楽天銀行 研究ガイド!メリット・課題点・ポイント還元について解説
銀行からお金を借りる方法。審査条件やローンの種類、注意点について詳しく解説
病気で入院したり、友人の結婚式が重なったり、急にお金が必要になる状況があります。そんなときに、お金を借りる場所として銀行を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、どのように申し込むのかわからず、借り入れをためらってしまうこともあるかもしれません。
この記事では、個人で銀行からお金を借りる方法や条件、ローンの種類、注意点まで解説します。ぜひ、参考にしてみてください。
銀行からお金を借りる方法
銀行からお金を借りる方法としては、ローンを組むのが一般的です。ローンには特定の目的のために借りるローンと、目的が限定されないローンの2種類があります。
特定の目的のために借りるローンには住宅ローン・自動車ローン・教育ローンなどがあり、目的が限定されていないローンにはカードローンとフリーローンがあります。
それぞれ解説しますので、ご自分にあったローンを探してみましょう。
住宅ローン
住宅ローンとは、マンションや戸建て住宅の購入、リフォームのためのローンです。現在の借入先から別の借入先に換えることも可能ですが、他人への貸し出しや転売を目的とした不動産の購入には利用できません。
借入可能額は申込者の収入や住宅の価格によって変動するため、望む金額まで借りられない場合もあります。融資期間は最長50年であり、ローンの中ではかなり長い期間のタイプとなります。
金利は銀行によって異なり、変動金利型・全期間固定金利型・固定金利選択型の3種類があります。
住宅にかかる金額は大きいため、住宅ローンは長期にわたる場合が多いでしょう。また、住宅購入には登記費用・融資手数料など初期費用もかかります。住宅ローンを借りる場合は、無理のない返済計画を立てておきましょう。
自動車ローン(カーローン・オートローン)
自動車ローンは、中古車・自動二輪車を含む車の購入、車検、車庫のためのローンです。カーローンまたはオートローンと呼ぶ会社もあります。
自動車ローンには銀行・信用金庫などの金融機関が提供する銀行系自動車ローンと、自動車メーカー系列の販売店・信販会社が提供するカーディーラーローンの2種類があります。
また、カーディーラーローンは以下の2種類があり、いずれかの選択が必要です。
- フルローン:車の代金を全額借りる方法
- 残価設定ローン:あらかじめ車の下取り額を差し引き、その残額を借りる方法
ただし、残価設定ローンを選択した場合、車の所有権は借りた本人のものにはなりません。
借入可能額は年収などによって決定し、まとまった額を返済する繰り上げ返済も可能です。自動車ローンの金利は変動金利タイプと固定金利タイプがあります。
教育ローン
教育ローンとは、子供の教育費用のためのローンです。学費だけでなく、学生の生活費用や予備校代としての借り入れも可能です。
教育ローンには、2種類あります。
- 日本政策金融公庫が行っている国の教育ローン
- 銀行が独自に行っているもの
国の教育ローンは金利の低さが魅力であり、銀行の教育ローンは即日融資を受けられる場合もある点にメリットがあります。
国の教育ローンでは、条件はあるものの、最大450万円まで借入可能です。また、在学中は利息のみを支払えばよい金融機関もあります。
カードローン
カードローンとは、ローンを組む専用のカードを使用してお金を借りることです。契約時に決めた利用限度額内であれば自由に借り入れが可能で、使い道に制限はありません。しかも、無担保・保証人不要です。必要なときにすぐ借りられるため、急を要する場合の味方となるでしょう。
カードローンは銀行・信販会社・消費者金融など、多くの業者が取り扱っています。
金利は年2〜18%程度で、借入可能額が大きくなるほど低くなります。借入残高・返済金額が把握しにくいため、お金を借りすぎてしまう可能性があることに注意が必要です。
フリーローン
フリーローンはカードローンと同じく、使い道が自由なローンです。手続きが簡単で、短期間の借り入れも可能ですが、原則として最初の1回しか借りられません。再度借り入れたい場合は、改めて契約が必要です。
無担保型と有担保型が選択できますが、有担保型のほうが多くのお金を借りられます。比較的簡単に借りられますが、審査結果によっては金利が大きく変わります。
銀行からお金を借りる条件と限度額
一般的に銀行からお金を借りる条件は「20歳以上」「職についている」「身分が証明できる」の3つです。また、お金を借りる際に適用される総量規制についても解説します。
条件1:18歳以上もしくは20歳以上
2022年4月の民法改正で、18歳からローン・クレジットカードの利用が可能となりました。しかし、銀行側が20歳以上でなければお金を貸さないというルールを設けている可能性もあります。お金を借りる際は、各銀行でお金を借りる条件を確認しましょう。
条件2:職についている
正社員をはじめ、アルバイト・パート勤務、個人事業主など、何かしら定職についている人は銀行からの借り入れが可能です。逆に、専業主婦や専業主夫・無職の人は銀行の貸付対象外です。
ただし、配偶者に安定的な収入があれば、専業主婦や専業主夫・無職の人でもお金を借りられる場合もあります。その際、パートナーの収入証明書類が必要なため、お金を借りる場合はパートナーにあらかじめ相談しましょう。
職についている人でも、収入の波が激しい場合はローンを借りられない可能性があります。勤続年数が短い場合や、何回も転職を繰り返している場合も同様です。
条件3:身分が証明できる
銀行はお金を貸す前に、申告内容に虚偽や間違いがないことを確認するため、職場に電話をかけてくることがあります。お金を借りようとしている人に安定した収入があることを確かめる在籍確認という手続きです。
在籍確認時、本人以外の誰かが電話を受けた場合でも、銀行側が第三者に対して、本人のローンのための在籍確認である旨を漏らすことはありません。
銀行からお金を借りられる限度額
銀行からお金を借りられる限度額として総量規制に準じた基準を設けることがあります。総量規制とは、申込者の年収の3分の1までしか貸付できないという規則です。
総量規制は消費者金融などの貸金業者に適応される規則であり、貸金業ではない銀行は総量規制の対象ではありません。しかし、過剰な貸付が行われているのではないかという批判・指摘を受けて2017年に自主規制が開始され、銀行系カードローンの多くが総量規制に準じた借入限度額を設定しています。
