主な銀行振込のやり方!窓口・ATM・コンビニ・ネットでの方法。現金振込ができるのは?

リリース日:2019/05/24 更新日:2024/08/05

銀行振込にはいくつかのやり方があります。慣れていないと、「具体的にどこで、どうすれば振り込みができるの?」「銀行へ行かないといけないの?」など、さまざまな疑問を感じることもあるでしょう。ここでは、銀行振込のやり方を4種類ご説明します。あわせて、メガバンクとネットバンクで、それぞれATMとインターネットバンキングから振り込んだ場合の振込手数料を見ていきます。

  1. 銀行振込のやり方がわからないとどうなる?
  2. 4種類の銀行振込方法
  3. 現金振込ができる場所
  4. ATMとネットバンキングでの振込手数料の例

銀行振込のやり方がわからないとどうなる?

銀行振込のやり方がわからないとどうなる?

クレジットカードや電子マネーを使える場所が増えたとはいえ、まだまだ銀行振込で代金を支払わなければいけない場面も多いです。

例えば、新しく家や駐車場を借りるときの前払い代金や、クレジットカードの引き落としに間に合わなかったときの支払いなどは、銀行振込で行うことが多いでしょう。車の購入費用や結婚式費用など、クレジットカードの限度額を超えるような高額な代金の一括での支払いも、多くの場合は銀行振込を指定されます。

そのため、日常のお買い物であればクレジットカードや電子マネー決済で済んでいても、いざというときに銀行振込のやり方がわからないと困る可能性があります。ここでは4種類の振込方法を紹介します。

4種類の銀行振込方法

4種類の銀行振込方法

主な銀行振込の方法は、4種類あります。以下でそれぞれのやり方を見ていきましょう。

1. 銀行窓口

1つ目は、銀行の窓口に行って振り込みをする方法です。銀行窓口の営業時間は、通常9時から15時までのため、銀行の窓口で振り込みをしたい人は、営業時間内に行くようにしましょう。銀行に着いたら、窓口の人に「振り込みがしたい」と伝えると案内してもらえます。このとき、内容によっては、窓口ではなくATMでの振り込みを勧められます。そのほうが、手数料が安くなるためです。

ATMでも問題なければ、そのままATMで振り込みをしましょう。ATMが使えない高額の振り込みや、窓口で振り込みをしたいという場合は、一般的には振込用紙に必要事項を記入して、順番待ちの番号札を取ります。

振込用紙には、振込依頼日、振込先の情報(銀行名・支店名・預金種別・口座番号・口座名義)、振込金額などを書く欄があります。記載内容に誤りがないよう注意しましょう。加えて、自分の名前や連絡先を書いて振込用紙の記入は終わりです。番号札の番号が呼ばれたら窓口に振込用紙を出します。振込金額と手数料の合計額を現金で支払います

もし、自分の口座から振り込みをしたい場合は、通帳と届出印を持参して、口座から振り込みたい旨を窓口の人に伝えましょう。ただし、銀行口座から振り込みをするときは、振込元の銀行の窓口からしか申し込みができません。また、10万円を超える金額の振り込みをしたい場合は、組織犯罪への対策として、本人確認書類の提示や振り込みの目的を求められることがあります。運転免許証やパスポートなどの本人確認書類と、持っている場合は念のため銀行のキャッシュカードも持参しましょう。

2. 銀行ATM

銀行ATMでの振り込みは、窓口に比べて対応している時間帯が長く、銀行窓口での振り込みよりも手続きが簡単です。銀行ATMの画面に表示されている案内のとおりに操作すると完了します。このときも、振込先の情報(銀行名や支店名、口座番号など)が必要になるため、必要な情報がすぐに入力できるように準備をしておくのがおすすめです。

利用するATMが提携している銀行口座を持っている場合は、キャッシュカードを使うと口座からの振り込みができます。キャッシュカードで口座から直接振り込みを行ったほうが、現金よりも手数料が安くなる銀行もあります。持っていない場合は、現金振込を選択しましょう。銀行に併設されたATMの場合は、係の人が近くにいることがあるため、初めての振り込みで不安な場合は、やり方を教えてもらうこともできます。

3.コンビニATM

コンビニATMも銀行ATMと基本的には同じですが、1つ違うのは、キャッシュカードが必要ということです。コンビニATMでは、基本的に現金での振り込みができません。忘れずにキャッシュカードを持って行くようにしてください。手続きについては銀行ATMと同様、画面に表示されている案内を見ながら進めましょう。

4.インターネット

インターネットで振り込みをするときは、まず、インターネットバンキングの口座を持っている必要があります。自分の口座のログイン方法や操作方法については、各銀行のホームページなどで確認してください。

以下は、インターネットバンキングでの振込手順の一例です。

 

  1. インターネットバンキングの口座へログイン
  2. 「振り込み」の手続き画面へ進む
  3. 振込先の情報(銀行名、支店名、口座番号、振込金額など)や振込金額を入力
  4. 振込人の名義や電話番号に変更があるか確認される(一部の金融機関では、自分以外の名義で振り込むことも可能)
  5. 振込内容の確認ページが表示される
  6. 内容に問題がなければ、認証情報を入力して手続き完了



現金振込ができる場所

現金振り込みができる場所

銀行振込には、「銀行口座からの振り込み」と「現金での振り込み」の2種類があります。銀行口座を持っていない人が現金振込をしたいときは、次のいずれかの方法で行いましょう。

 

