銀行振込の基本!振込時に必要な情報や振込先を誤った場合の対応

リリース日:2019/03/06 更新日:2024/07/24

クレジットカードやデジタルマネーを多く使うようになり、銀行振込を利用する頻度はどんどん少なくなっている人も多いのではないでしょうか。いざ利用しようとしたときに困らないよう、銀行振込の基本をまとめました。

以前は、通信販売の支払い方法といえば振り込みがメインでした。ミュージシャンのファンクラブの会費や、コンサートや舞台のチケット代金、講演会の参加費用など、さまざまな費用を銀行振込で支払っていたという人も多いのではないでしょうか。

ところが、いまではクレジットカードでの支払いやコンビニ払いがメインになり、銀行振込を利用するシーンは減少しています。だからこそ、いざ改めて振り込みをしようと思うと、「あれ?どうやるんだっけ?」と思ってしまう人もいるでしょう。そこで、ここでは銀行振込の方法について改めて説明します。

  1. 銀行振込とは
  2. 「振り込み」と「振り替え」の違い
  3. 振り込みに必要な情報
  4. 間違った相手に振込んだ場合はどうなるの?
  5. 振り込みする頻度の高い銀行での口座開設を検討

銀行振込とは

銀行振込とは

銀行振込とは、自分の銀行口座や現金から、他の人の銀行口座にお金を移動させることです。たとえば、通信販売で5,000円のものを買ったときに、「●●銀行××支店 普通1111111のタナカタロウまで振り込んでください」と言われたら、自分の持っている銀行口座から指定の銀行口座に5,000円を振り込むか、現金で5,000円と手数料を用意して指定口座に振り込みを行います。

銀行口座からでも現金でも、どちらでも振り込みはできますが、一般的に現金で振り込みを行う場合の方が、振込手数料が高い傾向にあります。また当然ですが、インターネットバンキングを利用するなど、そもそもキャッシュレスで振り込みをするのであれば、現金を使って振り込むことはできません。

銀行振込の方法には、「インターネットバンキングからの振り込み」「銀行のATMから振り込み」「コンビニのATMから振り込み」「銀行窓口から振り込み」の4種類があります。手数料は、多くの場合インターネットバンキングが一番安く、銀行窓口での手続きが一番高くなります。銀行の手間が多くなればなるほど費用がかかるということですね。

また、同じ銀行の同じ支店宛ての振り込みは振込手数料が低く(無料の場合もある)、次に同じ銀行の別支店宛て、最後に別の銀行宛て、という順で振込手数料が高くなります。さらに、振込金額が3万円未満か3万円以上かで振込手数料が異なる場合もあります。この場合は、3万円を超える場合に手数料が高くなります。

「振り込み」と「振り替え」の違い

「振り込み」と「振り替え」の違い

振り込みとは、ある銀行口座から別の銀行口座にお金を移したり、現金を指定の銀行口座に振り込んだりすることです。一方「振り替え」は、同じ銀行に作った普通預金口座から定期預金口座へお金を移動する場合などに使われる言葉です。例えば、毎月1回給料日につみたて口座に1万円ずつ積立預金をしていて、その1万円が普通口座から自動で移動するようになっているといった場合は、「毎月1回1万円が普通預金口座からつみたて口座に振り替られている」と言えるでしょう。

さらに「振り替え」は、公共料金やクレジットカードの引き落としなどのシーンでも利用されることがあります。引き落とし用の口座を登録するときに、「口座振替依頼書」などを書くことがあると思いますが、こういったときも「振り替え」という言葉を利用します。つまり、自分自身で手続きを行うのが「振り込み」、自動で手続きが行われるのが「振り替え」とざっくり覚えておくと簡単です。




振り込みに必要な情報

振り込みに必要な情報

振り込みをするときは、振込先の銀行口座情報が必要になります。

 

  • 銀行名
  • 支店名
  • 預金種別(普通・当座)
  • 口座番号
  • 氏名(フリガナ)

忘れてしまいがちなのが、預金種別と氏名の読み方です。読み方を間違えて振り込みをすると、エラーになってしまいますので、必ず振込先の読み方を教えてもらいましょう。ただし、ATMやインターネットバンキングで振り込みをする場合は、口座番号までを入力すると自動で振込先の名前が表示されるので、読み方が正しいかどうかの確認だけをすれば問題ありません。

預金種別というのは、普通預金か当座預金かということです。一般の人の場合は、普通預金がほとんどで、当座預金は一部の会社などが利用する利子のつかない口座です。

間違った相手に振込んだ場合はどうなるの?

間違った相手に振込んだ場合はどうなるの?

万が一間違えた人に振込んでしまった場合は、エラーになるか、そのまま振込まれてしまうかのどちらかです。

インターネットバンキングやATMで振り込みを行った際にエラーが表示されるのは、口座番号が存在しないといったケースがほとんどのため、そもそも間違えて振り込むこと自体がありません。そのため、間違えたと思ったときは、すでに振り込みが実行されてしまっているといえるでしょう。

一方、銀行窓口での振り込みの場合、間違えた内容を書いてしまうと振り込みをすることができません。例えば、口座番号は合っているが氏名が一致しないという場合は、窓口で誤っていると教えてもらえます。

実際に別の人にお金を振り込んでしまったり、振込金額を間違えたりした場合は、「組み戻し依頼」を出します。しかし、組み戻しには手数料もかかりますし、相手の同意も必要になるなど、かなり面倒です。間違えて振り込みをしてしまわないように、最初から十分注意をしておくことが大切です。

振り込みする頻度の高い銀行での口座開設を検討

振り込みする頻度の高い銀行での口座開設を検討

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このテーマに関する気になるポイント!

  • 銀行振込とは?

    自分の銀行口座や現金から、他の人の銀行口座にお金を移動させることです。

  • 「振り込み」と「振り替え」の違いは?

    自分自身で手続きを行うのが「振り込み」、自動で手続きが行われるのが「振り替え」です。

  • 振込み先を間違ったら?

    振込金額を間違えたりした場合は、「組み戻し依頼」を出します。




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平林恵子
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー
平林恵子

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

人事労務関係の仕事からライターへ転身。経験を活かしてコラム執筆を行っています。2017年、見識を深めるためにFPの資格を取得しました。税金や給与計算などに詳しくない方にもわかりやすい解説を心がけています。

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