日本では本格的な冬到来とのことですが、1年中あたたかいハワイでは、やっぱり冷たいスイーツが食べたくなりますよね。世界中から人々が集まり、多国籍なカルチャーも魅力のハワイでは、南国のトロピカルな風土と融合した日本や台湾、ブラジル発のひんやりスイーツが高い人気を誇っています。トレンドに敏感なローカルたちからの支持が厚いのもポイント。ぜひチェックしてみてくださいね。
日本でも行列ができる人気店として知られる台湾発祥のかき氷店が、2019年2月、ついにハワイに進出しました。独自製法で作られるかき氷をはじめ、ハワイ限定のモンスターアイスキャンディーなど注目メニューが盛りだくさん。クヒオ通り沿いのハイアット・セントリック・ワイキキビーチ1階、スターバックスの隣にあり、ポップでキュートな店内でのイートインのほか、テイクアウトも可能です。
ICE MONSTERといえば口の中でとろけるフワフワかき氷。削った氷の上からシロップをかけるのではなく、シロップ氷を削って作るので、ふんわりなめらかな独特の食感が楽しめます。2019年6月からはハワイ店限定の「パイナップルかき氷($15.00)」仲間入り。ジューシーで甘酸っぱいハワイ島地産のパイナップルに、濃厚でなめらかなパンナコッタがよく合います。
台湾で最初に生み出された人気No.1のマンゴーをはじめ、タピオカミルクティー、ストロベリー、パパイヤ、コーヒー、抹茶と、フレーバーはパイナップルを含め全7種類。こちらもハワイ限定で京都産の1751年創業「カネ七畠山製茶」の茶葉を使った「抹茶ミルクかき氷($12.00~)」はミルク入りで優しい甘み。オリジナルの黒ごまジェラートが添えられています。
フワフワかき氷に加えて台湾スイーツの代表格、タピオカドリンクも用意。ハワイでは「ボバティー」と呼ばれており、王道のボバミルクティー($4.95)のほか、かき氷と同様に京都産茶葉を使った「ボバ抹茶ミルク($5.95)」も人気です。本場・台湾発祥店ならではのヘルシーで本格的な味わいを、ハワイで楽しんでみてくださいね。
※2019年12月26日時点での情報となります。
アサイの原産地・ブラジル出身のオーナーが営むアサイボウル店です。もともとフードトラックでの営業でしたが、本場のアサイボウルが食べられると話題になり、またたく間に人気店に。アラモアナ寄りのワイキキ西端にあるディスカバリーベイ・コンドミニアムの地下1階に、常設店としてオープンしました。
原産地出身のオーナーのお店だけに、ベーシックな本格派ブラジリアンスタイルのアサイボウルが食べられます。アサイは母国のアマゾンから直接買い付けた、ワイアナ・アパライ・アサイを使用。同じくアマゾン原産の植物・ガラナの実を使用したブラジルの国民的ドリンク・ガラナと混ぜる本来のアサイボウルのレシピで作られ、濃厚な味わいで栄養もたっぷりです。
オーダーする際は、ベース、サイズ、トッピングなどを選んで、自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいですね。ベースは、トロピカルトライブボウル(スモール$7.00、レギュラー$8.30、ラージ$10.25)と、ハワイアンボウル(スモール$6.75、レギュラー$8.10、ラージ$10.00)の2種類からサイズとともにチョイス。トッピングは、追加料金なしのバナナやグラノーラから、追加料金が必要なベリーやチアシードまで、幅広く揃います。ワイキキ中心部やホテル内のアサイボウル店よりお手頃価格なので、様々なトッピングを試してみたくなるのがうれしいところですね。
アサイボウル以外にも、ブラジル人の定番パンとしてポン・デ・ケージョ、フレッシュなトロピカルフルーツを使ったスムージー($5.75~)もおすすめ!ベストセラーのトロピカルアサイスムージー、ストロベリーやマンゴー、パイナップルなどが入ったローカルの子どもたちにも大人気のトロピカルツイスターなど種類も多彩です。中心部から少し離れていますが、朝、散歩がてら立ち寄ってみるのもおすすめですよ。
※2019年12月26日時点での情報となります。
日本緑茶発祥の地として知られる京都・宇治田原で創業し、160年を超える歴史を誇る老舗「播磨園」で有機栽培された、最高級抹茶を使用した抹茶スイーツが味わえます。2016年のオープン以降、ひんやり冷たいジャパニーズスイーツがロコや欧米観光客にも大ヒット。現在はアメリカのメインランドやカナダなど、15店舗以上の規模に拡大しています。
香り高い宇治抹茶の味わいがダイレクトに感じられる一番手が、抹茶を使ったシェイブアイス。日本人にはおなじみの宇治金時($5.20)は、シャリシャリのかき氷に添えられるあんこや白玉も自家製。さらに抹茶ソフトクリームがトッピングされた抹茶氷($7.80)もおすすめです。
上品なグリーンの色合いも美しい抹茶ソフト・アイスクリーム($5.50)は、ワッフルコーンとの相性もよくローカルキッズに大人気。抹茶とバニラのミックスや、バニラのみもあります。ロコの投票で決まるグルメアワード「ベストオブホノルル賞」の受賞歴もあるこちらのソフトクリーム。濃厚な味わいをシンプルに楽しむなら、まずオーダーしたいメニューです。
よくばり派にはソフトクリームに加え白玉、スポンジケーキ、あずきなど、トッピング盛りだくさんのスペシャルパフェがおすすめ。舞妓スペシャル抹茶(M $7.80、L $9.20)が一番人気で、ソフトクリームをミックスやバニラに変更することもできます。ほかにも、ベーシックな抹茶ティーや抹茶ラテ、ほうじ茶を使ったメニューも充実。ハワイで日本を味わってみるのはいかがでしょうか。
※2019年12月26日時点での情報となります。
数ある冷たいスイーツの中でも、今回の3軒は特に注目を集めているお店ばかり。旅行中に食べたいグルメがたくさんあっても、スイーツは別腹の方も多いですよね。観光やショッピングの合間の休憩がてら、ぜひ味わってみてください!