ネット銀行のおすすめ4選!金利や手数料をご紹介

リリース日:2022/06/27 更新日:2024/12/26

現在、多くのネット銀行がサービスを提供していますが、これからネット銀行に口座を開設しようとしている人の中には、どのネット銀行を選べば良いのか迷っている人もいるでしょう。ネット銀行を選ぶ際には、まずネット銀行でどのようなことができるのかを把握し、それぞれの銀行の特徴、特に金利や手数料などを比較検討することが大切です。

ここでは、ネット銀行の基本的な知識や利用するメリット、選び方を解説するとともに、おすすめのネット銀行を紹介していきます。

  1. ネット銀行とは
  2. ネット銀行のメリット
  3. ネット銀行って危険?使うときの注意点は?
  4. ネット銀行おすすめ4選
  5. ネット銀行を選ぶ際は金利や手数料を比較して選びましょう

ネット銀行とは

ネット銀行に支店名があるのはなぜ?

ネット銀行とは、対面型の店舗を持たずにインターネット上での取引をメインに行っている銀行のことをいいます。預金の預け入れや引き出し、振り込み、取引明細の確認などができる点はメガバンクや地方銀行と同じです。

 

ネット銀行は店舗を持つ銀行と違い、預け入れや引き出しは提携ATMからのみ利用できます。また、原則として営業時間の制限もないため、近くのコンビニや銀行などの提携ATMやインターネット上で、いつでも都合の良いときに取引できるという特徴があります。

 

ただし最近では、メガバンクや地方銀行でもインターネットバンキングのサービスを提供しているところが増えており、サイトまたはアプリからいつでも取引ができるようになっています。

 

では、ネット銀行を利用するとどのようなメリットがあるのか、詳しく確認していきましょう。

ネット銀行のメリット

ネット銀行のメリット

ネット銀行にはさまざまな種類があり、それぞれ独自のサービスを提供しています。以下で、ネット銀行のメリットを3つ紹介します。数あるネット銀行の中から最適なものを選ぶ際のポイントにもなるでしょう。

高金利キャンペーンを打ち出していることがある

ネット銀行の金利は各行で独自に設定されており、銀行によって金利に差があります。条件を満たすことで金利が上がるなどの仕組みを取っている銀行も多く、期間限定や条件付きで高金利キャンペーンを打ち出していることもあるのが、ネット銀行の特徴です。自分が気になるネット銀行について、高金利で利用できる条件やキャンペーン情報などをチェックしておくと良いでしょう。

各種手数料が無料になるなどの特典を受けられる

ネット銀行を利用する際には、入出金手数料や振込手数料がいくらなのかも確認しておきたいポイントです。こちらも金利同様、銀行ごとに金額が異なります。先ほども述べましたが、銀行によっては、条件を満たすと提携ATMでの入出金手数料や他行宛て振込手数料が月に数回まで無料になる、などの特典を受けられます。特典を上手く活用することで、毎月の現金の出し入れやお金の移動などをお得に済ませられるでしょう。

利便性が高い

ネット銀行はインターネット上での取引がメインですが、場合によっては、現金の入出金が必要なこともあるでしょう。ネット銀行は店舗を構えていないため、現金の入出金はコンビニや提携銀行のATMを使うことになります。提携しているATMが自宅や職場の近くにあるネット銀行ほど利便性が高いといえるでしょう。

また上述したとおり、ネット銀行はそれぞれ利用状況に応じた特典やサービスを提供していることが多く、上位ランクになるほど1カ月の振込手数料の無料回数が増えたり、高い金利が適用されたりといった優遇措置を受けられます。

自分の利用頻度で受けられる特典やサービスをネット銀行ごとに調べて、よりお得な優遇を受けられるところを選ぶと良いでしょう。




ネット銀行って危険?使うときの注意点は?

ネット銀行って危険?使うときの注意点は?