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銀行からお金を借りる際に用意するもの
銀行からお金を借りるには、本人確認書類と収入証明書類の2種類が必要です。必要な書類は銀行によって異なるため、事前に確認しておきましょう。また、収入証明書類は50万円を超えて借りる場合に提出を求められる場合が多いです。
【本人確認書類例】
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- パスポート
- 健康保険証
- 住民票(家族全員分の記載があるもの)
- 印鑑証明書
- 在留カード(中長期的に日本に在住している方)
【収入証明書類例】
- 源泉徴収票
- 課税証明書
- 住民税決定通知書
- 納税証明書
- 確定申告書
銀行からお金を借りるメリットと注意点
銀行のローンには、次のようなメリットがあります。半面、審査が厳しいことには注意が必要です。
- 金利が低い
- 安心して借りられる
メリット
金利が低い
銀行のローンは消費者金融と比較して金利が低くなっています。消費者金融の金利は年率3.5〜18%ほどですが、銀行の金利は年率にして1.8〜14.5%です。そのため、少しでも金利の低いところでお金を借りたい場合は銀行がおすすめです。
ただし、金利が低い分、消費者金融より審査は厳しくなっています。
安心して借りられる
お金を借りるとき「出自のはっきりしないところから借りたくない」「もし闇金だったらどうしよう」と不安に思うことがあるかもしれません。
その点、銀行なら安心してお金を借りられます。メガバンクや名の知れたネット銀行でなくても、「銀行」から借りると無用なトラブルに巻き込まれることはないでしょう。
注意点
銀行からお金を借りる注意点は、審査に時間がかかることと、必要書類が多いことの2つです。
銀行はお金を貸すとき在籍確認をするとともに、お金を借りようとしている人が反社会勢力に属していないかも確認するため、審査に時間がかかります。
また、銀行は借入先としての信頼性が高く金利が低い半面、消費者金融より必要書類が多くなっています。
銀行以外でお金を借りる方法
銀行以外でお金を貸してくれる可能性があるところとして、「信用金庫・信用組合」「消費者金融」「クレジットカード」「国・地方自治体」の4つがあります。
信用金庫・信用組合
信用金庫は非営利組織であり、利益を第一としていない金融機関です。
信用金庫からお金を借りるには、信用金庫の会員になる必要があります。会員になるためには各信用金庫で定められた条件と1万円程度の出資金が必要です。
消費者金融
消費者金融は銀行と比較して審査が緩い傾向にあるため、お金は借りやすいでしょう。また、即日融資もあるなど審査が比較的早いため、すぐにお金を借りたい場合に向いています。
クレジットカード
クレジットカードのキャッシング機能を利用すれば、無担保で利用限度額までお金を借りられます。
ただし、クレジットカードの審査・発行には数日を要するため、すぐにお金が必要な場面には向いていません。また、利用限度額は消費者金融より低く設定されています。
国・地方自治体
国や地方自治体は生計を立てることが難しい人に対し、いくつか公的制度を設けています。一例を挙げると以下のようなものです。
- 生活福祉資金貸付制度:低所得者・高齢者・障がい者世帯が対象
- 求職者支援資金融資制度:対象は失業・求職中の人
- 母子父子寡婦(かふ)福祉資金貸付:未成年の子供を扶養していて配偶者のいない人が対象
基本的には何らかの理由で生計を立てることが難しい人に対する制度ですので、単にお金を借りたい人は利用できません。
楽天銀行のスーパーローン
銀行からお金を借りたい場合は、楽天銀行のスーパーローンがおすすめです。借りられる限度額は最大800万円、返済額は利用残高に応じて月々2,000円からとなり、返済方法も選べます。
会員になれば、会員専用サイト「メンバーズデスク」から、または電話で申し込むだけで、24時間(※)いつでもすぐに銀行口座に振り込んでもらえます。また全国に提携ATMが約10万台あるので、わざわざ遠くまで足を運ばずに現金を引き出せるでしょう。
※楽天銀行のメンテナンス時間帯及び23:50から翌0:10の間は振り込みができません。
必要になるのは以下の書類です。
【必要書類】
- 楽天銀行スーパーローン申込書兼保証依頼書(インターネット申込の場合は不要)
- 住民票の写し、または印鑑登録証明書
- 運転免許証・健康保険証・パスポート・そのほかの本人確認書類から2点
【収入証明書類(いずれかの写し)】
- 会社員:源泉徴収票・課税証明書・給与明細書
- 自営:課税証明書・確定申告書
また、楽天カード(クレジットカード)をお持ちの場合、キャッシングサービスを利用する方法もあります(※1)。楽天カードなら日々のお買い物でもポイントを貯めることができるので、日々の節約も兼ねて入会を検討してみてはいかがでしょうか。
※1 カード発行、キャッシング枠の設定には所定の審査がございます。
キャッシングをご利用の際は、貸付条件の確認をし、計画的にご利用ください。
※この記事は2023年11月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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ローンの種類は?
住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、カードローン、フリーローンなどがあります。
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銀行のローンの金利は?
年率にして1.8〜14.5%ほどです。ただし、銀行によって多少異なります。
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銀行以外で借りる方法は?
「信用金庫・信用組合」「消費者金融」「クレジットカード」「国・地方自治体」にても借り入れが可能です。
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