楽天銀行口座の開設方法や手数料をわかりやすく解説。利用するほどお得になる理由とは?
学生が口座開設するのに必要なものは?開設方法や口座選びのポイントも解説
学生でも、銀行などの金融機関に口座開設することは可能です。特に、アルバイト代の受け取りや一人暮らしをしている人の場合、銀行などの金融機関の口座開設を考える学生の方は多いでしょう。また、将来に向けて学生のうちから預貯金を始めたいという方もいるかもしれません。
しかし、口座開設に必要なものや申し込みの方法がわからないという人もいるでしょう。
ここでは、学生が口座開設する際に必要な書類や具体的な開設方法、口座選びのポイントなどを詳しく解説します。
- 学生でも金融機関に口座開設は可能!
- 学生が口座開設するときに必要なもの
- 口座の開設方法
- 【学生向け】 銀行口座の活用方法
- 【学生向け】学生が口座開設する銀行を選ぶポイント
- 必要なものを用意して口座開設を申し込もう
学生でも金融機関に口座開設は可能!
銀行などの金融機関の口座開設は学生でも可能で、中には 0歳から口座開設できるも多く存在します。
0~14歳(12歳のところもあります)までは親権者が申し込むのが原則です。しかし、15歳以上は本人が申し込み手続きを行えますが、親の同意が必要です。
本人のみで手続きが可能かどうかは申し込み前に確認しましょう。
学生が口座開設するときに必要なもの
学生が銀行などの金融機関に口座開設をするときには、基本的に印鑑と本人確認書類が必要です。以下に詳しく解説します。
印鑑
銀行などの金融機関の窓口で口座開設する際には、印鑑が必要です。印鑑には、厳密な規定はありませんが、次のように使用できないものもあります。
変形しやすい素材の印鑑
スタンプ式のゴム印など、劣化しやすく変形するものは利用できません。形状が変化するため印鑑照合ができなくなるためです。ただし、金融機関により取り扱いが異なる場合もあるため、詳細は各窓口に確認してください。
キャラクターなどの印鑑
キャラクターなどの印鑑は広く流通しており、多数の人が持っているものです。そのため、口座名義人を特定する目的を果たせず、印鑑照合をする意味がないため適切とはいえません。
なお、ネット銀行の中には、届出印が不要なところもあります。
本人確認書類
銀行などの金融機関の口座開設時に必要な本人確認書類は、金融機関により異なります。一般的に顔写真付きの書類の場合は1点で可能ですが、顔写真のない書類は2点の提出を求められることが多いです。
ここでは例として、楽天銀行の口座開設時に必要な書類を紹介します。
顔写真付きの書類・いずれか1つで可
書類名 | 備考 |
マイナンバーカード(顔写真付き) |
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運転免許証または運転経歴証明書 |
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住民基本台帳カード(顔写真付き) |
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上記のほかにも、在留カード・特別永住者証明書、官公庁から発行された書類で顔写真のあるものなども利用可能です。 また、本人確認書類は有効期限が切れていないものを用意しましょう。
顔写真なしの書類・以下のうち2つ
書類名 | 備考 |
カード型健康保険証、後期高齢者医療被保険証 |
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パスポート ※日本国政府発行のパスポートに限る |
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年金手帳・福祉手帳(身体障害者手帳など) |
※ 母子健康手帳の場合は、母とその子供に限る |
公共料金や国税・地方税の領収書 |
※ 領収書は、領収印がある等、領収した事実が確認できるものを使用すること |
上記のほかにも、印鑑登録証明書、住民票写しの原本、戸籍の附票の写しなども利用可能です。
具体的に必要な書類は、口座開設を希望する金融機関の公式サイトなどで確認してください。
学生証は本人確認書類として利用できる?
学生にとっては「学生証」が身分証明書になることも多いため、金融機関の口座開設時にも本人確認書類として利用できると考える方もいるでしょう。
しかし、原則として学生証は一定の条件を満たしたものしか本人確認書類として認められていません。
一般的に、学生証が本人確認書類として利用できるのは以下の条件を満たした場合です。
大学生の場合
- 文部科学省以外の省庁が所管する国立学校(防衛大学校等)の学生証(※)である
- 現在の氏名・住所・生年月日の記載がある
- 有効期限内のものである
※国立大学、公立大学、私立大学などの学生証は不可
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口座の開設方法
銀行などの金融機関の口座開設は、主に窓口やWebサイト、アプリから申し込む方法があります。しかし、金融機関によってはWebサイトやアプリに対応していないところもあるため、事前に確認が必要です。
それぞれの口座開設方法の詳しい手続きを確認していきましょう。
窓口
銀行などの金融機関の窓口で口座開設をする場合は、必要書類や印鑑を持参して店頭に出向いてください。
必要書類は金融機関により異なるものもあるので、事前に公式サイトや直接窓口に問い合わせて確認しておくことをおすすめします。
窓口に「口座開設申込書」が置かれているため(ない場合は窓口で伝えれば受け取ることができます)、必要事項を記入のうえ提出します。
なお、銀行などの金融機関の窓口の営業時間は原則として平日の9:00~15:00のため、時間内に手続きを行うようにご注意ください。
公式サイト
公式サイトから口座開設ができる金融機関もあります。
ただし、申し込みに条件が設けられていることがあるため、条件を満たしていない場合は店頭窓口やアプリから申し込む必要があります。
