Interview

私が入社したころは、ちょうどキャッシュレスサービスの拡大が世の中的に加速するタイミングでした。業界のリーディングカンパニーのひとつである楽天カードだからこそ、刺激的でワクワクできる仕事ができるに違いない、それが入社を決めた一番の理由です。
学生時代からキャッシュレスサービスに関心を持ち、自分でもさまざまなWebサービスやアプリを利用してきました。また、海外旅行で実際に触れた海外のキャッシュレスカルチャーから日本のサービスを俯瞰してみたり、楽天カードと他社を比較したりなど、自分の顧客体験をベースに業界への理解を深めました。就職活動で強みとしたのは、固定概念にとらわれず、よりユーザーに近い価値観と自由な発想を持って物事を考えることができることです。その想いは仕事に取り組む大切なマインドとして今も意識しています。
もうひとつ、楽天カードを選んだ決め手になったのが、年次に関係なく、楽天カードには、挑戦できる文化があるということです。若手社員でもスピード感をもって成長できる環境があることは魅力的だと感じました。

編成部は、楽天カードのWebサイトやアプリなどの企画、制作、運用管理に携わる部署です。私が所属するプロモーションデザイングループでは、楽天カード内の広告の運用や、楽天グループの各種サービスとのクロスユース促進に取り組んでいます。私が担当しているのは、Webディレクターとしての役割です。お客様にとってわかりやすく役に立つWebサービスを提供することはもちろん、デザインやテクノロジーの力で楽天カードのビジネスの発展を加速させることがミッションと考えています。
楽天グループは、70以上のサービスを展開しており、クロスユースで新たなシナジーを生み出せることが強みのひとつだと考えています。その中で、クロスユースを促進するプロモーションとして、楽天モバイルや楽天銀行、楽天保険などほかのサービスを展開するグループ会社とも連携して行います。中には、編成部や企画部署はもちろん、グループ会社のメンバーとも一丸となり、目標達成を目指すプロジェクトもあります。クリエイティブの試行錯誤、最適な情報を最適なお客様に提供するターゲティングツールの活用など、さまざまなアイデアを盛り込み、実行しています。これらの施策がポジティブな結果につながったときはとても嬉しく、やりがいを感じる瞬間です。

Webディレクターは、顧客体験や実績について分析し、プロモーションの設計などを行いますが、戦略企画や営業などのビジネス部門とシステムの開発や運用を担当する部門の橋渡し的な役割も担っています。ビジネス部門とシステム開発部門にはそれぞれの業務背景があり、その背景を理解しながら調整を行い、形にしていくことは難しい面もありますが、新しい知識を得られる貴重な機会となっています。勉強にもなりますし、新しい仕組みなどを無事にリリースできると大きな達成感が得られます。
時には課題と手段が嚙み合わず、実現できないのではないかと思ってしまう場面も出てきます。そんな時、私が大切にしているのは、「GET THINGS DONE（信念不抜）」というマインドです。これは楽天グループ社員の価値観・行動指針となる「楽天主義」にある言葉で、できない理由ではなく、どうやったらできるかを考えようというものです。知見のある先輩社員や同僚に相談して実現への道筋を考え、優先順位を明確にしていく。そして立場の違うメンバー同士を「One Team」としてまとめていく。そのすべてが私自身の成長へとつながると実感しますし、何事も前向きにとらえて仕事を楽しむようにしています。

挑戦できる環境があるだけではなく、その挑戦をしっかりとサポートしてくれる体制が整っていることが心強いです。私は一般職で入社しましたが、将来のキャリアビジョンとして総合職に転換したいという想いを持つようになりました。その想いを上司に相談したり、日々の業務に精力的に励んだ結果、入社3年目の時に総合職への転換に挑戦することができました。楽天カードで社会人生活のスタートを切り、経験を重ねていることが充実した毎日を作ってくれていると実感しています。
部署を問わず、「おもてなしマインド」がある文化も楽天カードの魅力です。思いやりのある人ばかりで、互いに支え合うことが当たり前という意識が根付いています。例えば、育児と仕事の両立という面から見ても、育児休業の後に同じ業務に戻る方がいたり、男女問わず育児休業を取得することに対して、上司や部内メンバーの理解がある優しさにあふれた職場です。社員のコミュニケーションは活発で、風通しが良いところも気に入っています。