  • 銀行ATMでの振り込み
  • 銀行窓口での振り込み

銀行ATMでの振り込みの場合、ATMの設置場所などにより取り扱い可能な時間や金額に制限があることもあるため、注意しましょう。また銀行窓口での振り込みの場合にも、先に述べたとおり、金額によって本人確認書類が必要になるケースもあります。不安な場合は事前に確認しておくと良いでしょう。

銀行振込は、口座間で行ったほうが手数料を節約できる場合もあります。インターネットバンキングでは手数料無料サービスを行っているところもあるので、あらかじめ銀行口座を作っておくと便利です。

ATMとネットバンキングでの振込手数料の例

ATMとネットバンキングでの振込手数料の例

日本には多くの銀行がありますが、振込手数料は銀行ごとに異なります。2024年5月時点の主要メガバンクとネットバンク数社の振込手数料の例を見ていきましょう。各銀行で、ATM(自行キャッシュカードでの振り込み)を利用した場合とインターネットバンキングを利用した場合の振込手数料を以下に載せています。(※個人向け)

メガバンクの場合

三菱UFJ銀行の振込手数料(税込み)

振込方法 同行への振り込み 他行への振り込み
ATM
(自行キャッシュカードでの振り込み)
110円 275円
インターネットバンキング 無料 3万円未満:154円
3万円以上:220円
 

三井住友銀行の振込手数料(税込み)

振込方法 同行への振り込み 他行への振り込み
ATM
(自行キャッシュカードでの振り込み)
同一店あて:無料
同一店以外の支店あて:110円
3万円未満:165円
3万円以上:330円
インターネットバンキング 無料 3万円未満:165円
3万円以上:330円
 

みずほ銀行の振込手数料(税込み)

振込方法 同行への振り込み 他行への振り込み
ATM
(自行キャッシュカードでの振り込み)
220円 3万円未満:270円
3万円以上:330円
インターネットバンキング 無料 3万円未満:150円
3万円以上:320円
 

りそな銀行の振込手数料(税込み)

振込方法 同行への振り込み 他行への振り込み
ATM
(自行キャッシュカードでの振り込み)
同一支店あて:無料
他支店、一部の他銀行あて:110円
440円
インターネットバンキング 無料 165円
 

ネットバンクの場合

楽天銀行の振込手数料(税込み)

振込方法 同行への振り込み 他行への振り込み
提携ATM
(自行キャッシュカードでの振り込み)
無料 会員ステージに応じて最大3回/月無料(※)
無料回数がない場合:145円
インターネットバンキング
※3回/月無料はVIP・スーパーVIPの場合。サービスの適用には、「ハッピープログラム(お客様優待プログラム)」へのエントリー(無料)が必要です。  

あおぞら銀行の振込手数料(税込み)

振込方法 同行への振り込み 他行への振り込み
提携ATM
(自行キャッシュカードでの振り込み)
不可 不可
インターネットバンキング 無料 取引状況に応じて最大5回/月無料
無料回数がない場合:150円
 

イオン銀行の振込手数料(税込み)

振込方法 同行への振り込み 他行への振り込み
ATM
(自行キャッシュカードでの振り込み)
無料 132円
インターネットバンキング 無料 110円
 

上記は通常の手数料の金額です。口座の種類や利用状況などに応じて振込手数料が無料になるなどの特典を設けている銀行もあります。各銀行の振込手数料を見てわかることを、以下にまとめました。

1. 同銀行への振り込みは基本無料

インターネットバンキングを使用した場合、振込元と同じ銀行あての振り込みは無料であることがほとんどです。

 

ATMを利用した場合、メガバンクでは同行同一支店あての振り込みのみ手数料が無料という銀行もあるようです。

2. ネットバンクは他行への振り込みも無料になることも

ネットバンクは全体的に振込手数料が安く設定されています。また、他行あての振り込みの場合でも条件次第では無料になるなど、ネットバンクならではの特典が多数あります。

3. 振り込みする頻度の高い銀行での口座開設を検討

利用頻度が高い振込先や振込方法によって、どの銀行を利用するのがお得かは異なります。自分はどの銀行あて、どの手段での振り込みを利用することが多いかを考え、利用する口座や振込方法を工夫するのもひとつの手です。

楽天銀行では、取引回数に応じて会員ステージがアップしさまざまな優遇を受けられる、ハッピープログラムを常設しています。会員ステージにより提携ATM手数料が最大で月7回(※スーパーVIPの場合)、他行への振込手数料が最大で月3回(※VIP、スーパーVIPの場合)無料になり、ランクが上がると楽天ポイントの獲得倍率もアップします。(※)

 

インターネット上で取り引きを完結し、さらにポイントゲットもしたい方は、楽天銀行をチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

※サービスの適用には、「ハッピープログラム(お客様優待プログラム)」へのエントリー(無料)が必要です。

 

※この記事は2024年4月時点の情報をもとに作成しております。

このテーマに関する気になるポイント!

  • 銀行振込にはどんな方法がある?

    主に銀行窓口、銀行ATM、コンビニATM、インターネットで振り込む方法があります。

  • 同行への振込手数料は?

    インターネットバンキングを利用した場合、基本的に無料なことが多いです。ATMの場合は同行同一支店への振り込みのみ無料になる銀行もあります。

  • インターネットバンキングの特徴は?

    振込手数料が比較的安く設定されていることなどです。

  • ネットバンクで他行への振込手数料を安く済ませるには?

    インターネットバンキングを利用する場合、条件次第で無料になる場合があります。




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平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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