住宅ローンを借り換えるメリットとは?今のローンをもう一度検討した方がいい理由

リリース日:2021/07/02 更新日:2024/07/24

住宅ローン借り換えの最大の利点は総返済額を減らせることです。ほかにも団信が手厚くなる、リフォーム資金が低金利で借りられるメリットがあります。ただし、借り換えに費用がかかることや手続きが面倒なのがデメリットです。

  1. 住宅ローンの借り換えを検討すべき理由
  2. 住宅ローンの借り換えによるメリット
  3. 住宅ローンの借り換えによるデメリット
  4. 住宅ローンの借り換えを判断するポイントとは
  5. 楽天銀行の住宅ローン

住宅ローンの借り換えを検討すべき理由

住宅ローンの借り換えすら考えたことがないという人もいるでしょう。住宅ローンを検討する手間を考えたら、そのままで構わないという気持ちも分かります。

 

ただ、住宅ローンは何十年もかけて返済するものです。知らないうちに金利が下がり、よりお得な商品が出ていることもあります。金利を下げるだけでなく、保険内容を充実させられるケースもあるので、一度チェックすると良いでしょう。

住宅ローンの借り換えによるメリット

住宅ローンの借り換えによるメリット

住宅ローンの借り換えにはどんなメリットがあるのでしょうか。

 

・総返済額を減らすことができる
たとえば1,000万円を金利年2%で借りていたら、1年にかかる利息は20万円です。金利年1%のローンなら、1年間の利息は10万円です。金利が低ければ低いほど総返済額が減ってお得です。

 

・団体信用生命保険を充実させられる
住宅ローンを借りるときには団体信用生命保険(団信)に加入します。これは、返済期間中に本人が死亡したり、高度障害をおったりしたときに、住宅ローン残債が0円になるというもの。最近ではこの団信が充実してきており、がんになった時点で残債が0円になるものや、配偶者の病気まで保障するものが出てきています。団信は途中で変更することは不可ですが、借り換えのタイミングなら変更できるので、より充実した団信に加入できる場合があります。

 

・変動金利と固定金利を変更できる
住宅ローンを変動金利にするか固定金利にするかというのは誰もが悩むところです。借りてから数年経って状況が変わり、やっぱり違うタイプに切り替えたいと思うこともあるでしょう。

 

特に低金利の状況にあれば、長期固定金利に借り換えるのもひとつの手です。固定金利は借りた時点で総返済額が確定するため、返済スケジュールが立てやすいというメリットがあります。

 

・リフォーム資金を上乗せできる
一般的に、リフォームローンは住宅ローンよりも金利が高め。住宅ローンを返済しながらリフォームローンも借り入れることになると、月々の負担が大きくなります。住宅ローンを借り換えのタイミングなら、リフォーム資金を上乗せして借り入れることが可能。しかも、住宅ローンと同じ低い金利で長期間の借り入れができます。リフォームローンを検討している人は、借り換えをするのがお得です。

住宅ローンの借り換えによるデメリット

住宅ローンの借り換えによるデメリット

住宅ローンの借り換えにはメリットがあるものの、簡単に借り換えられるものではありません。

 

・費用がかかる
金利差が1%あったとしても、1%がまるまるお得になるわけではありません。住宅ローンの借り換えに費用がかかるからです。金利差で節約しても、それを上回る費用がかかってしまっては意味がありません。かかる費用は状況によって異なりますが、30万円~80万円程度かかることが多いです。それ以上に返済額が軽減されるかどうか、慎重に見極める必要があります。

 

・再度審査が必要
新しい借入先で審査が行われるので、場合によっては審査に通らないかもしれません。また、審査には1カ月程度かかるので、借り換えを決めてから実際に切り替わるまでには時間がかかります。

 

・手続きが面倒
住宅ローンの借り換えには住民票の写しや課税証明書、すでに借りている住宅ローンの返済スケジュールや物件の重要事項説明書など、書類をそろえて提出する必要があります。役所や金融機関は土日祝日が休みなので、平日に休みをとる必要も出てくるかもしれません。

 

住宅ローンの借入先が変わると、返済口座も変わります。他行から返済口座に自動振替している場合は、振替先の口座を変更する必要があります。

住宅ローンの借り換えを判断するポイントとは

住宅ローンの借り換えを判断するポイントとは

大まかな目安として、以下の3つに当てはまれば借り換えにメリットがあるとされています。

 

・ローン残高が1,000万円以上
・返済期間が残り10年以上
・借り換えで金利差が0.5%以上

 

この条件に当てはまらなくても、団信を見直したい場合や、リフォーム資金を借り入れたい場合は、借り換えたほうがお得になるケースがあります。条件は人によって異なるので、各金融機関のサイトから借り換えシミュレーションを行うと良いでしょう。

なるほど!リフォーム資金を借りたいと考えているときは、借り換えたほうがお得になる場合もあるのね!

楽天銀行の住宅ローン

楽天銀行の住宅ローンでは、団信保険料が0円。全疾病保障に、がん保障(50%保障)がついてきます。変動金利ローンなら、借り換えの際の保証料・繰上返済も0円。融資事務手数料は一律33万円となっています。オンライン相談(予約制)なら土日含め22時まで相談可能なので、平日が仕事の人も無理なく相談できるでしょう。借り換え先の選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

FAQ

  1. 住宅ローンの借り換えとは
    今借りている住宅ローンから、別の住宅ローンに借り換えること。
    金利の低い住宅ローンに借り換えることで、総返済額を減らすことができます。
  2. 住宅ローンの借り換えのメリットは?
    ・総返済額を減らすことができる
    ・団体信用生命保険を充実させられる
    ・変動金利と固定金利を変更できる
    ・リフォーム資金を上乗せできる
  3. 住宅ローンの借り換えによるデメリットは?
    ・費用がかかる
    ・再度審査が必要
    ・手続きが面倒
  4. 住宅ローンの借り換えを判断するポイントとは?
    ・ローン残高が1,000万円以上
    ・返済期間が残り10年以上
    ・借り換えで金利差が0.5%以上



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宮島ムー
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)/宅地建物取引士
宮島ムー

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

関西に住む子育て中の主婦です。 お金や不動産に興味があり、日商簿記1級・FP2級・宅建などの資格を独学で取得しました。 記事ではなるべく専門用語を使わず、わかりやすく説明するよう心がけています。

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