ネット銀行を利用する際には、セキュリティ面がしっかりしているかどうかを確認するとともに、自分でも可能な限りの安全対策をとる必要があります。

不正ログインに備える

利用しているネット銀行のIDやパスワードなどが流出してしまうと、預金を引き出されるといった被害にあう可能性もあります。不正ログインを防ぐためにできることは、身に覚えのない怪しいメールやSMSに記載されているURLへアクセスしないこと、そしてパスワードを定期的に変更することです。

また、ネット銀行によっては「メール通知サービス」を提供しているところもあり、ログインや取引があればその都度メールで知らせてくれるので、不正ログインがあった場合も早期に発見できるでしょう。

ウイルス対策をとる

パソコンにウイルス対策ソフトをインストールしている人は多いと思いますが、スマートフォンやタブレットはまだの方もいるのではないでしょうか。ネット銀行はスマートフォンを利用するケースも多いため、ウイルス対策ソフトのインストールは必須です。

もしウイルスに感染してしまうと、データが盗まれたり破壊されたりして、不正出金や不正送金などの原因となる可能性があります。費用や手間がかかってしまうかもしれませんが、大切な資金を守るためにウイルス対策もしっかり行っておきましょう。

ネット銀行おすすめ4選

ネット銀行おすすめ4選

現在さまざまなネット銀行が登場し、それぞれ特徴のあるサービスを提供していますが、どのネット銀行が良いのか迷ってしまう人もいるでしょう。そこで、おすすめのネット銀行を厳選して4つ紹介していきますので、選ぶ際の参考にしてください。

楽天銀行

楽天銀行は、2001年にネット銀行として開業して以来順調に口座数を伸ばし、2024年2月には1,600万口座を突破した大手のネット銀行です。楽天銀行の主なメリットは以下のようなものがあります。

 

  • 提携コンビニATMで24時間365日利用可能(※システムメンテナンス時を除く、※1)
  • 提携ATM手数料が最大月7回まで無料(スーパーVIPの場合)(※1)
  • 他行への振込手数料が最大月3回まで無料(スーパーVIP、VIPの場合)(※1)
  • 給与振込や口座振替などで楽天ポイントが貯まる(※1)
  • マネーブリッジ(※2)の利用で金利優遇

コンビニATMがいつでも利用できるほか、条件を満たすとATM手数料や他行への振込手数料が無料になるサービスもあります。また、楽天ポイントを貯めている人は、給与振込や公共料金の振替などを楽天銀行に指定するとポイントが貯められてお得です。

さらに楽天証券との口座連携サービスマネーブリッジ(※2)を利用すると、普通預金金利が通常年0.10%(税引前、税引後0.079%)のところ、最大年0.18%(税引前、税引後0.143%)(※3)に優遇されるという、見逃せない高金利となっています。

 

※1 サービスの適用には、「ハッピープログラム(お客さま優待プログラム)」へのエントリー(無料)が必要です。
※2 銀行口座・証券口座連携サービス「マネーブリッジ」についての詳細はこちら
※3 お預入れ後の金利は、金融情勢等により予告なく変更する場合があります。
     第一生命支店・OKB支店・NCB支店・JRE はやぶさ/とき/こまち 支店は優遇金利対象外となります。
     普通預金残高300万円を超えた分の金利は年0.12%(税引後年0.095%)となります。
     利息には20.315%(国税15.315% 〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。
     普通預金金利は変動金利であり、今後、金融情勢等により予告なく変更する場合があります。普通預金(「マネーブリッジ」利用者)商品詳細説明書はこちら
     マネーブリッジの登録にはあらかじめ証券口座の初期設定(マイナンバー登録含む)が必要です。

イオン銀行

イオン銀行では日常的にイオングループを利用している人へ優遇したサービスが提供されています。

 

イオン銀行の主なメリットには以下のようなものがあります。

 

  • イオン銀行Myステージによって金利優遇で利用可能
  • イオン銀行ATMでは手数料が24時間365日無料
  • 他行ATM出金手数料が月最大5回まで無料
  • 他行宛て振込手数料が月最大5回まで無料

イオン銀行では利用状況に応じて4つのステージがあり、ステージごとに普通預金金利が異なっています。ブロンズステージが年0.10%(税引後0.079%)、シルバーステージが年0.11%(税引後0.087%)、ゴールドステージが0.13%(税引後0.103%)、そしてプラチナステージが0.18%(税引後0.143%)です。
※2024年12月23日時点

また、ステージごとに手数料が無料になる回数も異なります。

SBJ銀行

SBJ銀行は、韓国の金融大手「新韓金融グループ」の中にある新韓銀行の日本現地法人です。

SBJ銀行の主なメリットは以下のようなものがあります。

 

