバーチャルクレジットカードです。クレジットカード払いができるサイトならVISAがほとんど含まれているので、多くのサイトが利用対象となります。楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといった大手通販サイトはもちろん、App StoreやGoogle Playなどでも利用可能。サイト専用のプリペイドカードと違い、一枚のカードで複数のサイトの支払いができるのがメリットです。

 

・セキュリティ面で安心

Vプリカを使うメリット

Vプリカはアカウント登録の際、ニックネームでも登録可能です。ショップ側に名前を知られたくない場合も安心です。ただしVプリカのアカウント開設の際、SMS認証が必要なので、完全に身元を明かさずに利用できるわけではありません。

 

Vプリカはカードが発行されないため、紛失や盗難のリスクがないのも特徴。残高以上の買い物はできないようになっているので、万が一悪用されたとしても被害を小さく抑えることができます。

 

・使いすぎを防げる

Vプリカを使用する際、残高以上の決済はできないようになっています。不便にも感じますが、使いすぎを防ぐというメリットとも言えるでしょう。通常のクレジットカードのように後から多額の請求が来て困るということはありません。

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Vプリカを使うデメリット

・発行手数料がかかる

Vプリカを使うデメリット

Vプリカは購入するときに手数料がかかります。たとえば2,000円のVプリカの販売価格は2,200円で、200円の手数料が上乗せされています。

 

ライフカードでVプリカを購入するのであれば手数料はかかりませんが、そもそもライフカードがあるなら通常のクレジットカード払いもライフカードが利用できるので、Vプリカを購入するためにライフカードを作るのは本末転倒です。

 

ほかに手数料がかからない方法としては、ポイントサイトから交換する方法があります。ポイントサイトによっては手数料無料で100ポイントから交換できるところも。発行手数料を無料にしたい人はチェックしてみると良いでしょう。

 

・有効期限が厳しい

Vプリカには発行から1年間という有効期限があります。途中で別のカードを購入してアカウントに追加したら、そのカードの発行日から1年間に延びます。何もせずに1年間が経過するとカード番号は無効となり、残高もゼロになってしまうので注意しましょう。

 

・休眠カード維持費がかかる

Vプリカを使用せずに3ヶ月経つと、毎月25日にVプリカ残高から125円が引き落とされます。Vプリカの残高より多く引き落とすことはないので、たとえば残高が50円になっていたら、50円が引き落とされて終わりということです。

 

これを防ぐには、Amazonギフト券を購入する方法があります。15円から購入できるので、残高を無駄にしません。Vプリカを使わない期間があり、且つ残高がある場合は、Amazonギフト券の購入を検討しましょう。

 

・使えないサービスもある

Vプリカを使うデメリット

VプリカはVISAカードと同じ機能を持っていますが、すべてのサービスで利用できるわけではありません。たとえば光熱費の支払いや携帯電話の支払いなど、毎月支払うサービスには設定できないようになっています。コンサートや航空券のチケットなど、利用の際にクレジットカードを提示するようなサービスでも使えません。

 

また、大前提として、Vプリカはインターネット専用のクレジットカードです。実物のカードがないので、実店舗では使用できません。

 

・ポイント還元がない

通常クレジットカード払いでは0.5%~1%のポイントが貯まりますが、Vプリカはポイント還元がありません。サイトでのポイントは貯まるものの、クレジットカードのポイントが貯まらないのは少し寂しいかもしれません。

メリットとデメリットを理解しよう!

以上、Vプリカのメリットとデメリットを解説しました。Vプリカは手軽に使用できる反面、手数料や休眠カード維持費など、通常のクレジットカードにはないデメリットも存在します。Vプリカ以外にもさまざまなプリペイドカードがあるので、それぞれの長所や短所を比較して利用を検討するとよいでしょう。




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宮島ムー
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
宮島ムー

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

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