暗号通貨
家賃の目安を考える|手取り収入の何割が妥当?自分に合った家賃を探る考え方を紹介
世帯人数別の家賃の考え方について
ここからは、一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯のそれぞれについて、家賃を考える際に気を付けたいポイントをご紹介します。
一人暮らしの家賃目安
一人暮らしの場合は自分1人が生活するだけのお金のやりくりを考えれば良いので、シミュレーションが比較的簡単です。
特別な希望が無ければ、部屋の広さもそこまで大きくする必要はなく、ワンルームや1K、1DKといった間取りがあれば十分でしょう。単身者限定の賃貸物件もあります。
地域にもよりますが、一人暮らし向けの部屋であれば、大阪市24区の相場を例に、多くは5万円~10万円あたりの金額で探すことができます。築年数が古い物件や、駅から遠い、地方であるなどの条件が重なれば5万円台以下で借りられる部屋も少なくないでしょう。
また、一人暮らしだと初めて親元を離れて暮らす学生や新社会人の方も多いかと思います。慣れない一人暮らしを少しでも不安なく過ごすためには、街の雰囲気や防犯には特に気を配りたいところです。
物件の防犯設備はもちろん、できれば夜でも人通りがあって明るいエリアを選ぶのがおすすめです。その分家賃は少し高くなる傾向はありますが、お金で買える安心は無理のない範囲で得ておくと安心して生活を送ることができます。
二人暮らしの家賃目安
二人暮らしの場合は、一緒に生活する人数が増える分、必要な部屋の広さも増えます。具体的には、1LDK、2DK、2LDKといった間取りが妥当な選択肢になってくるでしょう。少なくとも部屋の数は2つ以上確保したいところです。
これらの間取りの場合は、一人暮らし向けの賃貸よりも家賃相場は高くなります。大阪市24区の相場を例に、一般的には7万円~12万円あたりの金額が必要になってくるでしょう。
ただし、二人暮らしの場合は一人暮らしよりもコストパフォーマンスが向上しやすいという特徴があります。食費や水道光熱費といった生活費は、人数が2倍になったからといって単純に2倍になるわけではないからです。
一方で、2人とも働いている場合、収入は二人分になりますので稼ぐ馬力は向上します。結果的に家賃が少々高くなっても、一人暮らしの時よりも家計のやりくりは楽に感じられるかもしれません。
注意すべき点は、比較的間取りが小さい物件は単身者限定で、二人暮らしでは借りられない物件が多いということです。
少しでも家賃を抑えたい場合は1Kや1LDKといった間取りも候補にあがるかと思いますが、この場合は必ず2人以上の入居が可能かどうか不動産屋に確認を取りましょう。単身者限定マンションに2人以上が同居しているのがわかった場合、契約違反とみなされ違約金の支払いや部屋の退去を命じられてしまう可能性もあります。
ファミリー世帯の家賃目安
ファミリーで住む場合は、子供の人数や年齢によって必要な部屋の広さや数が変わります。
まだ赤ちゃんが1人いるだけの夫婦の場合は、二人暮らしの時とほぼ変わらない間取りでもそれほどストレスはないかもしれません。
しかし、例えば小学生の子供が2人の合計4人暮らしとなると、最低でも2LDK以上の間取りがなければ手狭に感じてしまうでしょう。そうなると、家賃相場は10万円~15万円前後にまでアップします。
駅近や築年数が浅いといった人気の物件にこだわらなければ、ファミリー向けでも10万円以下で借りられる物件は存在します。車を所有していて電車の利便性を問わない場合は考慮しても良いかもしれません。
また、子供がいるファミリー世帯の場合は、子供の養育のためにかかる費用を必ず確保しておかなくてはいけません。
学費や学校行事に関わる費用のほかにも、車の所有・買い換えをしたり、生命保険や医療保険の加入・見直しをしたりと、さまざまな費用が一気に膨らみやすいのも特徴です。
油断しているとすぐに貯金が目減りしてしまいますので、コンスタントに貯金を続けていける収支のバランスを考えて家賃を見積もりましょう。
クレジットカードで家賃支払いができる物件が増加中!
近年は、家賃の支払いをクレジットカードでできる賃貸物件が増えています。
家賃の支払いは銀行預金の口座振替が主流です。しかし近年のキャッシュレス化の波も後押しし、家賃のカード払いは徐々に普及してきています。
現状すべての賃貸物件がカード払いに対応しているわけではありませんが、対応している場合は毎月の家賃の支払いでクレジットカードのポイントを貯められるようになるので非常にお得です。
このテーマに関する気になるポイント!
-
家賃は収入の何割が目安?
「3割程度が適正」という説が広く知られていますが、地域やライフスタイルによって差があるのであくまで目安のひとつと考えましょう。
-
家賃の金額はどうやって考えればいい?
固定費、変動する生活費、娯楽費などの合計から逆算して考えるのがおすすめです。
-
一人暮らしの物件選びのポイントは?
ワンルームや1Kなどの間取りが手頃でおすすめです。万が一の事態に備えて防犯にも気を配りましょう。
-
二人暮らしやファミリーでの物件選びのポイントは?
同居人数や子供の年齢によって必要な広さは変わりますが、2LDK以上の広さを確保すればゆとりを持って過ごせるでしょう。
|
|
※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。
- 1
- 2