  • 「特別金利付与型普通預金 普通預金プラス」で普通預金金利が0.18%(通常金利0.10%+特別付与金利0.08%)
  • 短期定期「なのかちゃん」で眠っているお金も運用可能
  • SBJプレミアクラブのステータスに応じて提携ATM手数料が無料

SBJ銀行は、定期預金は預入期間1年の場合年0.22%(税引前)となっています。また、「特別金利付与型普通預金 普通預金プラス」なら普通預金金利が0.18%(通常金利0.10%+特別付与金利0.08%、税引前)で預け入れが可能です。ほかにも1週間で満期となる超短期の定期預金「なのかちゃん」なども用意されています。

また、コンビニATMをはじめ提携ATMがステータスに応じて手数料無料で使用できるのも嬉しいメリットです。
※2024年12月23日時点

参照元:SBJ銀行

住信SBIネット銀行

住友SBIネット銀行は、SBIホールディングスと三井住友信託銀行が共同出資して設立したネット銀行です。住信SBIネット銀行のメリットは以下のようなものがあります。

 

  • 「SBI証券」口座と連動する「ハイブリッド預金」なら普通預金金利が0.11%に
  • ATM手数料はランクに応じて最大月20回まで無料
  • 他行宛て振込手数料も最大月20回まで無料

住信SBIネット銀行口座とSBI証券口座を連携させた「ハイブリッド預金」をした場合、普通預金金利は通常の0.10%(税引前)よりも高い0.11%(税引前)です。

ユーザーの利用状況に応じた優遇制度「スマートプログラム」の最上位、ランク4になると、最大月20回までATM手数料と振込手数料が無料になります。
※2024年12月23日時点

ネット銀行を選ぶ際は金利や手数料を比較して選びましょう

ネット銀行を選ぶ際は金利や手数料を比較して選びましょう

インターネットの普及にともない、多くのネット銀行がサービスを提供しています。多くの商品から選べることはユーザーにとって嬉しいことですが、一方でどのネット銀行が自分にとって最もお得なのかわからないということもあるでしょう。

ネット銀行を選ぶ際にはサービス内容を確認するとともに、金利や手数料などを比較して検討することが大切です。

楽天銀行では、楽天証券との連動によるマネーブリッジ(※1)を利用すると普通預金金利が0.18%(税引前、税引後0.143%)(※2)になるうえ、取引で楽天ポイントを貯めることもできます。

 

※1 銀行口座・証券口座連携サービス「マネーブリッジ」についての詳細はこちら
※2 お預入れ後の金利は、金融情勢等により予告なく変更する場合があります。
     第一生命支店・OKB支店・NCB支店・JRE はやぶさ/とき/こまち 支店は優遇金利対象外となります。
     普通預金残高300万円を超えた分の金利は年0.12%(税引後年0.095%)となります。
     利息には20.315%(国税15.315% 〈復興特別所得税含む〉+地方税5%)の税金がかかります。
     普通預金金利は変動金利であり、今後、金融情勢等により予告なく変更する場合があります。普通預金(「マネーブリッジ」利用者)商品詳細説明書はこちら
     マネーブリッジの登録にはあらかじめ証券口座の初期設定(マイナンバー登録含む)が必要です。

 

※この記事は2024年12月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • ネット銀行とは?

    インターネットでの取引をメインに行う銀行のことです。

  • ネット銀行を利用するメリットは?

    手数料が安く、金利が高めで、スマートフォンなどから簡単に利用できるといったメリットがあります。

  • ネット銀行を選ぶ際のポイントは?

    金利や手数料、使い勝手の良さなどを比較し、自分に合ったものを選ぶと良いでしょう。

  • ネット銀行を利用するときの注意点は?

    セキュリティのしっかりしたネット銀行を選び、ウイルス対策など自分でできる対策も忘れずに行うことをおすすめします。




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木内菜穂子
この記事を書いた人
木内菜穂子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

金融機関や税理士事務所勤務での知識を生かし、FP1級、AFP、日商簿記2級などの資格を取得しました。現在は、金融・保険をメインとしたライターとして執筆活動をしています。お金に関する情報をわかりやすくお伝えできるよう日々努めています。

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