お金を増やす方法でしていいことといけないこと。資産形成のポイントをまとめて解説!

リリース日:2021/05/20 更新日:2024/07/25

老後2,000万円問題が取り沙汰され、若年層にも資産形成の意識が広がりつつあります。今回は、お金を作るためにできることをご紹介し、特に重要な資産の利回りを上げるための投資について、その種類や注意点をご紹介します。

  1. お金を増やす3つの方法
  2. お金を増やす方程式
  3. お金を増やす方法
  4. お金を増やす時にしてはいけないこと

お金を増やす3つの方法

お金を増やす3つの方法

将来のことや自分が自由に使えるお金について考えた時、「お金を増やしたい!」と誰もが思うことでしょう。お金を増やすにはお金を増やす具体的な方法を知るとともに、その方法を習慣化することを意識しましょう。

 

お金を増やす方法は単純で、大きく分けて以下の3つしかありません。

 

・収入を増やす
・支出を減らす
・資産の運用利回りを上げる

 

当たり前のことと思われるかもしれませんが、これはとても大切なことですので、しっかり意識しておきましょう。

 

・収入を増やす
会社員であれば給与が毎月振り込まれます。それに加えて、年に何回かのボーナスがあるでしょう。今は働き方が多様化しつつあるので、ほかにも副収入があるかもしれません。

 

会社の給与を大きく上げるのは、歩合制でもなければ難しいので、ほとんどのケースでは副収入の収入源を増やすことで収入全体を増やします。

 

・支出を減らす
次に支出ですが、受け取る収入に対して支出が多ければお金は貯まりづらく、支出が少なくなるほどお金は貯まりやすくなります。これも当たり前のことですが、お金を増やしたければ支出を減らすことを意識しましょう。

 

支出の削減には固定費の見直しが効果的です。家賃や住宅ローン、保険、携帯電話など、見直す対象はたくさんあります。支出の見直しは少し窮屈に感じる人もいますが、継続的に意識していけば、いずれ習慣となって苦ではなくなります。

 

・運用利回りを増やす
利回りの重要性は普段あまり意識されないかもしれませんが、利回りこそが大きな差を生み出す部分です。

 

利回りは、お金を利用してお金を生む仕組みの中で、どのくらいのお金(資産)に対してどのくらいのお金(収入)を生むかの指標です。利回りが大きいほど、資産に対して生み出す収入が大きいといえます。

お金を増やす方程式

お金を増やすうえで、非常に重要な考え方が利回りです。この考え方がないと、資産形成といっても、資産=収入-支出となってしまいます。会社員で収入を会社からの給与に頼る場合、資産を形成する方法が支出削減だけになってしまいます。

 

もちろん、出世をすれば昇給するので、それに伴い収入が増え、資産も増えることでしょう。しかし、会社の意向やライバルの出現など、自分ではコントロールできないこともあり、必ず出世、昇給できるという保証はどこにもないのです。

 

順調に資産を形成していくには、収入源を増やすことと合わせて、利回りを上げることが重要です。所有している資産から収入を得ることで、収入源を増やし、収入額を増やします

 

資産形成を考えるうえで、常に頭に入れておきたいのは、次のような式が成り立つことです。

 

資産形成=収入-支出+(資産×利回り)

 

利回りを上げる方法としては、投資が最も一般的です。逆に、利回りを下げてしまうのが借金。利息を支払わなければならないためです。借金をすること自体は、諸事情から避けられないとしても、なるべく金利の低い条件で借り、複数の業者から借りている場合はまとめるなど、支払いを少なく抑える工夫をしましょう。

お金を増やす方法

お金を増やす方法

利回りを上げる方法として考えられるのは投資です。代表的な投資方法をいくつか挙げてみましょう。

 

・株式投資
・投資信託
・FX
・不動産投資
・暗号資産 など

 

投資や資産運用というと、株式投資が最もポピュラーでしょう。しかし、銘柄の選定や売買方法など難しいことも多く、なかなか最初の一歩が踏み出せないということがあるようです。

 

投資信託も株式投資と同じように、二の足を踏む人が多いかもしれません。そのような場合は、まずNISAやiDeCoを検討することをおすすめします。NISAとiDeCoは、金融庁や厚労省が奨励する投資方法です。NISAは範囲内での投資損益が非課税になるのが特長。iDeCoは個人型確定拠出年金のことで、老後の年金に上乗せて受け取れる資産を長期間、積み立てによって運用していく制度です。いずれも運用する商品は自分で選びます。

 

どちらも税制上の優遇措置があるので、節税にもなります。それぞれの制度については、楽天証券の公式サイトにNISAiDeCoの特設ページがあり、初心者にもわかりやすく解説されていますので、そちらを覗いてみてください。

 

投資信託に慣れてきたら、次第に株式への投資にシフトしてみましょう。投資信託では期待できない利回りを実現できる可能性があります。

楽天証券はNISA口座数第1位

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※NISA口座数 楽天証券第1位:日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況」および各社公表資料等より算出(2024年3月末時点)

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お金を増やす時にしてはいけないこと

お金を増やす時にしてはいけないこと

利回りを上げる方法として投資をご紹介しましたが、投資には常にリスクがあります。だからこそ、投資で最も重要なことは稼ぐ方法ではなく、リスク管理なのです。

 

無理な投資は控え、損失を最低限に抑えつつ、トータルでプラスとなる投資方法を学びましょう。仕事や私生活に支障をきたさずに投資を行うための基本は、長期・積立・分散です。まずは少額で、限定した投資対象を運用しながら、お金の動きや自分の心の動きを確認してください。

 

無理をせず、少しずつ投資し、徐々に利回りを上げて、順調に資産を増やしていきましょう。

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。なお、本コンテンツは、弊社が信頼する著者が作成したものですが、情報の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問等には一切お答えいたしかねます。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。




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Tsun
この記事を書いた人
ファイナンシャル・プランナー(2級FP技能士)
Tsun

※本著者は楽天カード株式会社の委託を受け、本コンテンツを作成しております。

現役の生命保険営業マン。FP2級資格を保有し、個人のライフプラン、マネープランから適切な保険の組み立てを提案しています。個人的にはFXでのデイトレードを得意とし、現在も積極的に運用中。

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