例えば、急ぎで口座開設をしたい方や紙の通帳の発行を希望する方などは公式サイトからの申し込みができない場合があります。
申し込み手続きの手順は金融機関により異なりますが、一般的に以下のような流れです。
- 口座開設申込画面で名前や住所などを入力する
- 本人確認書類を提出する(公式サイトやアプリ経由、郵送など)
- 口座開設完了のお知らせを受ける
- 公式サイトで初期設定をする
アプリ
金融機関の専用アプリをダウンロードして口座開設する方法です。
利用するには、15歳以上などの年齢制限があることや、その金融機関の口座を持っていないなどの一定の条件を満たす必要があります(条件は金融機関により異なります)。
アプリから申し込む場合は、インターネット通帳になるため紙の通帳は発行されないのが一般的です。また、印鑑が不要なことも多いです。
なお、楽天銀行の場合、口座開設の申し込みは公式サイトから行い、その後本人確認書類を提出するタイミングでアプリをダウンロードします。アプリを通じて本人確認書類を提出します(郵送での本人確認書類の提出にも対応しています)。
【学生向け】 銀行口座の活用方法
学生が銀行などの金融機関の口座開設が必要になるケースや、口座開設をすると便利になるシーンを解説します。
仕送りや奨学金などの受取口座にする
一人暮らしをする学生の中には、親から仕送りをもらう人もいるでしょう。仕送りを受け取るには、口座開設しておき毎月決まった日に振込んでもらうのが便利です。
また、奨学金を受け取る場合も口座が必要です。ただし、奨学金の振込みを取り扱える銀行はあらかじめ決められています。奨学金の振込みにも利用する場合は、対応しているか事前に確認しましょう。
奨学金の振込みに対応している主な金融機関
奨学金の振込みができる金融機関 | 奨学金の振込みができない金融機関額 |
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アルバイト代の振込先にする
学生は、学費や生活費・お小遣いなどを稼ぐためにアルバイトをする方が多いです。アルバイトの給与は口座振込が一般的であるため、銀行などの金融機関の口座開設をする必要があります。
なお、労働基準法により、給与は直接本人に支払うことが定められています。よって、「保護者の口座に入金してもらう」といった対応はできず、 本人名義の口座が必要です。
公共料金やクレジットカードなどの支払いをする
電気代や水道代などの公共料金は、毎月コンビニエンスストアなどで支払うこともできますが、口座から振替にすると支払い忘れを防げて便利です。
また、習い事をしている場合の月謝の支払いやそのほかの自動引落し、カード決済など、引き落とし口座が必要になるシーンは多く存在します。
預貯金のため
学生になると、海外留学費用や車の購入費用、サークルの活動費用など、まとまった金額が必要になることもあります。1度に高額な費用を用意するのは難しいため、預貯金を始める方もいるでしょう。
アルバイトや仕送りから一定金額を積み立てておくと、計画的に預貯金を増やせます。現金を自分で管理すると、つい使ってしまったり紛失したりすることもありますが、口座で管理すると浪費や紛失のリスクを減らせます。
【学生向け】学生が口座開設する銀行を選ぶポイント
学生が銀行などの金融機関の口座開設をするときにはポイントがあります。使いやすさやお得さなどを比較して、自分にとって利便性の高いものを選びましょう。
口座開設先を選ぶのには、主に次の3つのポイントがあります。
- 自宅や学校の近くにATMや窓口がある
- 入出金時や振込時などの手数料が安い
- インターネットやアプリで管理できる
自宅や学校の近くにATMがあれば、通学やアルバイトの行き帰りに利用できるため、わざわざ出向く必要がありません。
また、ATMで入出金をする際には手数料がかかるのが一般的ですが、金融機関によっては利用頻度や残高に応じて手数料の減免措置があります。手数料軽減サービスのある金融機関を選ぶと余計なコストをカットできるでしょう。
最近は、インターネットやアプリで預金を管理できる金融機関が増えていますが、中には非対応のものもあります。インターネットやアプリで預金管理をしたい人は、対応しているところを選ぶようにしましょう。
必要なものを用意して口座開設を申し込もう
学生でも、一般的に15歳以上になれば自分で口座開設することが可能です。申し込み時には、印鑑や本人確認書類のほか、親権者の同意が必要になります。あらかじめ公式サイトなどで提出可能な書類を確認してください。
銀行などの金融機関を選ぶ際には、ATM・店舗の場所や手数料、インターネットやアプリでの管理の有無などを比較し、使いやすいところを選びましょう。
このテーマに関する気になるポイント!
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学生でも銀行などの金融機関に口座開設できる?
はい、できます。一般的に、15歳以上の人は保護者の同意がなくても本人が直接申し込めます。
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銀行などの金融機関の口座開設に必要なものは?
口座開設先により異なりますが、主に印鑑と本人確認書類が必要です。
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学生証は銀行などの金融機関で本人確認書類になる?
原則として、一部を除く学生証は本人確認書類として認められていません。
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銀行などの金融機関の口座開設方法には何がある?
窓口に出向くほか、公式サイトやアプリからも申し込めます。
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金融機関の口座開設時で選ぶポイントは?
ATMや店舗が近くにあるか、手数料、インターネットやアプリで管理可能かどうかなどがポイントになるでしょう。
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