楽天銀行 研究ガイド!メリット・課題点・ポイント還元について解説
1年間で100万円貯める方法は?すぐに実践できる!達成させるためのポイントも紹介

「1年間で100万円を貯めたい」と思いつつも、なかなか順調に進まない人もいるのではないでしょうか。貯金計画を立ててポイントを押さえれば、1年間で100万円貯金を達成できる可能性があります。ここでは、1年間で100万円を貯める方法やポイントなどを紹介します。
老後に必要な生活費はいくら?

生命保険文化センターが2022年(令和4年)度に実施した「生活保障に関する調査(P109、P115)」によると、夫婦2人で老後生活を送るのに必要な最低日常生活費は、月額で平均23.2万円です。 さらに、ゆとりのある老後生活を送るためには平均で月額37.9万円必要とされています。
老後には公的年金を受け取れるため、生活費のすべてを貯蓄でまかなう必要はないでしょう。しかし、ゆとりある老後生活を送るために、早いうちから預貯金だけではなく株式投資などの資産運用を行い、少しでも資産を増やす努力や習慣が必要そうです。
1年間で100万円貯める方法

1年間で貯金100万円を達成するためには、毎月いくら積み立てていく必要があるのかを考え、計画的に貯めていくことが大切です。次のように計画してみましょう。
毎月の収入のうち8万3,333円を貯金にまわす
1年間で100万円を貯めるために毎月お金を積み立てていくとすると、毎月8万3,333円を貯金していく計算になります。
収入が十分にある人は可能な金額かもしれませんが、毎月約8万円を貯金にまわすことが難しい人もいるでしょう。
毎月の貯金とボーナス貯金で貯めていく
毎月の貯金だけで100万円を貯めるのが難しい人は、ボーナスからも貯金にまわすことで毎月の貯金額を軽減できます。
例えば、年間のボーナスが約80万円の場合、そのすべてを貯金にまわせば残り20万円のため、20万円÷12カ月=約1万6,666円を毎月貯金すると1年間で100万円達成できる計算となります。
ボーナスの全額を貯金にまわしたくないという人は、例えば「ボーナスからは40万円、残りは毎月5万円ずつ」といった具合で貯めていくと1年間で100万円を達成できるでしょう。自分にとって負担にならないような貯金計画を立てることが大切です。
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100万円貯金を達成するためのポイント4つ

1年で100万円を達成させるためには、以下のようなポイントをおさえてコツコツと貯蓄を積み重ねることが大切です。
- 家計の現状を把握して支出を抑える
- 固定費の見直しをする
- 「先取り貯蓄」をする
- 資産運用でお金を増やす
家計の現状を把握して支出を抑える
まずは現状の出費を把握し、支出をいかに抑えるかということが大事です。
家計簿をつけるとなると億劫に思う人もいるかと思いますが、例えばスマホアプリなどを利用してざっくりとした支出を把握するのも良いでしょう。家計簿アプリには、電子マネーやクレジットカードの利用履歴が反映されるものや、レシートをスマホカメラで撮影するだけで入力ができるものなどがあります。また、クレジットカードやスマホ決済の利用明細がスマホで見られるものもあるため、自分が楽に管理できる方法を見つけて上手く活用すると良さそうです。

固定費の見直しをする
支出の中でも、毎月の固定費は家計に大きな影響を与えます。住宅ローンや家賃、光熱費、通信費など、定期的に発生する固定費を書き出し、その中で節約できそうなものを検討してみましょう。
例えば、携帯電話のプラン変更や格安SIMへの移行、加入している保険やサブスクの見直し、電気やガスなどの光熱費の契約をより安価なものに変更できれば、毎月の支出削減が可能です。固定費を見直すことができれば継続的に支出を抑えられるため、大きな節約に繋がるでしょう。
また、固定費の支払いをカード決済に切り替えれば、クレジットカードのポイントを貯めることができ、さらにお得です。

「先取り貯金」をする
「先取り貯金」とは、毎月の給与から自動的に定額を引き落として貯金にまわすことをいいます。手元に残ったお金で家計をやりくりするため、もらった給与を使い切ってしまう心配がなく、より確実に貯金できるでしょう。
先取り貯金の方法には、給与口座から自動的に定期口座に振り替える銀行の自動積立貯金や、給与から定額が天引きされる職場の財形貯蓄や社内預金などがあります。

楽天銀行には、毎月自動的に円普通預金から円定期預金に預け入れることができる「定期預金の積立購入」のサービスがあります。自動で積み立ててくれるので、「預け入れ忘れた」といったことが起きず、安心して積み立てが続けられるでしょう。
資産運用でお金を増やす
貯金に余裕が持てるようになったら、一部を資産運用にまわすことも考えてみましょう。一般的な資産運用には、以下のような投資先があります。
- 株式
- 投資信託
- 不動産
また、投資に際しNISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)などの税制上の優遇のある制度を利用することも検討してみると良いでしょう。
資産形成は、リスクに対する理解が大切です。資産を増やすことが目的ですが、運用成果によっては損失が出る可能性もあります。資産形成に対する理解を深めて無理なく始められる方法を選びましょう。

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自分のペースで続けられる貯蓄計画を立てよう

ここまで、1年間で100万円貯める方法やポイントを紹介してきましたが、「1年間で100万円」という目標設定が難しい人もいるでしょう。そのような人は、例えば「目標達成期間を3年間にする」といったように、自分に負担のない目標設定にすると良いでしょう。
貯蓄を続けるためには、無理のない目標設定が大切です。今後起こり得る結婚や出産といった人生の転機となるライフイベントも考慮に入れながら、長期的に無理なく続けられる貯蓄計画を立てましょう。
100万円を貯めるにはこんな方法も!?
上記以外にも、100万円を貯める方法はいろいろあります。
「1年で100万円」というように期間を指定した目標設定でも良いですが、「1年」という期間が難しそうであれば、自分が無理なく続けられる期間を設定することが大事です。
「小銭貯金」でコツコツ100万円!
小銭貯金とは、小銭を毎日少しずつ貯めていく貯金のことです。定期貯金や貯蓄型保険などと比べて、手続きや予備知識なしで気軽に始めることができます。また、「貯めなきゃ」と強く意識する必要はなく、楽に続けられて、思いのほかまとまった金額が貯まることもあるでしょう。やり方は人それぞれですが、貯金箱を用意して小銭を貯めていき、いっぱいになれば貯金用口座など任意の口座に移す方法が一般的です。
自分だけのルールを決めて、それを実行していくと小銭貯金はうまく続いていくでしょう。マイルールは無理のないレベルで設定するのがおすすめです。例えば「1日の終わりに、コインケースに残っている100円玉をすべて貯金する」などのルールを決めて、無理なく続けていくと良いでしょう。
小銭貯金で貯める硬貨は何でも良いのですが、マイルールで100円玉、500円玉と決めておくのも良いです。硬貨を限定して貯める貯金方法だと、貯まった金額がどれほどになるか計算して予想することも可能です。
例えば、1日に500円玉を毎日貯金し続けると100万円達成するのに何年かかるか試算してみます。
小銭貯金は、無理なくコツコツと続けていくことで「いつの間にか結構貯まっている」という達成感を感じられるでしょう。
すっぱり禁煙で100万円!ヘビースモーカーにしかできない「禁煙預金」
喫煙者はなかなかやめられないタバコ。最近は吸える場所が限られてきて、愛煙家には肩身が狭いこともあるでしょう。では、いっそ禁煙したとしたら、その分で100万円貯まるまでどれくらいかかるでしょうか。
例えば、1日平均1.5箱分を吸っているとした場合、そのお金が100万円に達するまでの期間を試算してみましょう。
【条件】
- タバコ1箱の料金が600円(税込み)
- 1日に1.5箱分吸うと仮定
【計算】
600円×1.5箱=900円
100万円÷900円≒1,111日=約3年1カ月
上記の試算では、禁煙して浮いた分のタバコ代を貯金すると、約3年1カ月で100万円貯めることができます。貯金もできて、禁煙による健康効果も期待できるため、まさに一石二鳥といえるでしょう。
まとめ

上記では、「1年間で100万円を貯める方法」について説明してきました。1年間で貯金100万円を達成するためには、毎月いくら積み立てていく必要があるのかを考え、計画的に貯めていくことが大切です。ポイントを意識して、コツコツと貯蓄を続けていきましょう。
また、貯蓄を続けるためには、今後起こり得る結婚や出産といった人生の転機となるライフイベントも考慮に入れながら、長期的に無理なく続けられる貯蓄計画を立てる必要があります。「1年間で100万円」という目標設定が難しい人は、自分にとって無理のない期間や金額に設定しなおして、オリジナルの目標を立てると良いでしょう。
※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しております。
このテーマに関する気になるポイント!
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1年間で100万円を貯める方法は?
毎月の収入のうち約8万3,333円を貯金にまわせば、1年間で100万円を貯めることができます。毎月の貯金だけで100万円を貯めるのが難しい人は、ボーナスからも貯金にまわすことで毎月の貯金額を軽減しましょう。
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1年間で100万円を達成するためのポイントは?
「家計の現状を把握して支出を抑える」「固定費の見直しをする」「先取り貯蓄をする」「資産運用でお金を増やす」などのポイントがあります。
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貯金計画は無理なく、が大事ね!